こんにちは、みみたまボーイです。
寒い冬の朝、車のエンジンをかけた瞬間、タイヤの空気圧警報が鳴る…そんな経験、ありませんか?
アメリカの寒冷地、特に気温が0℃を下回る日が多いオレゴン州では、こうした事態がよく起こります。私も、オレゴン州に住むこの5年間で何度も経験しました。
最初は「アメリカでタイヤの空気圧ってどこで入れたらいいの?」と戸惑いましたが、今ではすっかり慣れました!
例えば、ガソリンスタンドで有料で空気を入れたり、Costcoで無料の空気補充サービスを利用したり。最近では、小さなポータブル空気入れを使って、自宅でも簡単に補充できる事を知りました。
そこで今回は、アメリカで空気圧警報が出た時の対処法と、無料でタイヤに空気を入れる方法を完全ガイド!初心者でも分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、さっそく見ていきましょう!
車の空気圧警報とは?原因と注意点
車の警告灯の中でも、この写真のマークは「タイヤ空気圧が低下している」ことを示しています。この章では、空気圧警報が出る原因とその対処法、また注意すべき点について詳しく解説します。
タイヤ空気圧警告が点灯する理由と対処法
タイヤ空気圧警報が点灯したら、まずは落ち着いて原因を確認しましょう。主な原因は以下の2つです
- タイヤがパンクした
- 気温の低下や自然な空気漏れによる空気圧低下
それぞれのケースに応じた対応方法を解説していきます。
タイヤがパンクした場合の対応
まず最初に確認すべきは「タイヤのパンク有無」です。
確認は簡単!
- 目視確認: タイヤが凹んでいないか、釘などが刺さっていないかをチェックしましょう。
- 急激な空気圧低下: 空気圧が一気に減少している場合も、パンクの可能性が高いです。
もしパンクが原因で空気圧警報が出た場合、空気を入れて対処するのではなく、すぐにタイヤを交換する必要があります。
- スペアタイヤ(テンパータイヤ)に交換する。※スペアタイヤがない場合は、レッカーサービスを利用。
- 最寄りのタイヤショップ(例: Walmart)に持ち込む。
- タイヤが修理可能なら1~2時間程度で修理完了。
実体験エピソード
私も街中で駐車中にパンクを経験したことがあります。テンパータイヤに交換して最寄りのWalmartに持ち込んだら、たった1時間で修理が完了!
ただし、ホイールまで損傷している場合は修理に時間がかかります。実は私、過去にホイールも損傷してしまった経験があり、その時の恐怖体験は以下の記事で紹介しています(笑)。
気温や自然な空気漏れによる空気圧低下
タイヤ圧が若干低いだけで、パンクしていない場合は緊急性はありません。この場合、原因は主に以下の2つ。
- 気温の低下: 特に寒い冬の朝はタイヤ内の空気が収縮し、空気圧が規定値を下回ることがあります。
- 自然な空気漏れ: タイヤの素材であるゴムは、わずかに空気を通します。
近くのガソリンスタンドやCostcoなどの無料サービスを利用して、空気を補充しましょう。
特別なケース:タイヤの初期不良
私の同僚が新しいタイヤで経験したのがタイヤの初期不良。何度空気を入れても1週間ほどで警報が再点灯。
原因はタイヤの初期不良(目に見えない穴があった可能性)と予想していて、最終的にはタイヤを交換することで解決しましたが、今思えば購入店に言って無料で交換してもらうべきだった(笑)。
アメリカでタイヤの空気を入れる場所
タイヤ空気圧警報が点灯した時、どこで空気を入れればいいのか?
ここでは、アメリカでタイヤに空気を入れられる場所を無料・有料別にご紹介します。自宅で空気を入れる「裏技」も解説するので、ぜひ参考にしてください!
無料で空気を入れれる場所
誰もが嬉しい「無料」でタイヤに空気を入れられる場所から見ていきましょう。
- Costco(私は愛用)
- カーメンテナンス店
- 裏技ー自宅で入れる
Costcoは無料!
Costcoはメンバーであれば、無料で空気入れを使う事ができます。メンバーになるのに年会費がかかるので、それは無料なのか?というツッコミはあるでしょうが、少なくとも追加料金はかかりません(笑)。
Costcoの空気入れは駐車場に設置されており、簡単に利用できます。ただし、ルールを守ってメンバーだけが使いましょう(誰も見張っていないのでメンバー以外も使えるのが現実ですが…)。
カーメンテナンス店なら無料
Jiffy Lubeなどのカーメンテナンス店では、オイル交換やメンテナンスのついでに無料で空気圧をチェックし、必要であれば空気を入れてくれます。
空気圧補充だけをしに行く人は少ないでしょうが…アメリカのノリならタダで入れてくれる気がする。
裏技ー自宅で空気を入れる事もできる
意外と知られていないのですが、アメリカで一般的に出回っている自転車と自動車の空気をいれるところのバルブは同じ種類です。
つまり?
自転車の空気入れで、車にも空気を入れれる
そんなわけで、裏技として「自宅にある自転車の空気入れで車のタイヤに空気を入れる」ことは、物理的には可能です。ただ、自力でやるのはかなり疲れるのでおすすめしません(笑)。
ポータブル空気入れの活用
世の中便利になったもので、自転車と自動車の両方に対応している「ポータブル自動空気入れ」が売っています。しかも、たったの40ドル。
私は、この空気入れの存在を知らず、自力ポンプの空気入れを買ってしまいましたが、今なら迷わずポータブルタイプを買います。まだ持っていない方はぜひ検討してみてください。
有料だが空気を入れれる場所
ガソリンスタンドにも空気入れが設置されており、ガソリンを入れるついでに空気圧を補充することができます。ただし、ほとんどの場所で1~2ドルの使用料が必要です。
一部の州(例:カリフォルニア)では、「ガソリンを入れたら無料」の場合もありますが、有料なのが一般的。
アメリカでタイヤに空気圧を入れる方法
それでは、実際にタイヤに空気圧を入れる方法を解説していきます。
Jiffy lubeなどカーメンテナンス店でない限り、基本的に自分で入れなければいけませんが、操作は簡単。今回はCostcoで空気を入れた実例です。
- 空気圧を入れる機械の前に停車
- 機械の空気圧を設定
- タイヤのキャップを外す
- タイヤに空気を入れる
- タイヤにキャップを付ける
空気圧を入れる機械の前に停車
Costcoでは、駐車場内に2台ほど空気入れ機が設置されています。その前が駐車スペースになっているので、近くに停車しましょう。離れた場所に停めるとノズルが届かないため、所定の位置に正確に駐車することが重要です。
機械の空気圧を設定
Costcoの空気入れ機では、デジタル画面で空気圧を設定できます。
とても簡単!
車に適した空気圧を確認してから設定しましょう。適正タイヤ圧は、通常、運転席ドア付近や車の取扱説明書に記載されています。下の写真のような感じです。ウチの車だと35 psi。
Costcoの機会だと、「+」、「-」のボタンを押して、圧力値を設定するだけです。
注意: ガソリンスタンドによっては、マニュアルタイプの空気入れも存在
一部のガソリンスタンドでは、古いタイプのマニュアル空気入れ機が設置されている場合があります。この場合、空気を入れながら圧力計でタイヤの空気圧を測り、調整する必要があります。
正直、使いにくい
Costcoのようなデジタル制御式が断然便利!
タイヤのキャップを外す
機械への空気圧設定が終わったら、タイヤのキャップを外しましょう。空気を入れた後に、キャップを閉めないといけないので、無くさないように気を付けてくださいね。
タイヤに空気を入れる
ホースをタイヤに突っ込んで、押すだけです。ホースを強く押すとタイヤに空気が入っていきます。
シューって音がする
デジタル式の場合、タイヤ圧が規定値に到達すると、音が鳴って空気を入れ終わった事を教えてくれます。これを4つのタイヤ全てで行えばいいだけです。
マニュアル式の場合、ここでイチイチ自分で圧力を確認しないといけないので、超面倒です。だいたい、目盛りもはっきり見えなかったりするし。
タイヤにキャップをする
空気を入れ終わったら、外したキャップをタイヤに着けて終了。
まとめ
今回は車社会のアメリカで頻繁に遭遇する「タイヤ空気圧」が低下した際に、空気圧を入れる方法について書いてみました。
空気圧は燃費にも影響するので、しっかり規定された空気圧で走行できるようにしましょう。
では、また。
コメント
コメント一覧 (3件)
今フロリダに旅行に来ていて、タイヤの空気圧が低くなっているので検索したらこちらのサイトを見つけました。コストコ会員なので行ってみます。助かりました。ありがとうございました。
余談ですが、シアトルからの入国でした。空港からの景色がとてもきれいですね。台湾も大好きで毎年行っています。
タイヤの空気圧が低くなっているので検索したらこちらのサイトを見つけました。コストコ会員なので行ってみます。助かりました。ありがとうございました。余談ですが、シアトルからの入国でした。空港からの景色がとてもきれいですね。台湾も大好きで毎年行っています。
お役に立てて嬉しいです!
無事に空気満タン?で安全運転できている事を祈っております。
去年くらいから台湾の澎湖にまた行きたいなと思っているのですが、
アメリカにいるとナカナカいけません。
毎年台湾に行っているようで、とても羨ましいです!