こんにちは、みみたまボーイです。
台湾やアメリカで海外駐在をする事、はや10年。
アメリカ駐在も、いつの間にか4年になり、つい先日も、新たに2名の駐在員を迎え入れました。
自分が赴任した時を思い出し、彼らに現地で買うべき家具や生活必需品のアドバイスをしているところです。
「あぁ、これ俺も買ったわ~」
「そういえば、これも必要だった!」
そんな話をしていたら、「現地で買うべきモノの一覧があった方がいいよね」という事で、新人駐在員の生活立ち上げを通じて、現地で買うべきモノの一覧を作ってみました。
アレも必要、コレも必要と思い付きで買うより、リストにまとまってる方が楽ですよね。
これからアメリカでの駐在生活を始めるあなたの参考になれば嬉しいです。
では、いってみましょう。
アメリカの家(賃貸)についている家具
渡米直後に現地で買うものを決めるに当たって、まずはアメリカの家(賃貸)に付いている家具を把握しておく必要があります。
もちろん、賃貸する物件によって備え付け家具は異なりますが、一般的なアメリカの家に付いている家具は以下の通り。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 乾燥機
- 食洗器
- 電子レンジ
- オーブン
この6つの家具は、ほぼ間違いなく付いていると考えて良いでしょう。
一方、テーブルや椅子は付いていない場合が多く、自己調達する必要があり。
海外赴任だと会社の費用でテーブルや椅子を日本から持ってくる手もありますが、サイズが大きいので、やや微妙。
他に日本から持ってくるべき必需品との兼ね合いで、引っ越し容量に余裕があれば持ってくる感じでしょうか。
私の場合、数年間の海外赴任期間だけ使うと割り切り、テーブルや椅子は現地で購入しました。
と、言いつつ、海外生活、はや10年(笑)
渡米直後にアメリカで買うべき家具や生活必需品10選
それでは、新人駐在員との議論の末に辿り着いた、赴任直後に現地アメリカで買うべきもの10選をお伝えします。
- 家(賃貸)
- 車、チャイルドシート
- 保険(家、車)
- 寝具(ベット、布団類)
- 携帯電話
- インターネット
- ダイニングテーブル、椅子
- 仕事用デスク、椅子
- テレビ、テレビ台
- 棚、靴置き
家(賃貸)
買うと言うか、借りるわけですが、まずは家の契約をしましょう。
家具を買うにも、入れるべき家が決まらないと始まりません。
どんな家があるの?
アメリカで家を借りるとなると候補は「一軒家」、「タウンハウス」、「アパートメント」の3つ。
それぞれ良し悪しありますが、私のガイドラインは以下の通り。
- 子連れ:一軒家
- 夫婦2人:タウンハウス
- 単身赴任:アパートメント
特に、子連れの場合、近所との騒音トラブルを考えると、私としては一軒家以外の選択肢はありません。
マジで苦情が来るよ!
↓アメリカの家選びの詳細はこちら↓
車
アメリカでは車無しでは生活できません。
ちょっと買い物にいくのも3マイル(=5キロ)離れてたりしますし、車無しで会社に行く事も不可能でしょう。
そんなわけで、アメリカ生活最初の大きな買い物は「車」で間違いありません。
絶対必要!
車の購入は「新車」、「中古車」、「リース」の3択ですが、「リース」は駐在期間が明確に決まってないと色々と面倒なので、「新車」、「中古車」を選ぶ人が殆ど。
私の肌感覚では、7割の人が「中古車」で、2.5割が「新車」、残りが「リース」。
ただ、中古でも20,000ドル(250~300万円)ほどするので、赴任初期にイキナリ大金が飛んでいき、結構痛い。
私、これのせいで、初めての海外給与が振り込まれる直前は、銀行に600ドルしか残っていませんでした(笑)。
ギリギリじゃねーか
↓車選びの詳細はこちら↓
あと、小さな子供がいる人は、アメリカでもチャイルドシートは必要なので、買い忘れにご注意ください。
英語で言うと「Booster seat」。
保険(家、車)
家の契約、車の購入と同じタイミングで必要となるものの、赴任する人の殆どが計算に入れてないのが、「保険」。
家、車、それぞれに保険が必要となります。
保険が高いんだよなぁ
家と車の保険は、まとめてアンブレラ保険にしてしまうのが、一般的。
アンブレラ保険って何?
アンブレラ保険は、家だけ、車だけといった単独契約より、家+車の合わせ技で保険にすることで、保証される限度額が上積みされる仕組み。
家と車の保険を頼めば、基本的に保険会社もアンブレラ保険を薦めてくるので「アンブレラ保険で!」と言えば、すんなり進んでいくはずです。
保険会社はたくさんありますが、大手の「State farm」や「Geico」にしておけばいいと思います。
ネットで申込をして、翌日からすぐに保険適用できるし、値段も安い。
私、最初は、前任者が使っていた日本語でやり取りのできる代理店を経由して保険契約をしていました。
しかし、後から分かったのですが、State FarmやGeicoと比較すると年間の保険料金が1.5倍くらいでしたね。
それでも事故対応が全部日本語でできるなら良いのですが、実際に事故ったところ…
対応は全部英語だった(笑)
意味ないやん
ムカついたので、事故後に、最大手の「State Farm」に切り替え、年間1,000ドルほど保険料が安くなりました。
そんなわけで、最初から現地の大手保険会社で契約しておくのが、保険料も抑制できてお得。
↓保険に関する記事はこちら↓
寝具(ベッド、布団)
アメリカ生活をスタートする上で、何よりもまず手に入れなければいけないのは「寝具」。
家の契約が終わって入居しても、ベッドも布団もありませんからね。
私なんて、入居してからベッドが届くまで数日は床で寝ていました(笑)。
そんなわけで、私のお薦めは、家の入居日から1週間後くらいホテル滞在を続ける事です。
1週間あれば、アマゾンで買った寝具が届くので、私のように床で寝る悲劇は避けれます。
とはいえ、悩ましいのは、どうせ数年しかいないと思うと、高級ベットを買うのも気が引けます。
そんなわけで、ウチはパイプベッドにしました。
私の周りに一人だけ寝袋で過ごしている単身赴任の駐在員がいるのですが、そこまで頑張らなくてもいいと思います(笑)。
ベッドを買ったら、枕、布団、シーツ類も必要。
ウチの場合、ベッドは簡易にした代わりに、マットレスなどはしっかりしたものを買いました。
睡眠、大事だからね
毎日、6時間以上を過ごす場所なので、ここはケチって安いモノを買うと後々健康に響くかなと。
しっかり休みたい
携帯電話
駐在員本人は会社から携帯電話が支給されるでしょうが、家族(妻)は現地で携帯電話を調達した方が良いです。
もちろん、日本でもアメリカで使える携帯電話の契約は可能ですが、私の妻が実際に使った経験から、現地契約の方が「繋がりやすさ」、及び「月額料金」の面で圧倒的勝利。
現地で契約なんて難しそう…
誰でもできる
現地契約と言っても、ネットで全て完結しますし、何ならeSIM対応で即日開通も可能なので、契約に大きなハードルはありません。
現地のSIMは、多くの日本人駐在員が使用していて信用が高いTello Mobileがおすすめ。
Tello Mobileはアメリカの格安SIMですが、アメリカ3大キャリアのひとつT-mobileのネットワークを使用しているので通信の不安はありません。
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インターネット
駐在員ともなると、幸か不幸か、勤務時間があってないようなものになります。
時差の関係で深夜に日本とオンライン会議という事も多々ありますし、逆に日中は割と自由に過ごせたり。
良くも悪くもフレキシブル
そんなわけで、家で仕事をする事も多い。
というか、毎日だけど
つまり、安定したネット回線が必要です。
と言っても、赴任初期は、どの会社とインターネット契約を結べばいいかもわからないでしょうから、大手2社を書いておきます。
- 最大手:Comcast(Xfinity)
- 2位:Charter(Time Warner/Spectrum)
もし、あなたの近くに最大手のComcast(Xfinity)があれば、Xfinityで契約してしまうのがいいと思います。
なんだかんだで大手が安心
ダイニングテーブル、椅子
ダイニングテーブルと椅子も、すぐに現地で調達しないといけないアイテム。
うちはダイニングテーブルと椅子を日本から持っていくべきか、最後まで迷いましたが、引っ越し容量の問題で最終的には諦めました。
デカすぎた
ダイニングテーブルと椅子さえあれば、最悪そこで仕事もできるので、まずはダイニングテーブル&椅子を買いましょう。
ただ、現地調達するとなると、駐在期間だけ使うものでしょうから、個人的には、それほど高級品は不要かと思います。
Dinning table and Chairsのセットで、割とリーズナブル価格で買えるので、一度アマゾンなどでチェックしてみてください。
仕事用デスク、椅子
仕事用デスクと椅子は、遅かれ早かれ必要。
悲しい事に、駐在員は家で仕事をしてしまいますし、「自宅が職場」のような人も多いのではないでしょうか。
そんなわけで、自分が快適に仕事ができる環境を整えてください。
私も渋々買いましたが、やけくそで…
良いやつ買ってやったぜ(笑)
あ、照明類の買い忘れには、ご注意ください。
テレビ、テレビ台
私は個人的にはテレビは殆ど見ないのですが、家族にとっては必要です。
と、言っても、妻が日本のPrime VideoやYoutubeを見てるか、子供がゲームをしてるかのどっちかですが(笑)。
VPNを利用する事で、アメリカでも日本の動画サービスを利用できるようになり、本当にいい時代になったなと思いますね。
私が初めて海外赴任した10年前なんて、日本のテレビを見るなんて夢のまた夢でしたが…
技術の進歩に感謝!
そんなわけで、おそらくあなたの家族にとってもテレビは必要でしょう(笑)。
日本のドラマや動画サービスを見たければ、VPN契約もお忘れなく。
大河ドラマとか普通に見れる
これで、家の中は、ほぼ日本。
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↓詳しくはこの記事を参照↓
棚、靴置き
最後は収納用の棚ですね。
ウチはあまり棚は買いたくなかったので、しっかりした棚は子供用のおもちゃ棚として2個買っただけで、あとは収納ボックスで済ませています。
棚で、一番使っているのは「靴置き」ですね。
アメリカ人って、家で靴を脱がない人も多いので、家にも基本的に下駄箱がありません。
な、なんだと⁉
とはいえ、日本人は、絶対に室内で靴は脱ぐので、玄関に靴置き場は必要。
玄関前には靴を脱ぐためのマットも必須。
おまけ:電動工具が大活躍
机や棚などを買うと、当然、自分で組み立てる事になるのですが…
めっちゃシンドイ
全部のネジを手で絞めてると、マジで握力無くなりますよ…
そんな時、電動工具が大活躍。
私は、最初、手でネジを締めてましたが、途中で嫌になって会社から電動工具を借りて家具を組み立てました(笑)。
一回使ってみると、長い人生を考えれば、自分で買っておいてもいいかなと思います。
いざという時に備えて買っておいた方が良いもの
アメリカ生活をする中で、ほぼ間違いなく発生するトラブルがあります。
- アリ大量発生
- トイレ・排水溝の詰まり
- タイヤの空気圧低下
これらトラブルは、いきなり発生する事は無いのですが、発生した時にすぐに解決できないと相当不便。
そんなわけで、アメリカ生活立ち上げの段階で、それぞれのトラブルに対応するものを買っておいた方が良いです。
アリ大量発生
アメリカ生活で最も悩まされる害虫は、間違いなく「アリ」。
アリが大量発生するタイミングはランダム。
しかし、発生したら少しでも甘いものがあれば気持ち悪いくらいの量のアリが現れます。
飲みかけのコーラにキャップをしてテーブルに置いておいたら、キャップの周りがアリだらけ。
マジで気持ち悪い
そんなアリをやっつけるために、アメリカ版アリの巣コロリ「Terro」が大活躍。
一回使えばアリを全滅させ、数カ月は安心な日々を送れます。
家の周りにアリスプレーを撒いておくと、より安心。
トイレ・排水溝の詰まり
しょっちゅう起きるのが、排水溝の詰まりですね。
シャワー室の排水溝が髪の毛や垢で詰まりまくります。
これはもう避けられない
しかも、発生するのは、だいたい夜という、たちの悪さ。
シャワー浴びてる最中に気付く
パイプに詰まった髪の毛を溶かしてくれる「Drano」があれば即解決ですが、手元に無いと翌日まで詰まりっぱなし。
ゲンナリする
そんなわけで、パイプ詰まり解消用の「Drano」は常備しておきましょう。
また、トイレ詰まりを解消してくれる伝説の武器「すっぽん」もついでに買っておいてください。
タイヤの空気入れ
車のタイヤの空気圧も、割と頻繁に低くなってアラームが出ます。
ガソリンスタンドに行けば一回1~2ドルで空気は入れれるのですが…
いちいち面倒!
そんなわけで、家でも車の空気圧を入れれるツールを買っておくと便利です。
なんと、これ1つ持っておけば、車、自転車のどっちの空気も入れれる優れもの。
めっちゃ便利
まとめ
今回は、渡米直後にアメリカ生活立ち上げのために購入すべきものを、まとめてみました。
一生住むわけでは無いので、どれくらいガッツリ買いそろえるべきか悩みどころですが、数年は住むことを考えると、あまり節約に走って不便になるのもどうかと。
せっかくのアメリカ生活、しっかり楽しめるように買いそろえていってください。
では、また。
10年前、右も左もわからぬ若造が、アメリカにやってきました。スムーズな生活立ち上げには程遠く、つまづきの連続、いや…全ての落とし穴に落ちた気もします。
しかし、失敗は隠せば汚点。共有すれば財産。
そんな思いで書いたこの体験談。これからアメリカで新たな挑戦の旅に出る、あなたのお役に立てれば、私はとても嬉しいです。
はじめてのアメリカ駐在 [たくみ]
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