こんにちは、みみたまボーイです。
何の因果か2度のアメリカ赴任、1回の台湾赴任を経験し、トータルでの海外駐在生活は早10年。
気付けば、人生の25%が海外駐在生活になってしまいました。
そんな私には、よく「アメリカ生活のために、日本から持っていくべき物って何?」と質問がきます。
確かに、初赴任のときは「アメリカの生活ってどんな感じだろう?」と完全に手探りでした。
気持ちは分かる
ネットでは「XXが良いぞ、YYは必須」といろいろな情報が出ています。
でも実際に経験して思うのは、「本当に日本から持っていくべきモノは意外と少ない」ということです。
多くのモノは現地で簡単に揃いますし、「これ、いらなかったな」と感じるものもあります。
逆に、あまりネットで紹介されていないものの、日常生活の充実に必要なのは「日本のサブスク」ですね。
例えば、日本の動画配信サービスや電子書籍、音楽ストリーミングなどは、海外でも日本語コンテンツを楽しむのに欠かせません。
特に家族で楽しめるコンテンツは、異国の生活でのリラックスタイムに重宝します。
そんな感じで、今回は、アメリカ生活で本当に役立った日本のアイテムを10個厳選してご紹介します!
具体例や体験談も交えながら解説するので、ぜひアメリカ赴任準備に役立ててください。
アメリカ赴任で必要な持ち物ランキングトップ10
1位 日本のサブスク(ストレス軽減の必需品)
海外生活が長い私が、圧倒的にお勧めする日本から持ってくるべき生活必需品は…「動画・マンガのサブスクリプション」。
もちろん、変圧器や他にも重要なものはあります。
しかし、考えてみてください。
慣れないアメリカでの仕事、同僚とのコミュニケーションだけでも四苦八苦。
そんなクタクタな状態で家に帰ったら、リラックスできる時間がいかに重要か分かるはずです。
良い精神状態を維持することは、仕事のパフォーマンスにも直結します。
特に配偶者として海外赴任に帯同する場合は、余暇の時間を充実させることがさらに重要。
赴任初期はまだ友人も少なく、旦那さんは仕事で忙しい。ふと気づいたら、家でひとりぼっち――そんな状態で心が疲れてしまう人も少なくありません。
だからこそ、少なくとも家の中では日本と同じようにリラックスできる環境を整えることが大切です。
NetflixやAmazon Prime Videoで日本語の映画やドラマを観たり、Kindleで最新のマンガを楽しむ。
これだけで日常のストレスが大きく軽減されます。
長い海外生活を乗り切るためには、精神状態を健全に保つことが何より重要。
メリット | デメリット |
---|---|
海外生活のストレス軽減 移住初期のメンタル維持 暇を持て余さない | 英語に触れる機会減(でも、生活に慣れてから取り返せば良い) |
主要な動画サービス一覧
海外で日本のドラマや映画を楽しむなら、以下の動画サービスがおすすめです
完全無料のTVerは、登録必須として、それ以外で私のイチオシはAmazon Prime。
なぜAmazon Primeが最強なのか?
Amazon Primeは月額わずか600円で、以下のような魅力的なサービスが付いてきます:
- Prime Videoで日本の映画やドラマを楽しめる
- Amazon Music Primeで音楽が聴き放題
- Prime Readingで電子書籍を閲覧可能
- 容量無制限のフォトストレージで旅行写真も安心
特にフォトストレージは、海外生活で地味に嬉しい機能です。
アメリカ生活では旅行先が増える分、写真を撮る機会も多くなり、すぐにスマホの容量がいっぱいになってしまうことも…。
そんなとき、Amazon Primeのフォトストレージは非常に便利。
さらに、これらのサービスを個別に契約するよりも圧倒的にコスパが良いのがポイント。
動画、マンガ、音楽と、家の中でリラックスするための環境がこれ一つで整います。
600円/月で、この快適さ…私が初赴任した時には考えられませんでした(笑)。
私は出張中に本を読みたいのでPrime readingを愛用していますが、マンガから自己啓発本まで揃っていて重宝します。
伊坂幸太郎が最高だ
そんなわけで、他の要動画サービスと比較すべく、比較表を作ってみました。
まあ、散々Amazonを推しておきながら、うちはジャンルが豊富なU-nextも契約していますが(笑)。
HP | 月額 | 特徴 | 無料期間 | |
TVer | 無料 | 何と言っても無料 | そもそも無料 | |
Amazonプライム(公式) | 600円 | たった600円で、見放題・読み放題・聞き放題 コスパ最強 | 30日 | |
Hulu | 1,026円 | 日テレ作品や海外ドラマが豊富 | 無し | |
NETFLIX | 790円~ | オリジナル作品多数 | 無し | |
NHKオンデマンド | 900円 | 大河ドラマやNHK教育テレビが見れる | 最大1カ月(月末まで) | |
ABEMA | 960円 | オリジナル番組が面白い | 2週間 | |
U-NEXT | 2,189円 | 見放題の作品数が多い アニメからアダルトまでジャンルが豊富 | 31日 |
動画/本/音楽、必要なサブスクの全てがここに!
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主要な漫画サービス一覧
続いて、すきま時間にサクッと楽しめる漫画のサブスクも、まとめてみました。
HP | 月額 | マンガ冊数 | 無料期間 | |
コミックシーモア | 780円~ | 約11万冊以上(フル)、約4万9千冊以上(ライト) 月額1,480円プランなら60,000タイトル/142,000冊以上 | 7日間 | |
eBookJapan | 780円~ | 約59,000冊 放題フルは月額1,480円 | 60日間 | |
Bookwalker | 836円~ | 約3万冊以上、マンガ雑誌90冊以上 読み放題Maxは月額1,100円 | 14日間 | |
Kindle Unlimited | 980円 | 約5万冊以上 (全作品200万冊以上) | 30日間 |
読み放題の冊数も業界ダントツ1位なので、悩んだらシーモアでしょう。
古くは北斗の拳から、ワンピース、近年ではキングダム、呪術回戦まで、続きが気になるマンガがカバーされています。
読み放題の冊数、業界ダントツ1位!
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日本の動画サービスを見るにはVPNが必要
VPN(Virtual Private Network)は、海外にいても日本のIPアドレスを使い、日本のテレビやAmazon Prime Video、Netflixなどの動画サービスを視聴可能にする便利なツール。
アメリカなど海外にいる場合、日本の動画サービスを直接視聴することはできません。
なぜなら、IPアドレスで「海外にいる」と判断され、視聴が制限されてしまうからです。
そこでVPNを使えば、日本のIPアドレスを経由することで、まるで日本にいるかのように動画サービスを利用できます。
私のVPN利用体験
私が初めてアメリカ赴任になった2015年頃、VPNはまだメジャーではありませんでした。
しかし、今では必需品と言っても過言ではありません。
例えば、私の場合、日本で契約したPrime Videoをそのままアメリカで楽しんでいます。
自宅でリラックスする時間を確保するのは、海外生活のストレスを軽減する上でとても重要。
おすすめのVPNサービス
VPNサービスは複数ありますが、以下の観点で選ぶと良いでしょう:
- 通信速度:動画視聴時のストレスを防ぐため、速い通信速度が重要です。
- サーバー数:選択肢が多いほど接続が安定します。
- コストパフォーマンス:月額料金が負担にならないことも大事です。
これらの観点から、私のおすすめはNordVPNです。
- 利用実績:世界トップクラス
- サーバー数:5600以上
- 通信速度:世界最速(複数のレビューで確認済み)
- コスト:月額わずか$3.79(2年契約の場合)
月額$3.79(2年契約の場合)だと、アマゾンプライムと合わせても10ドル/月を切りるレベル。
衝撃の安さ
大手VPNの比較を作ってみましたが、正直、VPN選びは、あなたの貴重な時間を使って悩むところではありません。
あなたが悩むべきはVPNを使って「どの動画サービスを利用するか」です。
お薦め度 | 接続スピード | VPNサーバー数 | Malware scan for download | Tracker and ad blocker | |
6730+Mbps | 5,800+ | ||||
2220+Mbps | 3,000+ | ||||
3320+Mbps | 200+ | ||||
1600+Mbps | 1900+ | ||||
2320+Mbps | 6500+ |
世界最高峰のVPNが、月々たった$3.79!
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2位 変圧器(日本の家電をそのまま使う)
2位は「変圧器」!
そりゃそうだ
順当だな
メリット | デメリット |
---|---|
日本の電化製品をそのまま使用可能 高価な海外版を購入せず済む 食のクオリティが爆上がり | 重量があり、持ち運びに不便(だが、一度持ち運んでしまえば、動かすことは、ほぼ無い) |
アメリカ生活に変圧器は必要?どの家電に使う?
アメリカでは、日本と電圧が異なるため、いくつかの日本製家電を使うには変圧器が必要です。
しかし、大量に持っていく必要はありません。
ほとんどの家電はアメリカで購入できますし、対応しているものも増えています。
私の経験では、変圧器は2個あれば十分。
では、どの家電に使うべきか?
持っていくべき家電No.1:炊飯器
アメリカでも炊飯器は購入できますが、種類が少なく、値段も驚くほど高いです。
例えば、アメリカで売られている炊飯器はこんな感じです↓
何世代か前のモデルが高額で売られており、性能も日本製の最新モデルとは大きな差があります。
炊飯器は毎日使うもの。
日本で購入して持ち込む方が選択肢も多く、間違いなくコスパも良いですし、何より美味しい!
アメリカ生活を快適にするために、炊飯器は必須アイテムです。
持っていくべき家電No.2:ホットプレート
もう一つおすすめなのがホットプレート。
たこ焼きやお好み焼き、焼きそばなど、日本の味を楽しめるのはもちろん、友人を招いたパーティーでも大活躍します。
慣れない海外生活では、少しでも日本の味や文化を取り入れることが、心の安定に繋がります。
「炊飯器」と「ホットプレート」はその象徴とも言えます。
変圧器選びのポイント
変圧器を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう:
- 容量:使用する家電に合わせて十分な容量のものを選ぶことが重要です(炊飯器なら1000W以上推奨)。
- コンパクトさ:持ち運びや設置場所を考えると、軽量タイプがおすすめです。
- 変換可能な電圧:アメリカ(110V)と日本(100V)の間を確実に変換できるモデルを選びましょう。
我が家では、日章工業の変圧器を使っていますが、4年経っても壊れる事も無く、さすがの安心品質。
重いのがやや難点ですが、1台は炊飯器の横で場所固定。もう1台はホットプレートを使う時に動かしますが、動かすと言っても1mくらいなので苦にならず。
3位 歯ブラシ(海外生活で意外と困るアイテム)
メリット | デメリット |
---|---|
日本人に合った硬さ・形状 磨きやすくて虫歯にならない(特に、子供用) | 買いだめして持ち込む必要あり(でも、それほど場所は取らない。電動歯ブラシなら全て解決) |
海外生活で意外と困るアイテム
「歯ブラシなんてアメリカで買えばいいのでは?」と思うかもしれませんが、実は大問題。
アメリカの歯ブラシはヘッドがとにかく大きすぎる!
こんな感じです↓
これでは細かいところまできれいに磨けず、磨き残しが出てしまいます。
台湾でも似たような状況だったので、おそらく海外全般で「歯ブラシは大きい」という文化なのかもしれません。
そんなわけで、私は日本製の歯ブラシをまとめ買いして持参しています。
運ぶのに場所も取らず、アメリカの日本スーパーで買うより断然お得。
2年分くらいストックしておくと安心です(笑)。
子供用の歯磨き粉は日本製がベスト
歯磨き粉については、アメリカ製品でも特に問題はありません。
ただし、子供用歯磨き粉は要注意。
アメリカ製はフッ素濃度が高すぎたり、味が強烈だったりするものが多いため、日本製を大量買いしておく方が安心です。
うちは小学校中学年まで、子供が大人用の歯磨き粉を「辛い!」と嫌がり、大量の子供用の歯磨き粉とフッ素コートを買い込んできました。
電動歯ブラシという選択肢も
手動歯ブラシが面倒に感じる場合、電動歯ブラシもおすすめです。
私はOral B Pro1000を使っていますが、曲がって生えている親知らずの磨きにくいところまで、一瞬でツルツルにできて感動しました。
さすが、あのニューヨークタイムスでお薦めされていた一品です(The Best Electric Toothbrush, NY Times)。
交換用のブラシヘッドが高いのかと思いきや、12本入り12ドル(1月1ドル!)という低価格。
電動歯ブラシを使っていて困るのは出張・旅行に行く時くらいですね。
もちろん、日本の電動歯ブラシを持ってきても問題ないです(交換ヘッドもアメリカのアマゾンで買える)。
4位:携帯電話(SIM契約の準備)
続いて、赴任後すぐに使うものとして「携帯電話(SIM契約)」は必須アイテム。
空港に降り立ったら、そこはもう異国。
何があるかわからんぞ!
と、脅すつもりはありませんが、到着後すぐにUberで空港から移動、会社や家族に到着の連絡、目的地までGoogle mapも使います。
というか、暇つぶしで使う(笑)
そんなわけで、渡米前にアメリカで携帯電話を使える状態にしておきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
空港到着直後から全開で動ける(というか、生活に必須) | アメリカで携帯を使う方法が多様過ぎて、どれを選べばいいか分からない(→eSIM/現地eSIMがお薦め) |
渡米直後にアメリカで携帯を使う方法
いくつか方法があるので、まとめておきました。
おススメは断然eSIM。
お薦め度 | 入手難易度 | 費用 | 通信安定度 | 利便性 | コメント | |
国際ローミング | 日本携帯高額過ぎる | |||||
SIM/eSIM | ベストバランス | |||||
Ahamo/Rakuten | 既に使ってるなら、そのまま使えばOK | |||||
現地SIM | 後で現地格安SIMで契約した方がいい | |||||
ポケットWifi | 持ち運びが面倒 |
私がeSIMをお薦めするのは、長期でアメリカに住むなら、赴任後、早いうちに現地SIMに切り替えた方が通信も安定し、値段も安いからです。
うちの妻は、アメリカでも使える携帯(HanaCell)を契約して渡米しましたが、通信安定性・コスト面を鑑みて半年で現地SIMに切り替えました。
周りの駐在妻のみなさんも、アメリカ生活に慣れたら現地SIMに切り替える人が、ほとんど。
安いからな…
つまり、日本を出る前にアメリカで使えるeSIMを契約しておいて、アメリカ到着後、すぐに現地eSIMに切り替える動きがベスト。
例外はahamoや楽天モバイルで、ahamoなら20GB(15日間だけ)、楽天モバイルなら2GBまで海外で使えます。
よって、ahamoや楽天モバイルユーザーなら、赴任前に特別なアクションは不要で、到着後すぐに現地SIMを確保するだけでOK。
でも、たぶん多くの人にとってはeSIMが現実解だと思います。
大手eSIMの比較
SIMの会社多すぎ…
eSIMの契約は、「費用・契約期間の柔軟性・容量」で選びましょう。
SIM大手のプランを比較表にまとめたので、あなたにあったeSIMを契約していってください。
到着後、現地の格安SIMに切り替えればいいので、日本で契約するeSIMの期間は短くてOK。
1カ月あれば十分
お薦め度 | プラン | コメント | ||
airalo | ・1GB/7日/$4.5 ・2GB/15日/$8.0 ・3GB/30日/$11.0 ・5GB/30日/$16.0 ・10GB30日/$26.0 (セールで$13の時も!) ・20GB30日/$42.0 (セールで$21の時も!) | 最大手 豊富なプラン セール期間にあたればラッキー | ||
trifa | ・1GB/7日/$7.1 ・3GB/15日/$18.3 ・10GB/31日/$57.5 | バランス型 | ||
【Glocal eSIM】 | ・無制限/15日/5,980円(約$42) | 15日契約のみ 実質容量無制限 | ||
Nomad SIM | ・2GB/30日/2600円($18) ・5GB/30日/5200円($37) ・10GB/30日/8900円($37) | 30日契約のみ | ||
TRAVeSIM | ・6GB/15日/3980円($28) | 15日契約のみ |
私だったら、100GBと実質無制限なGlobal eSIMですね。
容量、気にしたくない
無制限で安心なのはGlocal eSIMだけ!
\最短で当日から使える/
最初からアメリカ格安SIMにする方法も
配偶者が先にアメリカで生活を立ち上げているなら、最初からアメリカの格安スマホを利用する方法もあります。
と、言うのも、アメリカで格安SIMの代表格「Tello」はeSIMも提供しており、配偶者がアメリカで契約してくれれば最初からアメリカ格安スマホを使う事ができます。
もしこの手法が取れる状況にあるなら、これをするのが一番手間がかからずお薦め。
うちの妻は渡米前にアメリカでも使えるeSIM「Hanacell」を契約してきましたが、渡米後半年で現地eSIM「Tello」に切り替えました。Hanacell=月額49ドル、Tello=月額11ドル…。
勝負にならん(笑)
紹介リンクから申し込めば10ドルも割引!
\eSIMもあるよ/
紹介コード「P3JZDNGH」
アメリカに来てから現地格安SIMへ切り替える方法は、この記事を参照してください→アメリカで安く快適にスマホを使いたい!
5位:スマホホルダーとサングラス
意外と抜けがちですが、「スマホホルダー」と「サングラス」は駐在員なら納得の必需品。
だって、あなたが住むのは車社会アメリカ。
メリット | デメリット |
---|---|
運転中のスマホ操作が便利に! サングラスは日差しが強い地域で重宝 | デメリットが思いつかないくらい必須 |
無いと困る「スマホホルダー」
赴任直後とはいえ、会社に行くにも運転は必須。
赴任当日、何なら空港から携帯でGoogle mapなど地図アプリを使う事になります。
そんな時、スマホホルダーが無いと、超不便ですよ(笑)。
新しく来た駐在員が、赴任当日に購入するモノの中で一番多いのがスマホホルダーです。
それくらい無いと困る
スマホホルダーにはエアコンの口に取り付けるタイプと、吸盤式がありますが、両方使った経験からすると「吸着型」がお薦め。
- エアコン口に取り付けるタイプ:エアコンの風がスマホを直撃。冬場はスマホが熱くなる。あと、締め付けのグリップ力が落ちて、2年で使い物にならなくなりました。
- 吸着型:安いのは吸着力がすぐに落ちてダメだったが、ブチ切れて「最高の吸着力!」をうたい文句にしている「HTU 80+LBS Strongest Suction & Military」を買ったら、びくともしない(笑)。快適に使えています。
サングラスも必須
運転中、全く前が見えなくなるくらい強烈な朝日、夕日に耐えれるサングラスを買ってきてください。
マジで命に関わる
でも、サングラスなんてアメリカで買えばいいだろ
もちろん、サングラスはアメリカで買えます。
どこでも買えます。
しかし、赴任後、あなたはすぐに車に乗らなければいけません。
サングラスを買う前に事故ったら終わり…
そして、残念なことに、アメリカの運転に慣れてない赴任初期に事故をする人が結構多い。
私の部下も赴任後2日で事故ってしまいました。
そんなわけで、赴任後すぐに戦闘態勢に入る為にも、日本から手持ち荷物でサングラスを持ってきましょう。
あと、アメリカ人って、やっぱり日本人と比較すると大きいじゃないですか。
サングラスがしっくりこない
私、小柄なせいもあるかもしれませんが、アメリカで売ってるサングラスって、全然しっくりこなかったりします。
あと、私はメガネの上からも掛けれるオーバーグラスを使っているのですが、私の頭にぴったりのオーバーグラスが全然見つからず、日本帰国時に買った経験があります。
アメリカ人、頭、デカすぎ
自動車保険は現地保険屋が安い
アメリカで車を買ったら、当然、保険に入らなければいけません。
日本語の仲介業者を通して保険契約をする人もいますが、私の経験では自分で現地の保険屋と契約する方が安いです。
「自分で契約とか難しそう…」と尻込みしてしまいそうですが、やってみると簡単で、ネットで30分もあれば契約できます。
仲介業者を挟むと年間1,000ドルくらい差が出る事もあり、自分でやる方が良いですよ。
詳細はこの記事を参照ください。
6位:常備薬
メリット | デメリット |
---|---|
安心して服用できる 海外での高額医療費を抑える | 現地で処方薬が必要になるケースには対応できない |
海外生活と聞くと「大変そう」と思われがちですが、実際に住み始めれば、驚くほどすぐに慣れます。
アメリカに2回、台湾に1回住んでいる私が言うので間違いないです(笑)。
ただ、体調不良時は、話は別。
特にアメリカでは、医療費が高額(簡単な診察でも数百ドル)で、軽い症状では医者に行きづらいものです。
ちょっとした風邪で病院に行ったら、いきなり200ドルとか。
気軽には行けんな
更に、調子悪い状態で医者に行き、よくわからない医療英語を言われ、症状が伝わってるのかも良く分からないまま診断を受ける。
もはや苦行の極み
そんなわけで、軽い風邪などは常備薬で治すのがアメリカ流。
もちろん、アメリカの市販薬でも良いのですが、最初は飲みなれた日本の市販薬があった方が安心です。
例えば、私は以下のような薬を持ってきています。
- 風邪薬:パブロン
- 胃腸薬:ガスター10
- 鎮痛薬:イブ、バファリン
- 子ども用薬:解熱剤、風邪シロップ
- その他:熱さまシート、乗り物酔い防止薬
特に子ども用の薬は、現地のものだと心配になるケースもあるため、事前に準備しておくと安心です。
私自身、台湾赴任中に子どもが高熱を出し、年末で医療機関が閉まっている中、数件の病院を回った苦い経験があります。
そのときは日本の常備薬があれば…と強く思いました。
「体調が悪いときの不安」を和らげるためにも、日本から常備薬を持参し、どんな状況でも冷静に対応できる準備をしておきましょう。
7位:バリカン
メリット | デメリット |
---|---|
ヘアカット代を節約 いつでも散髪できる | 失敗したら丸坊主(笑) たぶん男性限定 |
個人的には持ってきて正解だったアイテムNo.1が「バリカン」。
小さな男の子のいる家庭限定かもしれませんが、バリカン、めっちゃ良いですよ!
上昇するアメリカの物価、子どもの散髪だけでも20ドルとかします。
高い…
高頻度で散髪に行けば行くほど、お金も飛んでいきます(笑)。
予約なしで行ける安い散髪屋に行ってもいいんですけど、それなら庭で自分でバリカンカットしても変わらない。
ちなみに、うちの息子は、台湾時代から私がずっとバリカンでカットしています。
安いし、早いし、最高です(笑)
ちなみに、私は自分の髪もバリカンでカットしたらいいんじゃないかと思い、妻にカットしてもらったところ…
小学校以来の丸ボウズ!
それ以来、自分のカットは近所の安い散髪屋に行く事にしました(笑)。
8位:日本語の本・文房具
電子書籍でいいんじゃない?
基本、そうだね
ハードカバーの本を持ってくるより、電子書籍で済ませた方が絶対楽です。
しかし、ここで「日本語の本」として取り上げているのは、主に子どもの教育用の学習教材を意図しています。
海外生活で悩ましいのは、子どもの日本教育。
特に海外駐在だと、いつかは日本に帰るわけで、海外にいながら、いかに日本の教育をキャッチアップしていくかは永遠の課題。
私の場合、娘が4歳の頃から海外駐在が始まり、今や中1になってしまいました。
この間、ほぼ海外生活(台湾、アメリカ)。
実際に海外で子育てして感じるのは、小学校に入るまでは、日本の教育を気にしないでも大丈夫。
家で親が日本語で喋っていれば、日本語は勝手に覚えます。
なんとでもなる
難しいのは小学校で漢字とかが始まってから。
現地校に行きながら、日本の国語、算数、理科、社会の勉強もやるのは、子どもにとってもハードワーク。
とはいえ、やらないわけにもいかない。
そんなわけで、日本の学習指導要領に沿った参考書や、漢字ドリルなどは必須です。
個人的には、アメリカではまず売ってないであろう学校で学ぶ勉強以外の、子どもの教育に役立ちそうな本も買ってきた方がいいと思います。
私が好きなのは「学校では教えてくれないシリーズ」で、うちの子は「お金のこと」が大好きで熟読していました(笑)。
メリット | デメリット |
---|---|
日本教育についていける 文房具は日本製の方が質が高い | 重くて持ってくるのが大変(だが、必須) 学年が進むにつれ、買い直す必要あり |
あと、アメリカ駐在準備~赴任初期までをしっかりまとめてくれている「行くぞ アメリカ」は、マジでおすすめ。
アメリカ赴任の準備から、アメリカ生活の立ち上げまで、ここまで網羅的にまとめてくれている本は、他にはありません。
この本に書かれてる全プロセスを2回も経験してきた私が見ても、「あ~、そうだったね~」と唸る一冊。
10年前、右も左もわからぬ若造が、アメリカにやってきました。スムーズな生活立ち上げには程遠く、つまづきの連続、いや…全ての落とし穴に落ちた気もします。
しかし、失敗は隠せば汚点。共有すれば財産。
そんな思いで書いたこの体験談。これからアメリカで新たな挑戦の旅に出る、あなたのお役に立てれば、私はとても嬉しいです。
行くぞ アメリカ [たくみ]
9位:物干し竿と収納ボックス
アメリカは外干し文化が無い(違法)ので、室内干しのために「物干し竿」は必須です。
もちろん、アメリカの家には基本的には乾燥機があり、強力なパワーで完全乾燥させてくれます。
乾燥機はとても便利で、日本に帰っても、もう乾燥機の無い生活には戻れそうにもありません。
ただ、乾燥機のパワーが強すぎ
ただ、乾燥機では乾燥させたくないようなデリケート衣類もありますからね。
メリット | デメリット |
---|---|
気に入ったものを持ってこれる 日本製の方が高品質 | 家が決まる前に買うので、部屋のデザインに合うかわからない |
また、海外駐在員生活もいつかは終わる=数年後には、どうせまた引っ越しという現実に目を向けると、わざわざ現地でしっかりとした収納棚などを買うのは躊躇してしまいます。
ウチなんて、アメリカ→台湾→アメリカと日本に帰る事も無く海外を転々とする生活。
毎回現地で家具の調達なんてしてたら、やってられません。
無理、無理
そんなわけで、多くの駐在員が、紙の収納ボックスを利用しています。
しっかりした家具に比べて圧倒的に安いし、持ち運びも簡単で、使わなくなったら捨てればいい。
紙とはいえ、求められる機能は十分にあるので、海外駐在では大活躍。
10位:ゲーム機
ゲームなんかいらないだろ!
いや、遊びというより運動用
ゲームである必要はないと思いますが、室内で運動ができるモノを持ってきた方がいいです。
ほら、アメリカってハンバーガー、ステーキなどカロリー高めじゃないですか。
運動しないと大変なことになる…
というのは、半分冗談ですが、住む地域によりますが、例えば私の住むオレゴンは雨が多く、一年の4分の3は雨季です。
外で運動できない
アパートなどジム併設の家に住むなら不要ですが、一軒家に住むなら何かしら運動不足解消グッズは持っていた方がいいです。
ちなみに、私の場合、冬はひたすらにSwitchでRing Fit Adventureをやる日々。
「どうせ軽い運動なんでしょ?」と、最初は舐めていたのですが、これ普通にマジ運動ですね…
普通にシンドイ
歳でしょうか…
やってて感じますが、最近のゲームはしっかり考えられているなと感じます。
やるな、任天堂!
メリット | デメリット |
---|---|
健康維持に役立つ(特に雨の多い地域) 家族で楽しめる | リージョン設定に注意が必要 |
その他、余裕があれば持っていきたいもの
醤油、ごま油等の調味料
醤油、ごま油、お出汁など、赴任初期を乗り切るための最低限の調味料を持っていきましょう。
液体類は大量に持っていくと重いので、それぞれ2~3本くらいを持っていく感じでいいと思います。
私の場合、赴任初期は3個くらいの手荷物のひとつは食材で埋め尽くしていました。
そして、その大半が醤油などの調味料。
生活に必須だからなぁ
忘れがちですが、焼き肉のたれとかも1本は欲しいところ。
ご飯のお供
ふりかけ、鮭瓶、インスタントお味噌汁など、ご飯のお供になるものも持っていきましょう。
子どもがいたりすると、学校にお弁当を持って行ったりするので、ふりかけ類は大量に持ち込んでも困る事がありません。
インスタント味噌汁なんて、単身の駐在生活なら、欠かすことのできない逸品ですよ。
ご飯のお供はコンパクトなので、大量に持ち込むことができるのも◎。
賞味期限に気をつけろ!
洗濯ネット
アメリカで家を借りると、基本的には洗濯機と乾燥機が付いてきます。
しかし、ひとつ問題が…
パワーがアメリカン!
ボタンやファスナーはもちろん、ビーズなどの装飾が施された衣類を、そのまま乾燥機に突っ込んではいけません。
あれは、生身の体で耐えれるような代物ではない(笑)。
洗濯ネットという防具をしっかり身に付け、ビーズ付きのシャツは更に裏返しにして洗濯ネットにいれるなど、徹底的に防御力を高めて乾燥機との戦いに備えましょう(笑)。
サランラップ
アメリカのサランラップとか、最低のクオリティですからね!
- 買ってから最初の部分が取りにくい。
- 上手く切れない
- お皿にくっつかない
ディスりすぎだろ(笑)
サランラップくらい…と思って持ってこなかったら、毎日文句を言うハメになります。
そんなわけで、日本のサランラップを忘れずに買っていってください。
浄水器
勘違いして欲しくないのですが、アメリカの水道水は飲めます。
そのまま飲んでも大丈夫です。
4年くらい飲んでる
ただ、「おいしいか?」と問われると、おいしくはない。
日本は軟水で、アメリカは硬水とか、突き詰めると色々とあるのですが、要は「おいしくない」。
そんなわけで、日本から浄水器を持っていくのはアリです。
7割くらいの駐在員の家庭で使われているのが、Britaの浄水器。
また、アメリカの家に付いているシャワーヘッドって伸縮性もなく、超使いにくいんですよね。
そんなわけで、赴任する多くの日本人は、現地に来てからシャワーヘッドを買うか、日本から持ってきている人もいます。
あと、短髪の私には全くどうでもいい話なのですが、髪の長い女性の場合、硬水で髪がボサボサになるようで、フィルター付きのシャワーヘッドを持ってきている人もいますね。
硬水を軟水にできる
最も有名なionac(イオナック)は口コミ◎
耳かき、爪切り
私、耳掃除が大好きで、頻繁に耳掃除をしているのですが、日本とアメリカでは耳掃除事情が違います。
マニアックだな
アメリカ人も耳掃除はするものの、多くの場合、シャワー後に綿棒でこする程度。
日本人のように耳かきを使ってまで、耳掃除をしている人は殆どいません。
まあ、一説によると、耳掃除のやりすぎは良くないとも言いますが…
好きなんだからしゃーない
とはいえ、ここは耳かきを使って耳掃除をする文化では無いアメリカ。
耳かきは普通のスーパーには売っていません。
まして、品質の良い耳かきを探す事など、砂漠に落ちたゴマ粒を探すようなものです。
そこまでではないだろ
とにかく、「耳掃除をしたいのに、耳かきが無い!」という不要なイライラを感じないためにも耳かきは持参しましょう。
同じように「爪切り」も買っていってください。
日本から持って行くべきもの・現地で調達すべきものの基準
これまでアメリカ、台湾に駐在してきた経験から言わせてもらうと、ほとんどのモノは赴任先でも買う事ができます。
もちろん、日本のモノの方が「使い心地が良い」、「品質が良い」事はありますが、長く住むのでいつまでも日本と同じなんて不可能。
仮に「日本から持っていくもの100選」と言われたって、誰がそんなに持っていけるのか…(笑)。
日本から持っていくモノの条件は?
では、アメリカに日本から持ってきた方が良いモノって、どんなものでしょうか?
大きく分けると3つのカテゴリーに分かれると思います。
- 入国に必要なもの
- 入国後、すぐにあった方がいいもの
- 日本でしか手に入らないもの
これ以外のものは、多少高かろうがアメリカで買えるので、「必須」ではありません。
海外赴任に持っていく必要がないモノ
日本のモノは基本的に高品質なので、あれば困る事はありません。
しかし、中には全く持っていく必要が無いモノ、現地で買えば済むものもあります。
それでは、日本から持っていく必要が無いモノをバシッと書いていきたいと思います。
もちろん、拘りがあって、日本から持っていく人は持っていってください。
あくまで「あ~、どうしようかな~」と悩んでいる人の参考になればと思っています。
持っていく必要のない家具・家電
炊飯器、ホットプレート、その他、日本でしか売ってないようなニッチな家電を除いて、現地調達で大丈夫です。
電圧が違うので、いちいち全ての家電用に変圧器を買っていくとか、あり得ない。
重いし
そんなわけで、日本から持っていく必要のない家電は以下です。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 乾燥機
- 食洗器
- 電子レンジ
- オーブン
全部、アメリカの家に付いてる
若干、悩ましいのが、掃除機、ドライヤー、テレビでしょうか。
ウチの場合…
全部、引っ越し時に捨てた(笑)
そして、全て現地で調達し直しました。
電圧の問題もありますが、いずれ買い換えるものだし、そんな高くも無いし、もういいかと(笑)。
なお、冷蔵庫は引っ越し業者から「処分だけだとお金がかかるから、日本に戻ってきた時に買い換えとして業者に持っていってもらえば引き取りタダ」とアドバイスを受け、会社が準備したトランクルームに保管中。
こんなに長く海外にいると思っておらず、もう9年もトランクルームに眠っています(笑)。
続いて、日用品や家具の多くも、あえて日本から持ってくるほどではありません。
私が日本から持ってくる必要が無いと断言する日用品は以下。
- 棚
- ベッド
- ソファ
- テーブル・勉強机
- カーテン
- カーペット・ラグ
家電と違って電圧問題などはありません。
しかし、何といってもデカいので、基本的に船便でしか送れませんが、船便で送るとなると到着までに数か月かかります。
着く頃には生活立ち上がってる
2か月も使わずに過ごせるものなら、そもそも必要ありません(少なくとも必須では無い)。
そして、必須なモノは、それまでに購入済。
つまり…
現地調達で十分
現地で買うべき家電や生活必需品
日本からは持ってこれない or 持ってこない方が良いが、渡米直後から必要となるものはあります。
10個リストアップしてみました。
これらは渡米直後、家探しが終わったら、すぐに購入する事になります。
渡米前から、アメリカ生活の立ち上げ初期に現地で必要となるものが分かっていれば、お金の準備もしやすいかなと。
一番大きな買い物は、明らかに「車」ですが、見落としがちな「家と車の保険」も意外と高いのでご注意ください。
- 家(賃貸)
- 車、チャイルドシート
- 保険(家、車)
- 寝具(ベット、布団類)
- インターネット
- ダイニングテーブル、椅子
- 仕事用デスク、椅子
- テレビ、テレビ台
- 棚、靴置き
↓詳しくはこちらの記事を参照↓
赴任先で家具・家電を安く手に入れる方法
赴任先で生活に必要となる家具・家電を現地で安く入手する方法が2つあります。
海外赴任だと住むとしても数年なので、高額な家具・家電を買うより、それなりのモノで数年を快適に過ごせれば…と考える人も多いですよね。
そんなわけで、赴任先の現地でお手ごろ価格で家具・家電を入手する方法を書いておきます。
- 前任者や帰任する人から譲り受ける
- 家具アウトレットで買う
まず、一番確率が高くて、安心なのが「前任者・帰任者から譲り受ける」方法。
帰国する人は、多くの場合「処分するのメンドクサイ。誰かもらってくれないかな。」と思っているので、驚愕のディスカウント価格(時にはタダ!)でもらえたりします。
いらないからね…
前任者がいない場合でも、多くの場合、各地域で駐在員SNSがあり、日常的に帰任者の家具類が販売されたりしています。
帰任でなくても、日本語の絵本の売買とか、日常的に行われているので、赴任先のFacebookグループを覗いてみると良いでしょう。
続いて、「やっぱり自分で選びたい!」という人は、家具アウトレットで購入があります。
「Furniture outlet」で検索すると、結構多く出てきます。
これとインターネットの大手家具サイトで価格やデザインを比較して選んでいく感じでしょうか。
アメリカですと、大手家具サイトとしては確認すべきは「Wayfair」、「Overstock」、「Costco」あたりですかね。
なお、アメリカのネットショッピングはキャッシュバックサイトを使うとお得になる事があるので興味があれば、この記事をご覧ください。
おまけ:アメリカで買って良かった物
せっかくなので、私がアメリカで買って良かったものを簡単に紹介します。
何でも日本製が高品質なイメージですが、「現地で買ったモノの方が良かった!」というものもありますよ。
アメリカに来たら、ぜひ試してみてください。
- Apple Air Tag
- コーヒーメーカー
- Scan pan
- Tooth stain remover
- ノイズキャンセリングイヤホン
- 空気入れ(自転車、自動車共用)
- USB Type C to lightning cable
- ポータブルウォシュレット
- ルンバ
- Air fryer
アメリカへの引っ越しで注意する事
最後に、海外への引っ越しについて。
駐在生活に向けて、日本から持っていくものも多いと思いますが、日本国内への輸送とは違い、手間もかかれば、時間もかかります。
「これは、日本から持っていくか…」と思って送ったモノが、いつまで経っても届かないとか日常茶飯事です(笑)。
ご注意ください!
輸送方法は航空便と船便
まず、海外への引っ越しの輸送方法は「航空便」か「船便」になります。
とうぜん、航空便が早いのですが、値段も高い。
海外駐在員の場合、会社から航空便は5箱、船便は20箱とか指定される事が多いと思います。
また、航空便、船便で送れる物は違います。
なお、送れるモノについては、ルールが変わる事もあるので、最新情報を引っ越し業者に確認しましょう。
輸出品目は税関のHPでも見る事ができます→(税関HP)。
航空便はすぐに使うモノを入れる
航空便は送れる数が限れらているので、生活ですぐに必要となるモノを入れましょう。
ただ、航空便でも手元に届くまで、2週間くらいはかかるので、本当に即日必要になるようなものは、スーツケースでハンドキャリーか現地調達するしかありません。
駐在員の場合、前任者から現地で譲り受けたりする事ができたりもします。
また、航空便だと送れないモノがあったりするので、注意が必要です。
一番気をつけないといけないのは、食料品(肉エキス)ですね。
- 食料品(特に肉エキスに注意!チキンエキスとかもダメ)
- 医療品(ポートランドはダメでした、他の地域はOKとの情報も)
- リチウム電池製品
- 家電
- 麻薬や刀剣なども、当然ダメ
船便は時間がかかっても良いものを詰める
船便は手元に荷物が届くのに、2か月程度要することもあり、時季外れの衣類や、本、当面なくても困らないものを入れます。
2カ月って…
私が初めて海外赴任した時、「船便2か月」と言われ、「は、何言ってんの?」と思ったのですが、これが普通です。
2回目のアメリカ赴任でも、やっぱり船便は2か月くらいかかりましたね。
船便着くころには、生活立ち上がってるけどね(笑)
時間がかかる代わりに、大量の荷物を送れたり、航空便で送れない家電が送れたりとメリットはあります。
ただ、そんな船便でも送れないモノがあります。
- 食料品(特に肉エキスに注意!チキンエキスとかもダメ)
- 医療品(ポートランドはダメでした、他の地域はOKとの情報も)
- 麻薬や刀剣などは、当然ダメ
残置家財はトランクルームを活用する
駐在員だと、海外に持っていく必要のない家具類を保管するためのトランクルームを使わせてくれるケースも多いと思います。
ウチも使ってる
アメリカに限りませんが、海外現地の家に備え付けの家具も多く、日本で使っていた全ての家具を持ってく必要はありませんからね。
そんな時、活躍するのが、温度・湿度管理されたトランクルール。
長期保管も安心。
大量の荷物を運ぶのは大変なので、トランクルームが利用できるなら、積極的に活用しましょう。
ウチの場合、冷蔵庫や食器棚など、大型の家具をゴソッと保管しています。
ただ、予想以上に海外生活が長くなってしまって、正直なところ何を入れたのか全く覚えていない(笑)。
海外引越でよくあるトラブル
海外引越でよくあるトラブルは、「紛失」、「破損」です。
長旅だからな
通常、引っ越し時に段ボールに番号を書いて、引っ越し業者と本人で荷物の確認をし、現地で受け取る際に、段ボールの番号を照合するのが一般的な方法。
で、稀にあるのが、受け取る時に「段ボールが足りない」、「壊れてた」というトラブル。
どうしようもないのですが、荷物を梱包する時に、品物の値段を書く事になっているので、紛失・破損トラブル時は保険が適用されて、金銭面での保証はされます。
梱包時、めんどくさくて、ついつい適当な値段を書いてしまいそうですが、紛失・破損は起こり得るので、万一の場合に備えて、しっかりと値段を書きましょう。
まとめ
今回はアメリカ現役駐在員に「日本から持ってきた方が良いもの」を厳選してもらいました。
なんでもかんでも持ってくると荷物が多くて大変なので、現地で買えるものは現地で購入して、本当に必要なモノだけ持ってくると良いと思います。
「善は急げ!」といういことで、さっそくアメリカ生活の準備を進めてみてください。
では、また。
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