こんにちは、みみたまボーイです。
これまでアメリカへ2度、台湾へ1度の赴任を経験し、合計で約10年以上の海外駐在生活を送っています。
そんな私が、アメリカ赴任前に日本から持っていくべき必需品10選を、駐在員と帯同家族それぞれの視点から厳選してご紹介します。
「アメリカ赴任に何を持っていけばいいのか?」
これは、初めての海外生活を迎える方にとって、最も悩ましい問題のひとつです。
現地で多くのものは手に入りますが、仕事の効率や家族の安心感を大きく左右する“日本から持参すべき一品”は、確かに存在します。
しかも、必要な持ち物は、駐在員本人と家族では大きく異なるのが現実。そこでこの記事では、それぞれに本当に役立ったアイテムを10個ずつ、理由とともに詳しく解説します。
まずは、駐在員用・家族用のチェックリストを冒頭に掲載していますので、「自分に必要なもの」をすばやく確認してみてください。
その後、私の実体験をもとにした解説を順に読んでいただければ、アメリカ赴任の不安がグッと減り、初日から安心して生活と仕事に集中できるはずです。
それでは、早速いってみましょう!
日本から持っていくべきものと現地調達の判断基準

これまでアメリカ、台湾に駐在してきた経験から、ほとんどのモノは赴任先でも買う事ができます。
もちろん、日本のモノの方が「使い心地が良い」、「品質が良い」事はあります。でも、長く住むのでいつまでも日本と同じなんて不可能。
仮に「日本から持っていくもの100選」と言われたって、誰がそんなに持っていけるのか…(笑)。
そんなわけで、今回のランキングは以下の視点で選定しました。
- 現地で手に入りにくいもの
- 渡米後、すぐに必要になるもの
- 日本製の方が圧倒的に品質・使い勝手が良いもの
- 家族の安心感につながるもの
アメリカ赴任する駐在員が持って行くべき日本の便利アイテム10選

まずは、異国での仕事に臨む駐在員本人が日本から持っていくべき必需品10選をご紹介します。
赴任後すぐに、日本での仕事と同じパフォーマンスを発揮するために役立つ「痒いところに手が届くアイテム」から、日米の文化の違いによって「職場で浮かないための“気配りグッズ”」まで、実体験をもとに厳選しました。
個別の解説に入る前に、まずはチェックリスト付きの一覧で、必要な持ち物をサッと確認してみてください。
駐在員本人の必需品チェックリスト
1位 日本語キーボード付きノートPC または 外付け日本語キーボード
アメリカ赴任で最初にぶつかる“意外なストレス”――それが「日本語入力のやりにくさ」です。
そう、アメリカで販売されているノートパソコンには、日本語キーボード特有の“あの切替キー”がありません。
日本では当たり前に使っていた「半角/全角」キーや「かな/英数」キーがないため、毎回ショートカットを手探りで使いながら日本語入力に切り替えることになります。
ほんの数秒の操作とはいえ、日常的にメールや資料作成で日本語と英語を頻繁に行き来する駐在員にとっては、作業効率の大幅な低下につながります。
ましてや、英語での打ち合わせや現地スタッフとのコミュニケーションで疲れたあと、ひとりでPC作業をしていると…「イライラ爆発!」(笑)
だからこそ、アメリカ赴任前に日本語キーボード付きのノートPCを持参するか、最低でも日本語配列の外付けキーボードを準備することを強くおすすめします。
出張が多い方なら軽量ノートPC、オフィスや自宅中心で作業するならUSB接続のキーボードなど、自分の働き方に合ったスタイルで選ぶのがポイントです。
アメリカでもキーボード自体は購入できますが、日本語配列のものはほぼ手に入りません。日本にいる今こそ、準備しておくべき赴任準備アイテムNo.1です。
2位 きちんと感のあるビジネスバッグ&スーツケース
アメリカ駐在が始まると、意外と頻繁に発生するのが「日本への出張」。
しかも、ただの出張ではなく、アメリカ人の同僚や顧客を連れての日本出張というケースも少なくありません。そんなときに意外と目立つのが…「スーツケースの“きちんと感」です。
赴任時は、ステッカーだらけのカジュアルなスーツケースでも問題ありません。
でも、日本出張でスーツ姿の同僚たちと一緒にバゲージクレームに並んだとき、一人だけ「旅行者感」丸出しのスーツケースを受け取るのって…かなり浮きますよ(笑)。
「仕事できそう感」って、意外とこういう細かい部分からにじみ出るものなんですよね。
だからこそ、ビジネスシーンでも通用するシンプルで上質なスーツケースを1つ用意しておくのがおすすめ。赴任時の大荷物にも使えるので、渡米前に準備しておけば一石二鳥です。
同様に、ビジネスバッグも“きちんと感”のあるものを1つ持っておくと安心。ただし、あまりにもバリバリのスーツスタイルだと、アメリカの職場では逆に浮いてしまう可能性もあるので注意が必要です。
カジュアルすぎず、フォーマルすぎず、「ビジネスカジュアル」な雰囲気のバッグやスーツケースがベスト。見た目の印象は、国際的なビジネスシーンで思った以上に大切です。
3位 名刺入れ(シンプルで高級感のあるもの)
海外駐在をしていると、日本にいたとき以上に社外との交流の場が増えます。
特にアメリカでは、日本以上に人脈ベースのビジネス文化が根付いており、「いきなり他社の役員クラスと面談」なんてことも珍しくありません。
そんなとき、サッと取り出す名刺入れが安っぽかったり、カジュアルすぎると…場違い感が半端ないんです。
実は私、過去に和柄の名刺入れをサッと出してしまい、「あ、ちょっと浮いてるかも…」と恥ずかしくなったことがあります(笑)。
その場は和やかでしたが、後から「もっと落ち着いたデザインにしておけばよかった」と反省しました。
もちろん、名刺入れひとつでビジネスが決まるわけではありません。でも、「この人、しっかりしてるな」「信頼できそうだな」と思ってもらえる第一印象のきっかけには十分なり得ます。
名刺入れは、ブランドものや高級品である必要はありません。ただし、シンプルで高級感のあるデザインを選ぶのがポイント。
使い込むほど手に馴染む革素材や、マグネットなどがついていないスッキリした形状のものがおすすめです。
アメリカでは日常的に名刺交換をする機会は少ないですが、日本人との会合や日本出張では名刺交換の場がしっかりあります。だからこそ、アメリカ赴任前に準備しておくべきアイテムのひとつです。
4位 仕事用のフォーマル or セミフォーマルな服
アメリカの職場は、基本的に“私服”がスタンダード。
日本のようにスーツや制服で出勤する文化は少数派で、現地スタッフはジーンズ+Tシャツというスタイルがごく普通です。
でも、いざ自分がTシャツ姿でデスクに座ると…なんか落ち着かない(笑)。
これは、日本でのビジネス習慣が染みついているからこそ感じるギャップ。実際、多くの駐在員が「私服OKだけど、どこまでラフでいいのか分からない」と悩みます。
そこでおすすめしたいのが、セミフォーマルな服装。具体的には、チノパンやスラックスに襟付きのシャツなど。
これならラフすぎず、かといって堅苦しくもない、ちょうど良い“きちんと感”が出せます。
さらに、アメリカのオフィスでは「今日このあと突然ミーティングに顧客が来る」というケースも意外と多いんです。
そんな時に、Tシャツ&短パンではかなり気まずい…!
現地で服を買おうと思っても、サイズや好みに合うものを探すのは意外と大変。特に日本人の体型に合うビジネスウェアは限られているため、渡米前に準備しておくのが安心です。
アメリカ赴任の服装は“自由”だけど、“自由すぎると不安”になるもの。
だからこそ、自分が落ち着いて仕事に集中できるスタイルを、日本で整えておきましょう。
5位:スマホホルダーとサングラス

意外と忘れがちですが、「スマホホルダー」と「サングラス」はアメリカ駐在員にとって納得の必需品です。
なぜなら、あなたが住むのは車社会・アメリカ。赴任直後から、会社に行くにもスーパーに行くにも、運転はほぼ必須。
しかも、赴任当日から空港でレンタカーを借りて、スマホでGoogleマップを見ながら移動する…なんてことも普通にあります。
そんな時、スマホホルダーがないと本当に不便!
実際、新しく赴任した駐在員が最初に現地で買うアイテムNo.1がスマホホルダーというのも納得です。それくらい、無いと困る。
スマホホルダーには主に2種類あります。
- エアコン口に取り付けるタイプ:エアコンの風がスマホを直撃。冬場はスマホが熱くなる。あと、締め付けのグリップ力が落ちて、2年で使い物にならなくなりました。
- 吸着型:安いのは吸着力がすぐに落ちてダメだったが、ブチ切れて「最高の吸着力!」をうたい文句にしている「HTU 80+LBS Strongest Suction & Military」を買ったら、びくともしない(笑)。快適に使えています。
そしてもうひとつ、サングラスも忘れずに。
アメリカは日差しが強く、運転中に目が疲れやすい環境です。特に西海岸や南部では、サングラスなしでの運転は危険すら感じるレベル。偏光レンズ付きのものを選ぶと、視界もクリアで快適。
もちろん、サングラスはアメリカで買えます。どこでも買えます。しかし、赴任後、あなたはすぐに車に乗らなければいけません。
ライオンさんサングラスを買う前に事故ったら終わり…
そして、残念なことに、アメリカの運転に慣れてない赴任初期に事故をする人が結構多い。
私の部下も赴任後2日で事故ってしまいました。そんなわけで、赴任後すぐに戦闘態勢に入る為にも、日本から手持ち荷物でサングラスを持ってきましょう。
ちなみに、私はメガネの上からも掛けれるオーバーグラスを使っているのですが、私の頭にぴったりのオーバーグラスが全然見つからず、日本帰国時に買った経験があります。
カバさんアメリカ人、頭デカすぎ(笑)
スマホホルダーとサングラスは、アメリカ駐在生活の“運転ストレス”を大きく減らしてくれるアイテム。赴任前に日本で準備しておくと安心です。
6位 モバイルバッテリーと急速充電用コンセント、Type Cケーブル
駐在員になると、国内外の出張は日常茶飯事。そこで必ずと言っていいほど直面するのが「移動中の電池切れ問題」です。
空港の待ち時間に、「あと10分でWeb会議…でも充電残り5%!」なんて冷や汗をかいた経験、ありませんか?
しかも、いざ充電しようとしたら——
・充電スポットは他の旅行者に占拠されている
・コンセントが壊れてる or 少なすぎる
・機内には充電口すらない(アメリカ国内線“あるある”)
…と、充電できないストレスに悩まされることが本当に多いんです。
そんな時に頼りになるのが、信頼できるモバイルバッテリー。ただし、これはあくまで“最終手段”。
限られた時間でもサクッと充電するには、急速充電対応のコンセント+Type-Cケーブルの携帯が必須です。
最近は、スマホもノートPCもType-Cで充電する機種が増えているため、出張・外出時の電源対策として持っておくと安心感が段違い。
私自身、空港でコンセント難民になった経験が何度もあります…。そのたびに「モバイルバッテリー+急速充電セットがあってよかった」と心底思いました。
駐在員にとって、これはまさに「電源がない世界での命綱」。
アメリカ赴任前に、信頼できるセットを準備しておきましょう。
7位 ノイズキャンセリングイヤホン
駐在員として海外で働くと、移動中だろうが容赦なく会議が入ることも日常茶飯事。
「空港でオンライン会議」なんて、もはや珍しくもなんともありません。
「なんで移動中まで会議に出なきゃいけないの…」そんなモヤモヤを抱えつつも、参加せざるを得ないのが私たち駐在員の現実です。
空港で会議?そのとき頼れるのがコレ
空港は常に騒がしい環境。周囲の話し声、アナウンス、雑音が絶えず響いています。
そんな中で相手の声をしっかり聞き取り、こちらの声もクリアに届けるには、ノイズキャンセリング付きイヤホンが必須です。
車での移動中も使えて便利なので、私は常に持ち歩いています。
ノイキャンの真骨頂は「機内での睡眠力」
実は、飛行機で眠れない最大の理由のひとつが“エンジン音”。ずっと「ゴーーッ」と鳴っていて、知らぬ間に眠りを妨げています。
ところが、ノイズキャンセリング機能をオンにすると——世界がスッと静まり返る。まるで“無音空間”にワープしたような感覚で、長時間フライトでもグッスリ眠れるようになります。
体力温存できるし、時差ボケにも強くなれるので、出張先でのパフォーマンスにも直結します。
ちなみに私は、飛行機で寝られずにブチ切れて(笑)、世界最高性能と評判のSony WF-1000XM5を買いました。
「もっと早く買えばよかった…!」と本気で思ったガジェットのひとつです。
ノイズキャンセリングイヤホンは、駐在員の“移動ストレス”と“睡眠不足”を救ってくれる最強アイテム。アメリカ赴任前に、ぜひ一つは準備しておきましょう。
8位 日本語で読める参考書・専門書・自己啓発本
海外駐在で地味に困るのが、日本語の本の入手です。
特に、専門書や自己啓発本、仕事に直結する参考書は、現地ではまず手に入りません。電子書籍(Kindleなど)で読める本もありますが、
- 専門書は電子化されていない
- 図や資料が多くて、紙でじっくり読みたい
- 長期的に繰り返し使うので、手元に置いておきたい
といったケースも多いですよね。
私の住んでいるエリアには日系スーパー内に紀伊國屋書店がありますが、置いてあるのは雑誌や小説、ベストセラー系がメイン。さすがにニッチな技術書や業界特化のビジネス書は手に入りません。
そこでおすすめなのが、渡航前に必要な本をしっかり見極めて持参すること。以下のようなものは特におすすめです。
- 自分の仕事に関する専門書
- 長期的に繰り返し読む自己啓発本
- キャリアアップに役立つ参考書
逆に、気軽に読みたい本(小説や漫画など)は電子書籍に切り替えるのがベターです。紙の本は重いので、持っていく数は厳選しましょう。
アメリカ赴任中に「読みたいのに読めない…」と後悔しないために、今のうちに準備しておくのが賢明です。
| HP | 月額 | マンガ冊数 | 無料期間 | |
![]() | コミックシーモア | 780円~ | 約11万冊以上(フル)、約4万9千冊以上(ライト) 月額1,480円プランなら60,000タイトル/142,000冊以上 | 7日間 |
![]() | eBookJapan | 780円~ | 約59,000冊 放題フルは月額1,480円 | 60日間 |
![]() | Bookwalker | 836円~ | 約3万冊以上、マンガ雑誌90冊以上 読み放題Maxは月額1,100円 | 14日間 |
![]() | Kindle Unlimited | 980円 | 約5万冊以上 (全作品200万冊以上) | 30日間 |
9位 常備薬(大人用)
「薬なんて現地でも買えるでしょ」と思いがちですが、アメリカの市販薬は意外とクセ者です。
どれを選べばいいか分からなかったり、成分が強すぎて体に合わなかったりと、駐在員あるあるの一つです。特に渡米直後は、
- 時差ボケ
- 引っ越し疲れ
- 環境の変化によるストレス
…といった要因で、体調を崩しやすいタイミング。そんな時に、近所のドラッグストアで「どの薬がいいの?」と悩むのは、正直しんどいですよね。
そんなわけで、飲み慣れた日本の常備薬をあらかじめ持参しましょう。
私自身、渡米直後に風邪をひいて薬局に駆け込んだものの、パッケージが英語だらけで何が何だか分からず、効くかどうかもわからないまま、適当に買って帰ったことがあります…。
常備薬は“安心感”そのもの。
アメリカ赴任前に、自分に合った薬を厳選して持っていくことを強くおすすめします。
- 解熱・鎮痛薬(例:イブ、ロキソニンなど)
- 胃薬・整腸剤(正露丸や太田胃散など)
- 風邪薬(ルルやパブロンなど)
- アレルギー用の薬(花粉症や蕁麻疹対策)
- 目薬や湿布など、日常でよく使うもの
10位 駐在生活の救世主!絶対に持っておきたい電動工具
アメリカ駐在が始まったら、まず最初に待ち受けているのが「家具の組み立て地獄」(笑)。
IKEAやAmazonなどで家具を購入し、いざ組み立ててみると…付属のドライバーや六角レンチではネジが固すぎて全然進まない。
ひたすら手でネジを回してると、手の皮がむけるレベルで本当にしんどいんです。
そしてようやく完成した頃に、妻から「家族の分の椅子も買っておいてね! 組み立てもよろしく!」といった拷問のようなLINEが飛んできます(笑)。
私は途中で心が折れ、会社から電動ドライバーを借りてきましたが、駐在生活の中で追加の家具を買う事も多いので、電動工具は買っておいて損はありません。
特におすすめなのが、充電式の電動ドライバー。軽量で扱いやすく、家具の組み立てだけでなく、ちょっとした修理やDIYにも使えます。
駐在生活のストレスを減らす“救世主”として、電動工具はぜひ渡米前に準備しておきましょう。
帯同家族が日本から持っていくべき必需品10選

続いては、帯同家族が日本から持っていくべき必需品10選です。
駐在員本人が仕事環境を立ち上げることに集中する一方で、帯同家族は生活環境を整えることが最優先。必要な持ち物も、仕事中心の駐在員とは大きく異なります。
育児・家事・健康管理など、家族ならではの視点で選ぶべきアイテムを、実体験をもとに厳選しました。
まずは、チェックリスト付きの一覧で、必要なものをサッと確認してみてください。
帯同家族の必需品チェックリスト
1位 日本のサブスク(ストレス軽減の必需品)
海外生活が長い私が、帯同家族に心からおすすめしたい生活必需品――それが「動画・マンガのサブスクリプション」。
もちろん、変圧器や日用品も大切ですが、精神的な安定を保つための“娯楽環境”こそ、赴任初期の命綱になります。
なぜ、サブスクが必要なのか?
赴任初期はまだ友人も少なく、旦那さんは仕事で忙しい。ふと気づいたら、家でひとりぼっち――そんな状態で心が疲れてしまう人も少なくありません。
だからこそ、少なくとも家の中では日本と同じようにリラックスできる環境を整えることが大切です。
NetflixやAmazon Prime Videoで日本語の映画やドラマを観たり、Kindleで最新のマンガを楽しむ。これだけで日常のストレスが大きく軽減されます。
長い海外生活を乗り切るためには、精神状態を健全に保つことが何より重要。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 海外生活のストレス軽減 移住初期のメンタル維持 暇を持て余さない | 英語に触れる機会減(でも、生活に慣れてから取り返せば良い) |
主要な動画サービス一覧
海外で日本のドラマや映画を楽しむなら、以下の動画サービスがおすすめです。
完全無料のTVerは、登録必須。それ以外で私のイチオシはAmazon Prime。月額わずか600円で、以下のような魅力的なサービスが付いてきます:
- Prime Videoで日本の映画やドラマを楽しめる
- Amazon Music Primeで音楽が聴き放題
- Prime Readingで電子書籍を閲覧可能
- 容量無制限のフォトストレージで旅行写真も安心
特にフォトストレージは、海外生活で地味に嬉しい機能です。アメリカ生活では旅行先が増える分、写真を撮る機会も多くなり、すぐにスマホの容量がいっぱいになってしまうことも…。
そんなとき、Amazon Primeのフォトストレージは非常に便利。これらのサービスを個別に契約するよりも圧倒的にコスパが良いのがポイント。
動画、マンガ、音楽と、家の中でリラックスするための環境がこれ一つで整います。
他の要動画サービスと比較すべく、比較表をご覧ください。なお、散々Amazonを推しておきながら、うちはジャンルが豊富なU-nextも契約しましたが(笑)。
| HP | 月額 | 特徴 | 無料期間 | |
![]() | TVer | 無料 | 何と言っても無料 | そもそも無料 |
![]() | Amazonプライム(公式) | 600円 | たった600円で、見放題・読み放題・聞き放題 コスパ最強 | 30日 |
![]() | Hulu | 1,026円 | 日テレ作品や海外ドラマが豊富 | 無し |
![]() | NETFLIX | 790円~ | オリジナル作品多数 | 無し |
![]() | NHKオンデマンド | 900円 | 大河ドラマやNHK教育テレビが見れる | 最大1カ月(月末まで) |
![]() | ABEMA | 960円 | オリジナル番組が面白い | 2週間 |
![]() | U-NEXT | 2,189円 | 見放題の作品数が多い アニメからアダルトまでジャンルが豊富 | 31日 |
動画/本/音楽、必要なサブスクの全てがここに!
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主要な漫画サービス一覧
続いて、すきま時間にサクッと楽しめる漫画のサブスクも、まとめてみました。
こちらは、読み放題の冊数も業界ダントツ1位なので、悩んだらシーモアでしょう。
古くは北斗の拳から、ワンピース、近年ではキングダム、呪術回戦まで、続きが気になるマンガがカバーされています。
| HP | 月額 | マンガ冊数 | 無料期間 | |
![]() | コミックシーモア | 780円~ | 約11万冊以上(フル)、約4万9千冊以上(ライト) 月額1,480円プランなら60,000タイトル/142,000冊以上 | 7日間 |
![]() | eBookJapan | 780円~ | 約59,000冊 放題フルは月額1,480円 | 60日間 |
![]() | Bookwalker | 836円~ | 約3万冊以上、マンガ雑誌90冊以上 読み放題Maxは月額1,100円 | 14日間 |
![]() | Kindle Unlimited | 980円 | 約5万冊以上 (全作品200万冊以上) | 30日間 |
読み放題の冊数、業界ダントツ1位!
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日本の動画サービスを見るにはVPNが必要

VPN(Virtual Private Network)は、海外にいても日本のIPアドレスを使い、日本のテレビやAmazon Prime Video、Netflixなどの動画サービスを視聴可能にする便利なツール。
アメリカなど海外にいる場合、日本の動画サービスを直接視聴することはできません。なぜなら、IPアドレスで「海外にいる」と判断され、視聴が制限されてしまうからです。

そこでVPNを使えば、日本のIPアドレスを経由することで、まるで日本にいるかのように動画サービスを利用できます。
VPNサービスは複数ありますが、以下の観点で選ぶと良いでしょう:
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- サーバー数:選択肢が多いほど接続が安定します。
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これらの観点から、私のおすすめはNordVPNです。
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2位 変圧器|日本の家電をアメリカで使うなら必須!

2位は「変圧器」!
ライオンさんやっぱり変圧器は外せないよね!
カバさん日本の家電、使えないと地味に困る…
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 日本の電化製品をそのまま使用可能 高価な海外版を購入せず済む 食のクオリティが爆上がり | 重量があり、持ち運びに不便(だが、一度持ち運んでしまえば、動かすことは、ほぼ無い) |
アメリカ生活に変圧器は必要?どの家電に使う?
アメリカでは、日本と電圧が異なるため、いくつかの日本製家電を使うには変圧器が必要です。しかし、大量に持っていく必要はありません。
ほとんどの家電はアメリカで購入できますし、対応しているものも増えています。
私の経験では、変圧器は2個あれば十分。
持っていくべき家電ベスト2│炊飯器とホットプレート
駐在生活10年以上の私がお勧めする日本から持っていくべき家電は以下の2つ。
- 炊飯器:アメリカでは種類が少なく、価格も高い。日本製の方が美味しく炊ける。
- ホットプレート:たこ焼き・お好み焼き・焼きそばなど、日本の味を再現できる。
アメリカでも炊飯器は購入できますが、種類が少なく、値段も驚くほど高い。例えば、アメリカで売られている炊飯器はこんな感じです↓

何世代か前のモデルが高額で売られており、性能も日本製の最新モデルとは大きな差があります。
しかし、炊飯器は毎日使うもの。日本で購入して持ち込む方が選択肢も多く、間違いなくコスパも良いですし、何より美味しい!
もう一つおすすめなのがホットプレート。
たこ焼きやお好み焼き、焼きそばなど、日本の味を楽しめるのはもちろん、友人を招いたパーティーでも大活躍!
変圧器選びのポイント
変圧器を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう:
- 容量:使用する家電に合わせて十分な容量のものを選ぶ(炊飯器なら1000W以上推奨)。
- コンパクトさ:持ち運びや設置場所を考え、軽量タイプがおすすめ。
- 変換可能な電圧:アメリカ(110V)と日本(100V)の間を確実に変換できるモデルを選ぶ。
我が家では、日章工業の変圧器を使っていますが、5年経っても壊れる事も無く、さすがの安心品質。
重いのがやや難点ですが、1台は炊飯器の横で場所固定。もう1台はホットプレートを使う時に動かしますが、動かすと言っても1mくらいなので苦にならず。
3位 歯ブラシ(海外生活で意外と困るアイテム)

| メリット | デメリット |
|---|---|
| 日本人に合った硬さ・形状 磨きやすくて虫歯にならない(特に、子供用) | 買いだめして持ち込む必要あり(でも、それほど場所は取らない。電動歯ブラシなら全て解決) |
海外生活で意外と困るアイテム
「歯ブラシなんてアメリカで買えばいいでしょ?」と思ったあなた。じつはこれ、海外生活で地味に困るアイテムNo.1かもしれません。
アメリカの歯ブラシは、ヘッドが大きすぎて磨きにくいんです!
こんな感じです↓

これでは細かいところまできれいに磨けず、磨き残しが出てしまいます。
台湾駐在時も現地歯ブラシはヘッドが大きかったので、海外全般で「歯ブラシヘッドは大きい」のかもしれません。
そんなわけで、私は日本製の歯ブラシをまとめ買いして持参しています。運ぶのに場所も取らず、アメリカの日本スーパーで買うより断然お得。
ライオンさん2年分くらい持ってる(笑)
また、大人用歯磨き粉はアメリカ製で問題ありませんが、子供用歯磨き粉は日本製がベター。
アメリカ製はフッ素濃度が高すぎたり、味が強烈だったりするので、我が家は大量の子供用の歯磨き粉とフッ素コートを買い込んでいます。
電動歯ブラシという選択肢もあり
長い駐在生活の中で、つい先日、新たな発見がありました。
ライオンさん電動歯ブラシが良い!
大量の歯ブラシを持ち込んでいるにも関わらず、試しに買った電動歯ブラシ(Oral B Pro1000)。私の曲がって生えている親知らずの磨きにくいところまで、一瞬でツルツルにできて感動しました。
さすが、あのニューヨークタイムスでお薦めされていた一品です(The Best Electric Toothbrush, NY Times)。
大量の歯ブラシを持ってくるより、1本の電動歯ブラシが正解かもしれません。なお、日本の電動歯ブラシを持ってきても問題ないです(交換ヘッドもアメリカのアマゾンで買える)。
4位:携帯電話(SIM契約の準備)|渡米直後からスマホを使える安心感
赴任後すぐに使うものとして「携帯電話(SIM契約)」は必須。
空港に降り立ったら、そこはもう異国。
ライオンさん何があるかわからんぞ!
と、脅すつもりはありませんが、Uberで移動、家族や会社に連絡、Googleマップで目的地確認…スマホが使えないと、いきなり詰みます。
カバさんというか、暇つぶしで使う(笑)
だからこそ、渡米前にスマホを使える状態にしておくことが超重要です。
渡米直後にアメリカで携帯を使う方法
渡米直後にスマホを使う方法はいくつかありますが、おススメは断然eSIM。
- 通信が安定していて安い
- 契約がオンラインで完結
- 現地SIMへの切り替えもスムーズ
| お薦め度 | 入手難易度 | 費用 | 通信安定度 | 利便性 | コメント | |
| 日本携帯 国際ローミング | 高額過ぎる | |||||
| SIM/eSIM | ベストバランス | |||||
| Ahamo/Rakuten | 既に使ってるなら、そのまま使えばOK | |||||
| 現地SIM | 後で現地格安SIMで契約した方がいい | |||||
| ポケットWifi | 持ち運びが面倒 |
うちの妻は「HanaCell」で渡米しましたが、半年後に現地SIMに切り替え。通信の安定性とコスト面で、現地SIMの方が圧倒的に快適だったからです。
周りの駐在妻のみなさんも、アメリカ生活に慣れたら現地SIMに切り替える人が、ほとんど。
ライオンさん安いからな…
つまり、最初はアメリカ到着直後の1~2か月をeSIMで乗り切り、慣れたら現地SIMに切り替えるのがベスト!
大手eSIMの比較
eSIM会社は多すぎて迷う…でも、選ぶポイントはシンプル!
- 費用:1GBあたりの価格が安いか
- 契約期間:1週間〜1ヶ月など柔軟に選べるか
- 容量:動画視聴や地図利用に十分か
到着後、現地の格安SIMに切り替えればいいので、日本で契約するeSIMの期間は短くてOK。
ライオンさん1カ月あれば十分
| お薦め度 | プラン | コメント | ||
![]() | airalo | ・1GB/7日/$4.5 ・2GB/15日/$8.0 ・3GB/30日/$11.0 ・5GB/30日/$16.0 ・10GB30日/$26.0 (セールで$13の時も!) ・20GB30日/$42.0 (セールで$21の時も!) | 最大手 豊富なプラン セール期間にあたればラッキー | |
![]() | trifa | ・1GB/7日/$7.1 ・3GB/15日/$18.3 ・10GB/31日/$57.5 | バランス型 | |
![]() | 【Glocal eSIM】 | ・無制限/15日/5,980円(約$42) | 15日契約のみ 実質容量無制限 | |
![]() | Nomad SIM | ・2GB/30日/2600円($18) ・5GB/30日/5200円($37) ・10GB/30日/8900円($37) | 30日契約のみ | |
![]() | TRAVeSIM | ・6GB/15日/3980円($28) | 15日契約のみ |
私だったら、100GBと実質無制限なGlobal eSIMですね。
ライオンさん容量、気にしたくない
無制限で安心なのはGlocal eSIMだけ!
\最短で当日から使える/
最初からアメリカ格安SIMにできればベスト

もし配偶者が先にアメリカで生活を立ち上げているなら、現地の格安SIM(Telloなど)を事前に契約してもらうことで、渡米直後からアメリカのスマホ回線を使える状態にできます。
と、言うのも、現地の格安SIMの契約にはアメリカの住所が必要ですが、配偶者が契約すれば問題ない。
うちの妻は渡米前にアメリカでも使えるeSIM「Hanacell」を契約してきましたが、渡米後半年で現地eSIM「Tello」に切り替えました。Hanacell=月額49ドル、Tello=月額11ドル…。
ライオンさん勝負にならん(笑)
アメリカに来てから現地格安SIMへ切り替える方法は、この記事を参照してください→アメリカで安く快適にスマホを使いたい!
紹介リンクから申し込めば10ドルも割引!
\eSIMもあるよ/
紹介コード「P3JZDNGH」
5位:携帯できる音声翻訳機(子どもの安心感を支える必需品)
英語が話せない子どもが、いきなりアメリカの現地校に放り込まれる不安—想像してみてください。
- 授業の内容も、先生の言葉も、友達の会話もチンプンカンプン
- 何をすればいいか分からず、ただ時間が過ぎていく
そんな状況で一日を過ごすストレスは、想像以上に大きいものです。
うちの息子も、最初の頃は「いつランチを食べていいのか分からなくて、結局食べられなかった」という日がありました。
その日は悔しくて、帰ってきて泣いたそうです。
「聞けばいいじゃん」と大人は思ってしまいますが、英語が話せない子どもにとっては「聞けるわけない!」のです。
そんな最初の不安定な時期に頼りになるのが、携帯できる音声翻訳機。最近は、
- オフラインでも使えるモデル
- 映像や文字の翻訳に対応したモデル
など、海外での使用に適した便利な製品が増えています。
もちろん、翻訳機に頼りすぎると英語力の伸びが遅れるのも事実。
でも、子どもが「自分でなんとかできる」という自信を持つまでの橋渡しの期間は不安を和らげる心強い味方と言えます。
6位:常備薬(こども用)|体調不良時の不安を減らす安心アイテム

海外生活と聞くと「大変そう」と思われがちですが、実際に住み始めれば、驚くほどすぐに慣れます。
アメリカに2回、台湾に1回住んでいる私が言うので間違いないです(笑)。
ライオンさんただ、体調不良時は、話は別。
特にアメリカでは、医療費が高額(簡単な診察でも数百ドル)で、軽い症状では医者に行きづらいものです。ちょっとした風邪で病院に行ったら、いきなり200ドルとか。
カバさん気軽には行けんな
更に、調子悪い状態で医者に行き、よくわからない医療英語を言われ、症状が伝わってるのかも良く分からないまま診断を受ける。
ライオンさんもはや苦行の極み
そんなわけで、軽い風邪などは常備薬で治すのがアメリカ流ですが、特に子ども用の薬は、現地のものだと心配になるケースもあるため、事前に準備しておくと安心です。
私自身、台湾赴任中に子どもが高熱を出し、年末で医療機関が閉まっている中、数件の病院を回った苦い経験があります。
そのときは日本の常備薬があれば…と強く思いました。
「体調が悪いときの不安」を和らげるためにも、日本から常備薬を持参し、どんな状況でも冷静に対応できる準備をしておきましょう。
7位:バリカン|物価高のアメリカで節約&時短に大活躍!

| メリット | デメリット |
|---|---|
| ヘアカット代を節約 いつでも散髪できる | 失敗したら丸坊主(笑) たぶん男性限定 |
個人的には持ってきて正解だったアイテムNo.1が「バリカン」。
小さな男の子のいる家庭限定かもしれませんが、バリカン、めっちゃ良いですよ!
上昇するアメリカの物価、子どもの散髪だけでも20ドル。
ライオンさん高い…
カバさんどんどん、お金が飛んでいく(泣)
そんなわけで、うちの息子は台湾時代から、ずっと私がバリカンでカットしています。庭でサッと切って、10分で完了。しかも無料!
ライオンさん安いし、早いし、最高です(笑)
ちなみに、私も「自分の髪もバリカンでいけるんじゃ?」と思い、妻にカットしてもらったところ…
ライオンさん小学校以来の丸ボウズ!
それ以来、自分のカットは近所の安い散髪屋に行く事にしました(笑)。
8位:日本語の本・文房具|子どもの教育と日本語維持に欠かせないアイテム

「本なんて電子書籍でいいんじゃない?」と思ったあなた。
ライオンさん基本、正解です
ハードカバーの本を持ち込むより、電子書籍で済ませた方が圧倒的に楽。でも、「子どもの教育用教材」は話が別。
海外生活で悩ましいのは、子どもの日本教育。
海外駐在では、いつか日本に帰るため、日本の教育内容をどうキャッチアップするかが永遠の課題。
私の場合、娘が4歳の頃から海外駐在が始まり、今や中学1年生。この間、ほぼ海外生活(台湾、アメリカ)。
実際に海外で子育てして感じるのは、小学校に入るまでは、日本の教育を気にしないでも大丈夫。家で親が日本語で喋っていれば、日本語は勝手に覚えます。
ライオンさんなんとでもなる
難しくなるのは「漢字・教科学習」が始まってから。
現地校に行きながら、日本の国語、算数、理科、社会の勉強もやるのは、子どもにとってもハードワーク。
とはいえ、やらないわけにもいかない。
だからこそ、日本の学習指導要領に沿った参考書や、漢字ドリルなどは必須です。文房具も、日本製の方が圧倒的に品質が高いですね。
カバさんアメリカの消しゴム、全然消えない
また、個人的には、アメリカではまず売ってない学校で学ぶ勉強以外の、子どもの教育に役立ちそうな本もおすすめ。
私が好きなのは「学校では教えてくれないシリーズ」で、うちの子は「お金のこと」が大好きで熟読していました(笑)。
アメリカ駐在準備としては、アメリカ駐在準備~赴任初期までをしっかりまとめてくれている「行くぞ アメリカ」がお薦め。
アメリカ赴任の準備~生活の立ち上げまで、ここまで網羅的にまとめてくれている本は、他にはありません。
アメリカ赴任を2回も経験してきた私が見ても、「あ~、そうだったね~」と唸る一冊。
9位:物干し竿と収納ボックス|室内干し&引っ越し多めの駐在生活に最適

アメリカは外干し文化が無い(違法)ので、室内干しのために「物干し竿」は必須です。
もちろん、アメリカの家には基本的には乾燥機があり、強力なパワーで完全乾燥させてくれます。とても便利で、もう乾燥機の無い生活には戻れそうにもありません。
ライオンさんただ、乾燥機のパワーが強すぎ
ただ、乾燥機では縮んだり傷んだりする衣類もあるため、物干し竿を使った室内干しが必要になる場面は意外と多いです。
また、海外駐在員の生活は、数年単位での移動がつきもの。我が家も「アメリカ → 台湾 → アメリカ」と、日本に帰ることなく転々としています。
毎回現地で家具の調達なんてしてたら、やってられません。
ライオンさん無理、無理
そんな中、多くの駐在員が活用しているのが紙製の収納ボックス。
- 軽くて持ち運びがラク
- 使わなくなったら捨てられる
- 組み立て簡単&見た目もスッキリ
- 意外と丈夫で、日用品や衣類の整理に十分な機能性
家具を買うより圧倒的にコスパが良く、引っ越しにも対応しやすいのが魅力です。
10位:ゲーム機|運動不足を解消する“遊べるフィットネス”アイテム
カバさんゲームなんかいらないだろ!
ライオンさんいや、遊びというより運動用
ゲーム=娯楽と思われがちですが、最近のゲーム機は“運動不足解消ツール”としても超優秀。
赴任する地域にもよりますが、例えば私が住むオレゴン州は、1年の約4分の3が雨季。外で運動するのが難しい日が続きます。
これに加えて、ハンバーガー、ステーキなどカロリー高めな料理が多いアメリカ生活。
カバさんすぐに体もアメリカン(笑)
アパートなどジム併設の家に住むなら不要ですが、一軒家に住むなら何かしら運動不足解消グッズは持っていた方がいいです。
ちなみに、私の場合、冬はひたすらにSwitchでRing Fit Adventureをやる日々。
「どうせ軽い運動なんでしょ?」と、最初は舐めていたのですが、これ普通にマジ運動ですね…
ライオンさん普通にシンドイ
余裕があれば持っていきたいもの5選

この章では必須ではないけど、「余裕があれば持っていきたい…」。そんな物を集めてみました。
余裕があれば持っていきたい物リスト
食料品・調味料|赴任初期の「食の安心感」を支えるアイテム
アメリカ赴任の初期は、慣れない食生活に対するストレスが多くなります。
だからこそ、最低限の調味料を持参することで、「いつもの味」を再願するのは意外と重要。私のおすすめは以下の通りです。
- 醤油
- ごま油
- お出汁
- 焼き肉のたれ(1本あると万能)
- ふりかけ(お弁当・朝食に大活躍)
- 鮭フレーク・瓶詰め佃煮
- インスタント味噌汁(単身赴任者の救世主)
液体類は大量に持っていくと重いので、それぞれ2~3本程度が目安。子どもがいると、学校のお弁当で使う「ふりかけ」は大量に持ち込んでも困る事がありません。
私の場合、赴任初期は3個くらいの手荷物のひとつは食材で埋め尽くしていました。
カバさん賞味期限には気をつけろ!
洗濯ネット|アメリカの強力乾燥機から衣類を守る必須アイテム
アメリカで家を借りると、基本的には洗濯機と乾燥機が付いてきます。
しかし、ひとつ問題が…
ライオンさんパワーがアメリカン!
ボタンやファスナーはもちろん、ビーズなどの装飾が施された衣類を、そのまま乾燥機に突っ込んではいけません。
あれは、生身の体で耐えれるような代物ではない(笑)。
洗濯ネットという防具をしっかり身に付け、ビーズ付きのシャツは更に裏返しにして洗濯ネットにいれるなど、徹底的に防御力を高めて乾燥機との戦いに備えましょう(笑)。
サランラップ|地味だけど毎日使う“品質差が歴然”なアイテム
アメリカのサランラップとか、最低のクオリティです(笑)!
- 買ってから最初の部分が取りにくい。
- 上手く切れない
- お皿にくっつかない
カバさんディスりすぎだろ(笑)
サランラップくらい…と思って持ってこなかったら、毎日文句を言うハメになります。
そんなわけで、日本のサランラップを忘れずに買っていってください。
浄水器|飲めるけど「おいしくない」アメリカの水対策に
勘違いして欲しくないのですが、アメリカの水道水は飲めます。そのまま飲んでも大丈夫です。
ライオンさん5年くらい飲んでる
ただ、「おいしいか?」と問われると、答えは「No」。
日本は軟水で、アメリカは硬水とか、突き詰めると色々とあるのですが、要は「おいしくない」。そんなわけで、日本から浄水器を持っていくのはアリです。
7割くらいの駐在員の家庭で使われているのが、Britaの浄水器。
また、アメリカの家に付いているシャワーヘッドも地味にストレス要因です。
- 伸縮性がなく、角度調整もできない
- 水圧が強すぎたり、硬水で髪がゴワつくことも
そんなわけで、赴任する多くの日本人は、現地に来てからシャワーヘッドを買うか、日本から持ってきている人もいます。
また、フィルター付きのシャワーヘッドがあれば硬水を軟水に変える事もできるようです。最も有名なionac(イオナック)は口コミ◎
耳かき、爪切り|地味だけど“無いと困る”日本品質の必需品
私、耳掃除が大好きで、頻繁に耳掃除をしているのですが、日本とアメリカでは耳掃除事情が違います。
カバさんマニアックだな
アメリカ人も耳掃除はするものの、多くの場合、シャワー後に綿棒でこする程度。日本人のように耳かきを使ってまで、耳掃除をしている人は殆どいません。
まあ、一説によると、耳掃除のやりすぎは良くないとも言いますが…
ライオンさん好きなんだからしゃーない
とはいえ、ここは耳かきを使って耳掃除をする文化では無いアメリカ。
耳かきは普通のスーパーには売っていません。
まして、品質の良い耳かきを探す事など、砂漠に落ちたゴマ粒を探すようなものです。
カバさんそこまでではないだろ
とにかく、「耳掃除をしたいのに、耳かきが無い!」という不要なイライラを感じないためにも耳かきは持参しましょう。
同じように「爪切り」も買っていってくださいね。
海外赴任に持っていく必要がないモノ

海外赴任の準備では「何を持っていくか」に意識が向きがちですが、実は持っていかなくても困らないものもたくさんあります。
むしろ、不要なものを持ち込むと、引っ越し費用が増えたり、現地での生活スペースを圧迫したり。
この章では、実際の駐在経験をもとに、持参不要な家具・家電や、現地で調達すべき生活用品、さらに安く手に入れる方法まで、バシッとまとめてみました。
「持っていくべきかどうか迷っている…」という方は、ぜひ参考にしてください。
海外赴任で持参不要な家具・家電リスト|現地調達で十分!
炊飯器やホットプレートなど、日本でしか手に入らないニッチ家電を除けば、ほとんどの家電は現地調達でOKです。
ライオンさん重いし
アメリカは電圧が違うため、すべての家電に変圧器を用意するのは現実的ではありません。特に、以下の家電は、基本的にアメリカの住宅に備え付けられており、持参不要。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 乾燥機
- 食洗器
- 電子レンジ
- オーブン
掃除機・ドライヤー・テレビなどは悩ましいですが、我が家はすべて引っ越し時に処分 → 現地で買い直し。
電圧の問題もありますが、いずれ買い換えるものだし、そんな高くも無いし、もういいかと(笑)。
また、多くの家具・日用品も「持っていくほどではない」と言えます。
なぜなら、家具はとにかくサイズが大きく、輸送に時間がかかります。船便で送って到着まで数か月。その間に生活はすでに始まっているので、現地で買う方が合理的です。
ライオンさん待ってられない…
- 棚
- ベッド
- ソファ
- テーブル・勉強机
- カーテン
- カーペット・ラグ
アメリカで現地調達すべき家電・生活用品|渡米直後に必要なものリスト
日本からは持ってこない方がいいけど、すぐ必要になるものはあります。
渡米前に「何を現地で買うか」を把握しておけば、購入計画も立てやすくなるので、10個リストアップしてみました。
一番大きな買い物は、明らかに「車」ですが、見落としがちな「家と車の保険」も意外と高いのでご注意ください。
現地調達すべき家電・生活用品リスト
渡米後すぐに調達すべき物については、この記事に細かくまとめたので、良かったら見ていってくださいね。

アメリカ赴任先で家具・家電を安く手に入れる方法|現地調達のコツ
海外赴任では、住む期間が数年というケースが多く、「高額な家具・家電を買うより、それなりのモノで快適に過ごせれば十分」と考える人がほとんどです。
そこで、アメリカ現地で家具・家電を安く入手する方法を2つご紹介します。
- 前任者や帰任する人から譲り受ける
- 家具アウトレットで買う
前任者・帰任者から譲り受ける
最も確率が高く、安心なのがこの方法。
帰国する人は「処分が面倒だから誰かにもらってほしい」と思っていることが多く、驚きのディスカウント価格(時には無料!)で譲ってもらえることもあります。
ライオンさんいらないからね…
- 前任者がいない場合でも、駐在員向けのSNSやFacebookグループで家具の売買が日常的に行われています
- 日本語の絵本や子ども用品なども頻繁に出品されているので、赴任先の地域グループをチェックするのがおすすめ
家具アウトレット&ネット通販を活用する
「やっぱり自分で選びたい!」という人には、家具アウトレットやネット通販がおすすめ。
- 「Furniture outlet」で検索すると、地域ごとの格安店舗が見つかります
- デザインや価格を比較するなら、大手家具サイトを活用しましょう
ネットショッピングでは、キャッシュバックサイトを経由するとさらにお得になることも。詳しくは「アメリカのネットショッピングで得する方法」も参考に(内部リンク)
アメリカ赴任時の引っ越しで注意すべきポイント
アメリカ赴任では、持ち物の準備だけでなく、引っ越しそのものにも注意すべきポイントがいくつかあります。
輸送方法の選び方や、日本に残す家財の扱い、さらには海外引越で起こりがちなトラブルまで、事前に知っておくことでスムーズな渡航と新生活のスタートが可能になります。
この章では、実際の駐在経験をもとに、海外引越で気をつけたいポイントを3つに絞って解説します。
海外赴任の荷物輸送|航空便と船便の違いと選び方
海外赴任時の荷物輸送は、基本的に航空便と船便の2つに分かれます。
- 航空便:到着が早いが、費用が高め
- 船便:到着まで時間がかかるが、大量に送れる
海外駐在員の場合、会社から航空便は5箱、船便は20箱とか指定される事が多いと思います。
また、送れる品目にも違いがあり、ルールが変わる事もあるので、事前に最新情報を確認しましょう(→税関HP)。
航空便は「すぐ使うもの」を優先
航空便は数が限られているため、生活立ち上げに必要なものを優先的に詰めるのが基本です。
ただ、航空便でも手元に届くまで2週間くらいはかかるので、本当に即日必要なものはスーツケースでハンドキャリーか現地調達しましょう。
- 食料品(特に肉エキスに注意!チキンエキスとかもダメ)
- 医療品(ポートランドはダメでした、他の地域はOKとの情報も)
- リチウム電池製品
- 家電
- 麻薬や刀剣なども、当然ダメ
船便は時間がかかっても良いものを詰める
船便は到着まで約2か月かかることもあります。
私が初めて海外赴任した時、「船便2か月」と言われ、「は、何言ってんの?」と思ったのですが、これが普通です。2回目のアメリカ赴任でも、やっぱり船便は2か月くらいかかりましたね。
カバさん2カ月って…
ライオンさん着く頃には生活立ち上がってるよね
そのため、以下のような当面使わないものを入れるのが基本です:
- 時季外れの衣類
- 本や書類
- 予備の生活用品
しかも、そんな船便でも送れないものもあります…。
- 食料品(特に肉エキスに注意!チキンエキスとかもダメ)
- 医療品(ポートランドはダメでした、他の地域はOKとの情報も)
- 麻薬や刀剣などは、当然ダメ
残置家財の保管方法|トランクルームを活用しよう!
海外現地の家に備え付けの家具も多く、日本で使っていた全ての家具を持ってく必要はありません。
そんな時、活躍するのが、温度・湿度管理されたトランクルール。駐在員の場合、会社が使わせてくれるケースも多いのではないでしょうか?
ライオンさんうちも使ってる
大量の荷物を運ぶのは大変ですし、長期保管でも安心できる環境が整っているため、トランクルームが利用できるなら、積極的に活用しましょう。
ウチの場合、冷蔵庫や食器棚など、大型の家具をゴソッと保管しています。ただ、予想以上に海外生活が長くなってしまって、正直なところ何を入れたのか全く覚えていない(笑)。
海外赴任の引越でよくあるトラブルと対策
海外引越で最も多いトラブルは、荷物の紛失と破損です。
ライオンさん長旅だからな
通常は、引越業者と一緒に段ボールに番号を振って管理し、現地で照合するのが一般的な流れ。それでも、稀に「段ボールが足りない」「中身が壊れていた」といったトラブルが起こることがあります。
保険で補償されるが、事前準備がカギ
紛失・破損トラブル時は保険が適用されて、金銭面での保証はされます。
ここで重要なのが、「梱包時に記入した品物の金額」。
この金額を基準に保険が適用されるため、ついつい適当な値段を書いてしまいそうになりますが、しっかりと適切な値段を書きましょう(笑)。
まとめ
アメリカ赴任の準備は、持ち物・引越・現地調達まで考えると意外と盛りだくさん。
でも、事前に必要・不要を見極めておけば、無駄なく快適なスタートが切れます。
この記事が、あなたの赴任準備の一助になれば嬉しいです!
それでは、また。

























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