海外駐在員に必要な英語力と実態~現地社員からのキツイ本音

English skill to work in abroad

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こんにちは、みみたまボーイです。

アメリカ→台湾→アメリカと、海外駐在員生活も、いつの間にか10年を迎えてしまいました。

いつになったら日本に帰れるんでしょうか…

それはさておき、予期せぬ海外赴任となり、「英語話せないのに…」と不安が尽きないあなた。

初めての海外赴任前、みみたまボーイも同じ不安に駆られていました。

ライオンさん

海外で仕事できるかな…

海外赴任が決まった直後は、新しいチャレンジに高揚する気持ちもありつつ、赴任日が近づくにつれ、雪だるま式に募る不安。

今回は、当時の私のように海外赴任に不安を抱えながらも、海外でチャレンジしようとするあなたに向けた記事。

思いもよらず、台湾とアメリカに駐在してしまっている経験から「海外駐在員のリアルな英語力」を赤裸々にお伝えします。

また、ちょっと刺激が強いものの、現地人からのリアルボイスや全然上達しない人の末路も盛り込みました。

海外で英語力が無いと、本人も周りも本当にキツイのですが、言語の壁を乗り越えて業務を達成した喜びは日本では味わえないモノがあります。

今は不安なあなたも、やる気と情熱があれば、きっと言語の壁を乗り越えて充実の赴任生活を送れるはずです。

では、いってみましょう!

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目次

海外駐在員のリアルな英語力

English skill

駐在員に英語は必須

まず、どの国に赴任する事になっても、コミュニケーションで最初に必要となるのは「英語」

もちろん、アジア圏など英語を母国語としない国の場合、赴任途中で現地の言語(例:中国語)の方が英語より流暢になる事は多々あります。

私も台湾駐在時、途中から英語より中国語の方を多く喋っていました。

しかし、それでも、あえて言います。

ライオンさん

駐在生活は、まずは英語から。

英語に加えて、現地の言語が話せる事は、絶対にプラスです。

ただ、英語さえ話せれば、ローカル言語は必須ではない(話せた方がいいけど)。

そして、英語さえ話せれば、台湾でもアメリカでも、どこでも仕事ができるようになります。

この汎用性がローカル言語には無い英語の最大の強み。

ライオンさん

中国語を話せても、アメリカで仕事できないし…

よって、海外駐在員になるなら、まずは最低限の英語を身に付けましょう。

現地で駐在員としての役割を全うするために、英語は入場券のようなものです。

ライオンさん

喋れないと始まらない

駐在員だからって英語がペラペラでは無い

海外駐在員、特にアメリカ駐在員と言うと「英語ペラペラ」という印象を持たれる事が多いのですが、声を大にして言いたい。

ライオンさん

喋れない人もいっぱいいる!

もちろん、喋れる人もいっぱいいますが、苦しんでいる人も多いのが実情。

カバさん

ちょっと安心

私の肌感覚では、流暢に話せる人は20%、仕事にほぼ支障が無いレベルで話せる人が60%、全然話せない人が20%。

ただ、仕事に支障が無いレベルで話せる人や、一見ストレスなく英語を話している人でも、じつは自分の英語力にストレスを感じている人も多い。

Google翻訳のお世話になりっぱなし…という人も、多いというか、ほぼ全員(笑)。

カバさん

そ、そうなのか…

最初は話せなくてもいいが、半年が勝負

「全然話せない人が約20%」ですが、この20%の内、10%は駐在生活を始めたばかりの人。

そして、赴任直後に英語が話せないのは、全く問題ありません。

ライオンさん

気にせず、勉強しましょう!

正直なところ、日本から赴任してくる人の中で、英語に苦労しない人なんて殆どいない。

一般的に日本では「英語が得意な人」に分類されていても、ネイティブと話すと全く通じない事は多々あります(私がそうでした)。

母国語じゃないので、これはもうしょうがない。

赴任初期は、とにかく英語でのコミュニケーションが取れるようになるよう、とにかく英語を磨いていってください。

私からのアドバイスは、「遅くとも半年で簡単なビジネス上のコミュニケーションができるようになる事」

半年でペラペラになる必要はありません。

ライオンさん

というか、それは無理

半年の段階では、「相手が喋っている事が何とかわかる」、「言いたいことが何とか言える」という状態を目指してください。

と、言うのも、私の経験からすると、半年、1年経過しても簡単なコミュニケーションすらできないと、現地社員から苦情が出る(実例は後述)。

海外駐在員が感じている英語へ憂鬱

長年海外に住んで英語を駆使して生活している駐在員でも、じつは英語は憂鬱なものです。

そんなわけで、ここでは我々現役駐在員が英語に対して感じている事を、本音ベースで書いてみましょう。

あくまで平均的な駐在員の話。

駐在員の憂鬱
  • 何年も駐在してるのに、ネイティブと普通に話せない
  • 日本側はペラペラだと思っているのがプレッシャー
  • 他の外国人は何の問題も無く話せている事に引け目を感じる

まず、何年も海外に駐在していても、日常会話でネイティブと普通に話すのは難しいものです。

仕事で使う英語は、共通のバックボーンがあり、何とかなっても、日常会話とかは共有する文化とかが違い過ぎて、全然ついていけません。

ライオンさん

昔のスポーツ選手の話されても、知らんし(笑)

そんなわけで、日常会話でスラスラとネイティブと話せる駐在員は少ない。

赴任1年目くらいの頃は「そのうちに話せるようになるかな?」と思って過ごすものの、段々と「これはキツイ」と限界を感じて凹むものです。

次に、日本側が「アメリカに送り込んで3カ月~半年も経てばペラペラになっている」という、とんでもない勘違いをしている事が苦痛。

カバさん

え、ならないの?

ライオンさん

なるわけねーだろ!

赴任半年とか、血のにじむ努力をしながら英語を勉強している時ですからね!

とはいえ、駐在員側は、日本側でそのように思っている人がいる事は理解しています。

それが我々、海外駐在員にとってはプレッシャー。

あとは、現地人を連れて日本に出張に行く時など「え、2年もアメリカにいたのに、そのレベルの英語力なの?」と日本側に思われれたら嫌だな…というのも、地味にプレッシャー。

ライオンさん

もう、開き直るしかないが

最後に、特にアメリカで働いていると、特に実感するのですが、他の国から来ている人の英語力が高くて、比較してしまって凹みます。

他人と比較してもしょうがないのは頭では理解できていますが、なんか凹む(笑)。

もちろん、彼らも「英語力が足りてない」と感じているのかもしれませんが、傍から見ていると、他の国から来ている人は、普通に話せています。

ライオンさん

同じような境遇なのに凄いなー

ライオンさん

俺はダメだな…

そんな、しょうもない事にフラストレーションを感じているのが、駐在員。

文法は圧倒的に日本人の方ができるのに、文法メチャクチャなメキシコ人の方が圧倒的に「話す力」が上という現実に凹む。

ライオンさん

勉強するとこ間違ってたか…

必要な英語力は赴任する国次第~実体験からアジアvsアメリカを比較

どの国に赴任するにしても英語は必須ですが、赴任する国によって求められる英語レベルは全く異なります。

ここでは、英語が母国語ではない「台湾」と、ネイティブだらけの「アメリカ」に赴任した私の経験をお話ししましょう。

台湾(非英語圏)で求められる英語力

台湾は英語が母国語では無いので、それほど高いレベルの英語力は必要ありません。

そもそも、あなたが一緒に仕事をする台湾人の英語力も、それほど高くない。

私の実感は、中学校卒業くらいの英語力で飛び込んでいっても、全然何とかなる。

ライオンさん

こっちが流暢すぎても、逆に相手が理解できない。

お互いに英語でのコミュニケーションで困っているものの、ジェスチャーを駆使しながら、最終的に意思疎通できます。

カバさん

やっと言ってる事がわかった!

ライオンさん

よし伝わった!やったぜ!

「伝わった事が嬉しい!」そんなノリです。

台湾最大のグローバル企業でさえ、打ち合わせでは途中から英語を諦め、完全中国語になるくらいなので、全く恐れる事は無いですね。

ちなみに、私は韓国にもよく出張に行きますが、韓国も同じような感じ。

もちろん、中には流暢な英語をしゃべる人はいますが、非常にレアですし、それでも英語を母国語とするネイティブには到底及びません。

そんなわけで、英語という意味では、非英語圏はハードルが低い。

もちろん、全然英語を喋れないと話になりませんが、もしあなたの赴任先が非英語圏なら、求められる英語力は高くないと言っていいでしょう。

台湾で働く人へのアドバイス

私が台湾や韓国で散々打ち合わせした経験から、非英語圏で英語を使って打合せするあなたにアドバイスです。

ライオンさん

簡単な英語でシンプルに話せ

難しい英語は厳禁です。

相手が理解できてない可能性を、常に頭の片隅に置いて、簡単な英語で伝える事を意識ましょう。

悪い例として、アメリカ人と台湾人の打ち合わせに参加して、いつも感じる事があります。

ライオンさん

全く伝わってない!

アメリカ人って全然手を抜かないんですよね。

本人は手を抜いてるのかもしれませんが、全然抜ききれていない。

ライオンさん

その速度と言い回しでアジア人が理解できると思ってるのか?

見てると分かるんです。

理解するのを諦め、ただ頷く台湾人と、それに気付かず、「理解してもらえた」と感じて満足そうなアメリカ人。

非常によくある構図です。

こうしてミスコミュニケーションが生まれます。

アメリカ人が話し終わった後に、台湾人が「Anyway, xxxx」と言い出したら、だいたい伝わっていません(笑)。

アメリカで求められる英語力

英語が母国語という事でアメリカでは、当然ですが「相当なレベルの高さ」が求められます。

ライオンさん

ネイティブだからね

私はアメリカに1年赴任、その後、台湾に4年半赴任、そして現在再度アメリカに赴任していますが…

台湾からアメリカに戻った時、必要とする英語力の差に愕然としました。

まがりなりにも、過去に1年間も住んでいたにも関わらず、全く聞き取れない事実に、ショックで惨めな気持ちになったものです。

ライオンさん

桁違いで厳しい環境!

休憩室で同僚の日常会話がわからないのはいいとして、仕事の内容で部下が言ってる事を3回聞き直しても分からず、絶望しました(笑)

ライオンさん

もうダメ…

2回目のアメリカ赴任の最初の半年くらい、めっちゃ辛かった…。

ライオンさん

なんで来ちゃったんだろう

ライオンさん

今日もダメだったな…

ライオンさん

もう日本に帰りたい

一日が終わるたびにそんな事を思う毎日。

他の駐在員も赴任初期は同じように苦しんでいるので、あなたが同じ気持ちになっても、全く驚きません。

救いは、日系の企業だった事もあり、一部のアメリカ人が多少手加減して話してくれた事。

ライオンさん

ありがたかった

でも、多くのアメリカ人は「あんたアメリカで仕事するんでしょ?なんで気を使わないといけないの?」と、普通のスピードで話してきます。

ライオンさん

基本、甘えは許されない雰囲気

社外との打ち合わせもありますし、アメリカ赴任で必要となる英語力は生半端なものではない。

カバさん

やべーな

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駐在員なのに英語が喋れない…ぶっちゃけどうなる?

The career path

駐在員の中には、残念ながら極わずかに「英語が全然上達しない人」が存在します。

ここでは、そもそもなぜ駐在員に選ばれたのか、そして本当に英語が全く上達しなかったらどうなるのかを、実例ベースで紹介していきます。

駐在員の選定基準~TOEICはどうでもいい

正直なところ、赴任前の英語力は海外駐在員を選ぶ上で、あまり重要ではありません。

もちろん、話せればベター。

同じ能力で話せる人、話せない人がいたら、話せる人を選びます。

しかし、それより重要なのは、本人が駐在先で必要とされているスキルを本人が持っているか。

「英語ができるけどスキルが不十分な人」 vs 「スキルが十分だが英語が全然話せない人」がいた場合、多くのケースで後者が選ばれます。

カバさん

なんで?

考えてみてください。

選ぶ人は、多くの場合、駐在経験者で、本人が駐在初期に苦しんで、乗り切った経験があります。

要は、選ぶ人は「英語は何とかなる」と思ってる。

早い話が、「俺ができたんだから、お前もいけるだろ」という事です。

ライオンさん

言語なんて何とかなる!(と、勝手に思ってる)

と、いうことで、選ぶ側はTOEICの点数とか、あまり気にしていません。

ちなみに、私自身の経験をお伝えすると、私が初めてアメリカ赴任する前のTOEICは800点くらい。

日本では、「結構、良い点数だね!」と言われていたものの、渡米して気付かされました。

ライオンさん

全然、話せねー

言いたいことも言えないし、そもそも何言ってるかわからない。

もちろん、TOIECで点数が高いと、基礎ができてる分、渡米後の英語習得期間も短くなります。

でも、実戦では使える英語力では、全くありませんでした。

もし、あえて目安でTOEICの点数を書くとしたら、600点もあればいいと思います。

さすがに完全ゼロだと辛いですが、600点だろうが900点だろうが、駐在を経験して強く思うのは、「生きた英語に触れてなきゃ意味ない」。

ライオンさん

ぶっちゃけ、何点でもいい

それが台湾、米国と渡り歩いてきた私の本音。

実質、みんな横一線からのスタートなので、やる気と根性だけあれば大丈夫です(笑)。

英語が話せなくて許される期間は短い

最初の半年は英語で苦しんでいても大丈夫。

「英語で苦労してるな。でも、頑張れ!」くらいの気持ちで上司も応援しています。

しかし、半年を越えて、まだ業務を遂行する上で支障が出るレベルの英語力だと、上司も困ってしまいます。

ライオンさん

おい、大丈夫か?

多くの駐在員が、半年で業務はこなせるレベルの英語力にはなりますからね。

そんなわけで、半年経っても進歩が無いと、上司は「これはマズいな」と思い始める。

ライオンさん

何かしら進歩を見せて欲しい!

実際のところ、半年を越えてくると現地社員との関係も悪化する可能性があり、のんびり構えている訳にもいかなくなります。

現地社員から相手にされなくなる

半年も経って全然話せないと、早い話が、相手にされなくなります。

現地社員も、ずっと優しく接してくれるわけではありません。

半年も経って英語が全く上達しないと、だんだん現地社員もコミュニケーションを取ってこなくなります。

ワシさん

この人、馴染む気ないよね

喋れないので仕事で役に立つことも無く「こいつ、いなくていいやん」という評価になる。

ライオンさん

そりゃそうだ。

心の中で思ってるだけならいいのですが、直接、不満を言ってくる現地社員もでてきますよ。

孤立する

現地社員から相手にされなくなり、仕事でも孤立していきます。

だんだんと、自分から絡みに行く事も無くなり、悪循環に陥る。

そして、会社のイベントにも参加しなくなり、週末も家で過ごすことが増え…というのが、よくあるパターン。

ライオンさん

いわゆる引きこもり状態

本人の精神衛生上も良くありません。

周りからの評価もガタ落ち

駐在員として選ばれる人は、一般的に駐在前の評価は高い事が多いです。

海外サイトに、わざわざ仕事をできない人を派遣する余裕がある会社は、ほぼ皆無でしょう。

しかし、「英語ができずに帰国」となると、来る前は高かった評価もガタ落ちです。

部下からしたら「お前らが勝手に期待したんだろ!」という話かもしれません。

ただ、上司からすると、本当に期待して呼んでいるので「非常に残念」というのが偽らざる本音。

というか、継続して半年ほど勉強すればソコソコの英語レベルには絶対になるので、そこに達しないという事は「やる気なし」という判断になる。

【実例】現地社員から苦情!最終どうなる?

数年前、私の部下として、ひとりの男が派遣されてきました。

太郎(仮)としましょう。

赴任当初の太郎の英語力は、非常に低く、ネイティブの会話の2~3割しか理解できず、スピーキングも何を言ってるかわからないレベル。

まあ、最初はそんなものです。

しかし、太郎の英語は、半年たっても、1年たっても、ほぼ進歩せず。

本人は進歩していると言うものの、私から見ても、殆ど進歩を感じず。

ライオンさん

遂に現地社員から苦情が来た!

生々しすぎますが、私が受け取ったメッセージの現物をご覧ください。

Complaint from local employee
Complaint from local employee
カバさん

「We need to discuss his ability to communicate in English. It’s pretty rough. 」

ライオンさん

マジできついよ…

このメッセージを受け取った時はキツかった…。

もちろん、そのまま太郎に見せるわけにもいきませんが、放置もできない。

そして、一度こういう評価を周りから受けてしまうと、覆すのは至難の業。

本人に英語を頑張るように促しながら、1年まで粘ったものの、太郎の英語力は低空飛行を続け…1年半で失意の帰国となりました。

厳しいですが、仕事なので、仕方ありません。

言語の壁を乗り越え、現地社員から信頼を勝ち取れ

Cause and countermeasure

英語は難しい、なかなか成長しない…そんな風に悩んでいる人も多いと思います。

しかし、10年に及ぶ駐在生活で多くの駐在員を受け入れ、喋れるようになる過程を見てきた私からすると、英語が喋れない原因はとてもシンプル。

そして、誰でも英語を喋れるようになれると確信しています。

英語が喋れない原因

ライオンさん

実戦経験が足りてない

もう、この一言に尽きます。

あなたの能力が足りないとか、そういう事ではなく、単純に「英語を聞く・話す時間が足りていない」だけです。

これは、これまでの経験から断言できます。

カバさん

毎日、30分は勉強してるけど!

と、いう声も聞こえてきそうですが、英語を話せるようになるには膨大な時間が必要で、一日30分とかだと、正直、全然足りません。

と、言うのも、一般に英語を喋れるようになるには2,000~3,000時間必要だと言われています。

そのためには、1日30分だと1,000日間も毎日欠かさずネイティブと喋らないといけません。

カバさん

え、そんなに?

こんなの、軽い気持ちでやってたら、まず無理。

私も駐在員になるまで、日本でソコソコ頑張って英語の勉強をしていたと思っていましたが、3,000時間には遥かに及ばない勉強時間でした。

そして、赴任後、全く喋れず凹む毎日(笑)

ライオンさん

そんなもんです

しかし、これまで見てきた駐在員の中で、本当に全然英語が上達しなかった人は5%以下。

しっかり時間をかけて勉強すれば、あなたも絶対英語が喋れるようになります(しかも、その5%以下の人たちは、全員積極的に英語を喋ってなかった!)。

ちなみに、駐在員は仕事では当然英語を使いますが、自宅でも確実に英語学習をしています。

カバさん

いつの間にか話せるようになるんじゃないの?

ライオンさん

なるわけねーだろ!

10年くらい時間をくれれば仕事で英語を使ってるだけでも、話せるようになるかもしれませんが…

ライオンさん

駐在生活、終わるわ!

そんなわけで、あまり悠長なことを言っている時間は無く、覚悟を決めてやるしかないのが、駐在員の現実。

必要なのは瞬発力

駐在していて、つくづく感じる駐在員に必要な英語力…それは「生きるための英語力」。

つまり、瞬発力。

ワシさん

「5分かければ、キレイな英語の文章が作れます」

ライオンさん

何の役にもたたん…

喋るのは、下手でもいい。

とにかく、即座にコミュニケーション取れる瞬発力が駐在員には必要。

そして、これを身に付けるためには、とにかく実戦あるのみです。

喋って、喋って、喋りまくれ!

総合的な英語力、また瞬発力を強化するために、私がお薦めする勉強法は、「喋る事」

よく、「まずは聞き取れるように精聴」と人もいて、それも良いとは思いますが、ひとつ確実な事実があります。

ライオンさん

発音できる音は、聞き取れる

カバさん

えっ⁉

逆に、発音できない音は、聞き取りも困難。

発音できない音は、スクリプトを見ながら聞き取れてたつもりになっても、生の英語で聞いたら、まず聞き取れない。

そんなわけで、「喋る事」は、スピーキング力、リスニング力を同時に鍛える上で一番有効。

英語上達に向けたお薦めの勉強法

Effective learning method

英語習得に膨大な時間が必要とはいえ、やはり効率的な勉強法というのはあります。

上述した「とにかく喋る」というのも、ひとつのコツです。

そんなわけで、これまで私自信が実践して効果的だったと感じる勉強方法をまとめてみました。

無料でできる~自主学習ならシャドーイング最強説

まず、自分でできる勉強法として、私が最もおススメするのはシャドーイングです。

シャドーイングとは
  • シャドーイング(Shadowing)は、英語を聞きながらそれを真似して発音していく方法
  • 英文を聞き終えてから繰り返す「リピート」ではなく、聞こえてくる英文をすぐさまShadow(影)のように追いかけて発音する

シャドーイングは、どんな教材でもできます。

Youtubeに教材が落ちていますし、TEDとかのプレゼン動画を使って、自分で勝手にシャドーイングすれば無料です。

パッと調べただけで、こんなシャドーイング動画があったり↓

TEDもいいですね↓

シャドーイング教材では無いですが、私は、最近、このチャンネルにハマっています↓

アメリカ人の視点から見た日本について知る事ができ、娯楽として聞いていますが、私は楽しみつつシャドーイングしています。

もちろん、本気ならシャドテンとか発音のフィードバックをしてくれるアプリをやってみれば、さらに効果的なのは言うまでもありません。

カバさん

第三者に訂正してもらえると、気付けるよね

ライオンさん

間違った発音で覚えても意味ないしね

本気でやるならオンライン英会話は必須

シャドーイングは、自信をもってお薦めする勉強法ですが、対人での練習法ではないので、これだけでは実戦で使える英語力は身に付きません。

英語の瞬発力を鍛えるには、やはり対人で話す訓練が必須。

そして、「対人で話す+相当な練習時間を確保」を両立しようと思うと、オンライン英会話をやるしかありません。

生身の人間と会話練習できれば最高ですが、家庭教師を毎日呼ぶとか無理ですよね…。

ライオンさん

オンライン英会話が現実的

実際、赴任してくる駐在員は、ほぼ100%オンライン英会話をやり、その結果、話せるようになっています。

私の経験からも、オンライン英会話は一推し。

どのオンライン英会話を選ぶべき?

オンライン英会話と言っても、選択肢が多すぎて、どこを選べばいいのか迷てしまいますよね。

そんなわけで、大手オンライン英会話の値段・特徴を比較してみました!

スクロールできます
お薦め度月額無料体験家族割講師営業時間自習教材
Native camp通常:6,480円
ネイティブ放題:16,280円
いずれも受け放題!
7日間受け放題あり
二人目以降、月額1,980円
多国籍、ネイティブあり24時間豊富
DMM毎日1回:7,900円
毎日1回(ネイティブ):19,880円
25分×2回ない多国籍、ネイティブあり24時間豊富
Camblyプラン次第
週2.5時間12か月契約で164㌦
紹介コードを使えば30分無料ないネイティブ100%24時間豊富
QQ English月30回、11,980円25分×2回ないフィリピン24時間豊富
rarejob毎日1回:7,980円25分×2回ないフィリピン、日本6:00~翌日1時豊富
大手オンライン英会話比較

英語習得には、喋りまくる必要があるので、上の比較では毎日オンライン英会話を受講する事を想定して価格を比較しています。

どこも大手オンライン英会話なだけあって、「毎日受講プラン」は存在しますが、内容・価格はそれぞれ特徴あり。

ただ、ほぼ全てのオンライン英会話が1日1回のレッスンに限定しているところ、ネイティブキャンプは「レッスン無制限」…

カバさん

ど、どーなってんねん

他の追随を許さない、このプラン。

それでいて、月額も一番安い。

駐在員のように一刻も早く英語を習得しないといけない人にとっては、これだけでネイティブキャンプ一択だと言えるでしょう。

英語習得に必要な時間は3,000時間、1日30分だと1,000日かかる計算ですからね…。

カバさん

1日30分じゃ足りない!

もちろん、毎日1~2時間レッスンを受け続けるのは、現実的では無いです。

ライオンさん

無理、無理

ただ、受けたい時や余裕がある時に、何回でも受けれる状態が担保されているのは非常に大きなメリットです。

実際、私もネイティブキャンプで英語習得しましたが、赴任初期は平日は30分~1時間、週末はガッツリ4時間とかやったりしましたね。

ライオンさん

それくらい切羽詰まってた(笑)

ずっと対人レッスンだと、さすがに疲れるので、しんどくなったらネイティブキャンプの自主学習教材を使って自習に切り替えたりしていました。

無料で使える学習教材が豊富で、レベルに合わせたシャドーイング教材発音トレーニング教材もあって助かりますよ。

唯一、ネイティブキャンプの難点を上げると、意思が弱いとサボってしまうところ。

「毎日、夜の8時から30分レッスン」といったスケジューリングではないので、やるかやらないかはあなた次第(予約もできるが別料金)。

ライオンさん

切羽詰まってて、サボるほど気持ちの余裕もなかったが(笑)

そんなわけで、私がお薦めするオンライン英会話1位は「ネイティブキャンプ」、次点は「DMM英会話」です

今やらなかったら、一生やらない

望んで駐在員になった人もいれば、思いがけず駐在員になってしまった人もいるでしょう。

しかし、どんな理由にせよ、海外駐在は、なかなかに得難い経験である事は間違いありません。

そして、海外駐在というレアな環境下で、もし英語を習得しなかったら、あなたの人生で英語を習得するチャンスは、もう2度と無いでしょう。

普通に考えて、この環境で無理だったのに、「日本帰国後に喋れるようになりました!」とか、あり得ない。

カバさん

そりゃ、そうか…

ある意味では、あなたの英語人生にピリオドを打つかどうかという重要なターニングポイントとも言えます。

決して楽な道では無いでしょう。

ライオンさん

でも、諦めていいんか?

私自身、「今日も伝わらなかったか…」と、毎日凹みながら、それでも歯を食いしばり勉強続けて半年。

現地社員から下のメッセージを貰った時、悩み凹みながらも全力を尽くして良かったと、人知れず泣きましたね。

“You’ve been a godsend for me. I will do my best to support whatever you need”

最初は苦しい、でも、私が保証しますよ。

ライオンさん

絶対喋れるようになる!

あなたにできないはずが、ありません。

ライオンさん

頑張ってください!

オンライン英会話No.1はネイティブキャンプ

価格1位!会員数・講師数1位!

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まとめ

今回は海外駐在員に最低限求められる英語レベルと、実態をまとめてみました。

英語を喋れるようになることは、容易ではありません。

しかし、苦しみを乗り越えたその先には、これまで見えなかった景色が見えるようになります。

自分を信じて、頑張ってください。

では、また。

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