こんにちは、みみたまボーイです。今回は駐在生活を通じて感じる、日本人が英語を話す時にやりがちだけど、やらない方がいい事を3つ挙げてみました。これからアメリカに駐在するあなたの参考になれば嬉しいです。
英語を話す時、これはやるな!
多くの駐在員を見てきた、みみたまボーイの経験から、日本人駐在員がやりがちな、でも絶対に好印象は生まない事を3つ挙げてみました。
やってしまう気持ちはわかりますが、やらない方が良いですよ。
- 英語が下手だと明言する
- 喋ってる途中で日本語を挟む
- 喋ってる途中で頻繁に笑う
①英語が下手だと明言する
一つ目は、自分の英語が下手だと言ってしまう事。よくあるのが、赴任直後の挨拶。
Sorry, my English is not good…
だから何?
最初は誰しも自信が無いですし、「英語はそんなに上手じゃないんだけど…」と言いたい気持ちはわかります。
でも、聞いてる側からしたら、「で、何?何かして欲しいの?」という感じです。だいたい下手なのは聞いてればわかる。
こういう挨拶を聞くたびに「あー、そんなの言わなくていいのにな」と思います。
逆に、英語は下手でも、一切卑下することなく、堂々と「xxxのスキルには自信あります!一緒にがんばりましょう!」といった挨拶する人は、聞いていて、すごく気持ちいいです。
やるな!と感心する
正直なところ、英語が上手い、下手とか、最初はあまり気にする必要はありません。本人がいかに溶け込もうとしているか、その気持ちがしっかり現地社員に伝わる事の方が重要です。
とはいえ、うちの会社のアメリカ人CEOが日本語を話す前に「私の日本語が下手ですみません」と言っていましたが…なので、こうやって言ってしまうのは、日本人に限った話ではないようです。世界共通。
英語が下手だと卑下するな!
例外はTraining Programを議論する時
英語が下手な事を卑下する必要は全くないですが、例えば上司と一年間のTraining Programを議論する時などは、「英語のスキルを改善したい」と言うのは全然ありです。
積極的に現地に溶け込もうとする姿勢が、むしろポジティブに映るはずです。
ただし、ずっと下手すぎるのは問題
英語が下手な事を卑下する必要は全くないですが、半年、一年経っても、最低限のビジネス英語も話せないのは問題です。
興味があれば、みみたまボーイ部下の太郎の実話を読んでみてください(→駐在員に必要な英語力)。
②喋ってる途中で日本語を挟む
二つ目は、会議など、喋ってる途中で日本語を挟む事。
日本と会議する時などは、現地アメリカ人も途中で日本語訳が必要な事を理解しており、問題ありません。ただ、現地で完全英語での会議の途中で日本語を挟むのは、印象悪いです。
特に気になるのは、説明している途中で、「あー、なんだったっけな」みたいな感じで、日本語を話しちゃう人。現地アメリカ人にとっては全く何を言ってるかわからないですからね。罵倒されているのか、何なのか。
は、何言ってんの?
表立って文句を言ってくる人はいないのですが、印象は良くないです。もし、日本語を話す必要があるなら、先に断ってから話しましょう。
Let me discuss a bit in Japanese
先に断ったとしても、日本語を話すにしても、極力最小限にした方が良いです。ながながと日本語を話し続けるのは避けましょう。
英語の会議は、英語で完結しろ!
③喋ってる途中で過剰に笑う
最後に、結構多くの日本人駐在員がやってしまっていて、とても気になるのが「喋ってる途中で頻繁に笑う」です。
自分でジョークを言った後なら、分かるんです。でも、普通に真面目な話をしている最中に頻繁に笑うのはやめた方が良いです。
例えば、「今日、xxxという問題が発生した。へへっ。原因調査を進めていて、へへっ、今、こういう状況です、へへっ」みたいな喋り方になっている人がよくいます。
本当に多い!
自分で気付いていないのかもしれませんが、笑うところでは無いのに笑っているので、聞いている側は相当気になります。
お前、何で笑ってるんだ?
英語を話す事への自信のなさから、無意識に笑ってしまうのだろうと予想しますが、本当にやめた方がいいです。逆に全部日本語だった場合、そこで笑ったら相当変ですし、場合によっては怒られます。
アメリカの場合、人前で罵倒したりという事は文化の面からも発生しませんが、相手は相当困惑しています。
不必要なところで笑うな!
まとめ
今回は、みみたまボーイが駐在生活を通じて感じている、多くの駐在員が英語を話す際にやってしまいがちだが、やめた方がいい事をまとめてみました。我々駐在員は、出張者ではありません。現地社員の一員なのです。日本人だから…を言い訳にせず、腹を括って溶け込んでいきましょう。では、また。
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