こんにちは、みみたまボーイです。
アメリカ駐在生活もはや5年。
先日、ウチの事務所に、5名も新しい駐在員が赴任する事になり、みんなで「アメリカでスマホを使うなら、どの方法がお薦め?」という議論になりました。
駐在員本人は、多くの場合、会社からスマホが支給されるのですが、悩むのは「帯同する家族のスマホをどうするか」ですよね。
と、いう話をしていたら、「これって出張や旅行でも使えるよね」という事で、旅行から海外赴任まで全てをカバーできるアメリカでのお薦めのスマホの使い方をまとめてみました。
アメリカでのスマホ失敗談も含め、実際に住んでる駐在員の経験に基づく、アメリカでも快適に携帯電話を使える方法をご覧ください。
では、いってみましょう。
アメリカでスマホを使うには?旅行と駐在でベストな選択肢は違う

まず結論からお伝えします。
- アメリカ旅行者には、日本で準備できるeSIM/海外SIMカードがおすすめ。
- アメリカ駐在者には、現地格安SIM(MVNO)が最適です。
どちらを選んでも、「ネットにすぐつながる・コスパがいい・手間が少ない」という観点で間違いのない選択です。
旅行と駐在でスマホ運用の最適解が異なる理由
じつは、費用と繋がりやすさだけ考えれば、旅行でも駐在でも現地SIMがベスト。
ただし、旅行の場合は「空港に着いてすぐ英語でSIMを契約」「設定を英語で聞く」といった心理的ハードルがあります。
せっかくの旅行、到着直後から不安なく快適に行動したいですよね。
その点、日本で事前にeSIMを用意しておけば、到着した瞬間からネットに接続可能。英語のやり取り不要で、移動やマップ検索もスムーズです。
よって、旅行者には、日本で準備できるeSIM/海外SIMカードがおすすめ。
一方で、駐在の場合は話が変わります。
駐在は数か月~数年にわたる滞在となるため、通信費は毎月の固定コストになります。そうなると、月額料金の安さと自由度の高さから、現地格安SIM一択です。
たとえば:
- 日本で契約できる「Hanacell」:月額49ドル(通話・SMS・データ付き)
- アメリカの格安SIM「Tello」:月額10ドル~(データ容量選択可)
アメリカの格安SIM「Tello」:月額10ドル~(データ容量選択可)

比べるまでもなく、現地格安SIMの圧勝
米国でのスマホの使い方は「eSIM・現地SIM・レンタルWiFi・国際ローミング」の4択

スマホをアメリカで使う方法は、主に以下の4つです。
特に海外eSIMは日本からの事前準備ができ、価格もリーズナブルで設定も簡単。旅行者には最も人気のある選択肢です。
そして、長期で住むなら費用面も考え、やはり現地格安SIMが候補になります。
お薦め度 | 入手難易度 | 費用 | 通信安定度 | 利便性 | コメント | |
国際ローミング | 日本携帯高額過ぎる | |||||
SIM/eSIM | ベストバランス | |||||
Ahamo/楽天モバイル | 既に使ってるなら、そのまま使えばOK | |||||
現地SIM | 現地に着いてから英語で契約するのが面倒 | |||||
ポケットWifi | 持ち運びが面倒 |
例外はAhamo、楽天モバイル
実は、日本の携帯キャリアでも「海外利用がそのままできる」プランが登場しています。
- Ahamo:15日以内なら20ギガ使える
- 楽天モバイル:2ギガまで使える
これらは申し込み不要で使えるので、「特に何もしたくない」人には非常に便利。
ただし:
- 20GBを超えると速度制限あり
- 現地で電話番号が使えないことも(着信できないなど)
この点を理解したうえで、利用するか判断しましょう。
何もしないでも海外で使える!
\2GBを月末まで/
よくある質問
- 通信量は何ギガあれば十分ですか?
-
2週間ほどの旅行であれば5ギガあれば十分。マップを使いまくっても心配ありません。LINEの音声通話で200時間はいけます。
- 海外eSIMは空港に着いてからすぐに使えますか?
-
eSIMのプロファイルを日本でインストールしておくことで、現地到着後にすぐに回線を有効化できます。ただし、日本で有効化してしまうと、アメリカの回線に接続できない場合があるため、現地到着後にオンにするのがベストです。
旅行者向け|アメリカ旅行中にスマホを使うベストな方法
アメリカ旅行中にスマホを使いたい場合、一番おすすめなのが「海外対応SIMカード」や「eSIM」の利用です。
この章では、その理由とメリット・デメリット、そしておすすめのSIM/eSIMをわかりやすく紹介します。
アメリカ旅行に海外eSIM・SIMカードを使うメリットとデメリット
結論から言えば、アメリカでスマホを使うなら海外eSIMやSIMカードが「安くて手軽」です。
特にeSIMは、物理カードを差し替える必要すらなく、オンライン手続きだけですぐに使えるのが大きな魅力。
メリット | デメリット |
---|---|
通信料金が安い(国際ローミングの数分の1) eSIMなら紛失リスクもゼロ、スマホだけで完結 | オンライン手続きのみで即日開通(出発前でも現地からでもOK)田舎では通信が不安定なことも(ただし旅行では大きな問題にはなりにくい) | スマホ機種によってはeSIM非対応の場合がある
お薦めのeSIMはこれだ!
「どのeSIMを選べばいいかわからない」という方のために、料金・通信容量・契約期間の柔軟性などで比較した一覧表を作成しました。
eSIM選びのポイントは以下の3点:
- 価格とデータ容量のバランス
- 必要な日数に合ったプランの柔軟性
- 信頼できる販売元か(サポート対応含む)
あなたにベストなeSIMを契約していってください。
お薦め度 | プラン | コメント | ||
![]() | airalo | ・1GB/7日/$4.5 ・2GB/15日/$8.0 ・3GB/30日/$11.0 ・5GB/30日/$16.0 ・10GB30日/$26.0 (セールで$13の時も!) ・20GB30日/$42.0 (セールで$21の時も!) | 最大手 豊富なプラン セール期間にあたればラッキー | |
![]() | trifa | ・1GB/7日/$7.1 ・3GB/15日/$18.3 ・10GB/31日/$57.5 | バランス型 | |
![]() | 【Glocal eSIM】![]() | ・無制限/15日/5,980円(約$42) | 15日契約のみ 実質容量無制限 | |
![]() | Nomad SIM | ・2GB/30日/2600円($18) ・5GB/30日/5200円($37) ・10GB/30日/8900円($37) | 30日契約のみ | |
![]() | TRAVeSIM![]() | ・6GB/15日/3980円($28) | 15日契約のみ |
ちなみに、私が選ぶなら「Glocal eSIM」。
理由は単純、「データ容量を気にして旅行したくないから」(笑)。数ドルをケチって使えなくなるリスクは取りたくないですからね。
無制限で安心なのはGlocal eSIMだけ!
\最短で当日から使える/
駐在者向け|アメリカ長期滞在でスマホを安く・快適に使う方法

アメリカに中長期で駐在する場合、旅行者向けの一時的なスマホ利用方法ではコスパも使い勝手も合いません。
通信費を抑えつつ、安定したネット環境を確保するためには「現地の格安SIM」一択です。
駐在員&駐妻が選ぶのは、結局「現地格安SIM」
日本で契約できる海外対応のeSIMもありますが、アメリカ在住者にとっては現地の格安SIMを使うのが王道です。その理由は主に2つ。
通信の安定性
旅行者なら大都市だけの滞在で済みますが、駐在員はローカルな小都市や郊外にも行くことが増えます。
すると、日本のeSIMや海外向けSIMではつながりにくいエリアが意外と多いんです。
コストの安さ
月額料金を長期で払い続けるなら、1ドルでも安いほうがいいですよね。
現地SIMは月額10ドル前後で必要十分なプランが組めるので、家計にも優しいです。
そんなわけで、日本でHanacellとかを契約してくるものの、赴任後半年くらいで現地SIMに切り替えるのが、アメリカ駐在員(妻)の定番の流れ。

うちも切り替えました
駐妻使用率No.1「Tello Mobile」とは?おすすめプランも紹介
現地格安SIMの中でも日本人駐在ファミリーから圧倒的な支持を得ているのが、「Tello Mobile(テロ・モバイル)」。
じつは、みんながどの格安SIMを使っているのか、駐在員20人にアンケートを取ってみたのですが、95%以上がTelloという企画倒れに終わりました(笑)。

Tello Mobileはアメリカの格安SIMですが、アメリカ3大キャリアのひとつT-mobileのネットワークを使用しているので通信の不安はありません。

最安は、月額6ドル
申し込むと、3~4週間ほどで、こんな感じでSIMカードが送られてくるので、スマホに入れるだけです。

Tello Mobileのお薦め料金プラン

Telloはデータ量と無料通話の組み合わせを選べるので、各々に合ったプランが選べて◎。
データ無制限×通話無制限の最高プランでも25ドル/月なのですが、ウチの妻は5ギガ+100分通話無料で月額たったの11ドル。

安くて嬉しい!
紹介リンクから申し込めば10ドルも割引!
\eSIMもあるよ/
紹介コード「P3JZDNGH」
トラブル事例!アメリカでスマホが繋がらない?
この章では、私が駐在生活を通じて見たり、実際に経験したアメリカでのスマホトラブルを紹介します。
アメリカではスマホを使いまくる
まず、アメリカで、どれくらいスマホを使うかと言うと…

めちゃめちゃ使うよ!
あなたが日本でバリバリ使っているのと同じくらい、いやアメリカの方が、もっとスマホを使うかもしれません。
実際には、仕事を除くと「電話」をする事は殆ど無し。
もっぱら、「メール/LINE」、「調べもの」、「地図アプリ」、「Uber/Lyftなど移動アプリ」、「節約生活」に使います。
旅行だったら「地図アプリ」、「調べもの」、「Uber/Lyft」あたりは頻繁に使うでしょうね。
住むとなると、アメリカ生活では「節約アプリ」を使用しないと大損なので、旅行だろうが住む事になろうが、スマホは必須。
周波数がアメリカに対応しておらず、通信不能
ある時、出張でやってきた出張者が、オフィスに着くなり「携帯繋がらない」と焦っていた時がありました。
彼は、格安スマホでしたが、アメリカの「周波数帯」に対応していないものだったようです。

え、そんな事あるの?
一般的に、i phoneやGalaxyなどグローバルで展開しているブランドのスマホは、アメリカの周波数には対応していますが、格安スマホは対応できていない機種があるようです。

知らなかった…
そんなわけで、もしアメリカ駐在に日本で使っているスマホを持ってくるなら、アメリカの周波数に対応できているかの確認は必須です。
また、もし日本のスマホ契約を維持した状態(=日本の電話番号を維持)にしておきたければ、デュアルSIMのスマホにしましょう。
これにより、1台のスマホで日米の電話番号を共用する事ができます。
国立公園でスマホが繋がらず、ピンチ!
これは、私自身の体験ですが、イエローストーン国立公園でスマホが繋がらずピンチに陥った事があります。
じつは、イエローストーンに限らず、アメリカの国立公園ってスマホが繋がらない事が多いんですよ。

大自然だからな
もちろん、行く前からその事は把握していたのですが、この時は何と国立公園内でタイヤがパンクしてしまいました。
パンクを通り越して、ホイールまで曲がってしまいましたが…。
助けを呼ぶにも電話も通じず、広大な国立公園内で一人ぼっち…

あ、終わった…
奇跡的に通りかかった大学生が、テンパータイヤへの交換を手伝ってくれて九死に一生を得ましたが、本当にどうなる事かと思いましたね。
旅行でアメリカ国立公園に行く人は、ご注意ください。
まとめ
今回はアメリカでスマホを使用する際にベストな方法を、出張・旅行という短期のケースと、駐在として住む場合に分けて解説してみました。
あなたがアメリカで快適にスマホを使用できる助けになれば嬉しいです。
では、また。
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