清掃にチップは不要～ホテルのチップ相場とお得に泊まる方法

こんにちは、みみたまボーイです。

出張が多すぎて年間100泊以上もホテルに泊まってしまいました。

そんなホテルに泊まりまくっている私も、少し前まで悩んでいたのがホテルでのチップ相場。

レストランとか頻繁に行く場所なら、次第にチップ相場が身に付いてくるものの、たまにしか利用しないサービス・施設って、いくら払ったらいいかわかりませんよね。

ホテルもその内のひとつだと思います。

「荷物を運んでもらったらチップはいるのか？部屋の清掃にチップはいるのか？」

細かく考えだすとキリがありません。

今回は、そんなあなたの疑問に、年間100泊以上ホテルに泊まって辿り着いた、私の解答をお伝えします。

また、今回の記事ではホテルにお得に泊まる方法と、アメリカのホテルを快適に過ごすためのコツもお伝えします。

この方法を実践すれば、誰でも普通に予約するより10％は安く泊まれるようになりますよ！

この記事で、あなたのホテルのチップに対する疑問が解消され、ついでにお得に泊まってもらえたら嬉しいです。

では、いってみましょう。

アメリカのホテルのチップ相場

まずは、ホテルでチップが発生するケースをまとめてみましょう。

細かく言い出すとキリがないので、主要なケースを3つ挙げてみました。

Valet Parking

Valet Parkingは、ホテルのスタッフが駐車を手伝ってくれるサービス。

ホテル入り口で車をスタッフに預けると、駐車場に止めておいてくれます。

このValet Parkingはチップが必要。

相場は2～5ドル。ケチらず、5ドルがお薦め。

私は初めてValet Parkingのあるホテルに着いた時、何のことか全くわからず、チップ相場も知らず、適当に手持ちの10ドルを渡してしまいました。

あなたが同じ失敗をしないことを祈っています。

Bellboy

Bellboy（ベルボーイ）には、1～2ドルのチップが必要。

荷物を部屋まで運んだりしてくれるので、気持ちとして払いましょう。

ホテルのレストラン

ホテルのレストランを利用したら、当然、チップが必要です。

一般的なレストランと同じで15～20%のチップを払います。

ちょっと良いホテルだとレシートに「Gratuity」と書いてありますが、これはチップの事です。

私は、初めて「Gratuity」の表記を見た時、何のことかわからず、目の前にいる店員に「Gratuityって何？」と聞いてしまいました。

その他、チップが必要となるケース

マイナーな場合も含めて、ホテルではチップが必要となる場面が多々あります。

Gratuity Guideが参考になりますが、正直なところ、このガイドに書いてあるほどチップを払う必要はない気はする。

とはいえ、少なくとも、このガイドに従っておけば、チップが少なすぎるといった事は発生しないでしょう。

スポンサーリンク

部屋の清掃にチップはいらない

ホテル滞在で100％発生する事があります。

「部屋の清掃」

「ハウスキーピング・ベッドメイキングにチップが必要か？」は、旅行者を長年悩ます問題。

Gratuity Guideには一泊あたり1～5ドル置くように書いてあります。

しかし、みみたまボーイが断言しましょう。

もちろん、何か特別な事をしてもらったら払ってください。

めっちゃ汚して、迷惑かけたとか。

ただ、一般的なハウスキーピングで部屋を掃除されただけなら、チップを置く必要はありません。

チップを置かなくても不利益なし

みみたまボーイは、年間100泊の内、75泊は同じホテルに泊まっていますが、チップを払わなかった事でサービスが悪くなったことはありません。

むしろ、顔なじみになって、色々サービスしてくれます。

連泊だろうが部屋の清掃にチップは無し

「連泊したらチップを置いた方がいい」という話もありますが…

連泊しようが、普通の部屋の清掃ならチップは置かないで大丈夫です。

みみたまボーイは５連泊しようが普通の清掃だけならチップは置かないですね。

上で書いたように、チップを置かなくても何ひとつ不利益を被った事は無いです。

というか、清掃している人は連泊してるかどうかなんか、あまり意識してない。

７割以上のアメリカ人が部屋の清掃にチップを置かない

NY Timesの記事でも７割の人がチップを置いていない事が示されています。

Yet housekeepers say that, without the gentle nudge of initiatives like “The Envelope Please,” only about 30 percent of guests leave a tip — a figure Professor Blum found as well.

NY Times

それでも気になる人はベッドサイドに1～2ドル/Nightで置いておけばいいと思います。

ホテルにお得に泊まる方法

私がアメリカのホテルに50泊以上泊ってから気付いた衝撃の予約方法があります。

私は、最初からこれをやっていたら、累計で10万円は節約できていたはずです。

つまり、私はこれを知らなかっただけで10万円は損してる（泣）

小難しい事をするのかと思いきや、やる事と言えば、ホテルチェーンとポイントサイトに登録するだけなので、完全無料で３分で終わる。

これまで使ってなかった人は、今すぐ登録しておいた方がいいですよ。

知らない人だけで10万円以上損した私の二の舞にならないでください(笑)。

ホテルチェーンのメンバーに登録する

まずは、ホテルチェーンのメンバー登録をしましょう。

ホテルチェーンのメンバー登録をしておくと、次のアクションでポイントサイト/キャッシュバックサイト経由でホテルを予約する際に、キャッシュバックとホテルポイントの２重取りができ、最高還元率を叩きだせます。

ホテルチェーンに登録せず、ポイントサイト経由でBooking.comなどを利用しても8％近くのポイント還元がありお得ですが、ホテルポイントとの2重取りができるなら、当然、そうすべきです。

世界的に大手ホテルチェーンは、Marriott、Hilton、IHG、Hyattの４つなので、これらには登録必須。

そして、できる限り、特定のホテルチェーンを利用する事で、ポイント還元率を更に高め、更に快適に泊まれるようになります。

特定のホテルチェーンを利用する事のメリットは以下の３つ。

なお、私は主にマリオットに泊まっています。

ポイントが利用しやすくなる

ホテルのポイントは、マイルに換えたり、色々な使用方法がありますが、一般的な使用方法はポイント宿泊。

ただ、一回のホテル宿泊で１泊分の無料宿泊ポイントを貯めれるかというと、そういうわけではありません。

泊るホテルにもよりますが、だいたい、５～10泊くらいすると1泊相当の無料宿泊ポイントになるイメージ。

そんなわけで、毎回違うホテルチェーンを使用していると、ポイントが使用できるようになるまで、ちょっと時間がかかります。

ポイント自体は有効期限があってないようなモノなので、いつかは貯まるのですが、早く使って恩恵を受けたいですからね。

そんなわけで、できるだけ特定のホテルチェーンを使用することをお薦めします。

上級会員でポイント還元率が更に上昇

特定のホテルチェーンを利用することで、容易にそのホテルチェーンの上級会員になることができます。

私は出張でマリオットを使いまくって、遂に最上級の「アンバサダー会員」に到達。

エリート会員になると、「朝ごはん無料」、「ラウンジ使用」、「部屋のアップグレード」など、上級会員の特典を受けれますが、会員資格によって、貰えるポイントも増えます。

プラチナなら通常の50％増、チタン・アンバサダーは75％増でポイントを貰うことができる。

これが、ナカナカに強烈で、無料宿泊に必要なポイントが、本当にすぐに貯まります。

私の場合、ほとんど出張（＝会社のお金）で、ポイントだけ貰っているようなもので、貯まったポイントでプライベートの家族旅行は、ほぼタダ。

マリオットの場合、ポイントを主要航空会社のマイルに変える事もできるので、なんなら航空券代もタダにできます。

ポイントを得るには、主要なホテルチェーンのホームページから無料の会員登録をするだけなので、宿泊頻度が多かろうが、少なかろうと、やらない理由がありません。

ホテル発行のクレジットカードで還元率を極める

私のように出張で頻繁にホテルに泊まるなら、ホテルが発行しているクレジットカードで決済しましょう。

次に紹介するキャッシュバックサイトと合わせると還元率20％に迫る時もあり、もう還元率お化けとしか言いようがありません。

私は、もちろんマリオットのクレジットカードで決済していますが、ここ２年ほど家族旅行のホテル代をポイント以外で払ったことがありません(笑)。

興味のある方はこの記事を読んでいってください。

ホテル選びで迷わなくなる

特定のホテルチェーンを利用しはじめて地味に感じるメリットは、ホテル選びに悩まなくなる事。

たとえば、私の場合、基本的にマリオット系列の中から選びますし、マリオット系列のホテルの特徴もわかっているので、ホテル選びが一瞬で終わります。

毎回ホテルを探すのが面倒だったので、これは意外と助かります。

なお、私が主にマリオットを使っている理由は、単純に他のホテルチェーンと比べてホテル数が圧倒的に多く、家族旅行で活用しやすいから。

マリオットと言うと、高級ホテルのようなイメージですが、系列のFair fieldなどは家族で１泊100ドルくらいと財布に優しく重宝しています。

他のホテルチェーンもホテルの質とかは同等ですが、行きたい旅行先になかったりする事があるので…。

キャッシュバックサイト経由で予約

みなさん、日本のポイントサイトやアメリカのキャッシュバックサイト、利用していますか？

私、恥ずかしながら、最近まで存在を知らず、使わない事で相当な損失を被っている事に気付いてしまいました。

ホテルに限らず、航空券などでも使えますが、キャッシュバックサイトを使って予約した方が圧倒的にお得です。

私は、アメリカではTopCashBackを主に使っていますが、例えばマリオットの予約の場合、キャッシュバックサイトを経由して予約すれば２～６％のキャッシュバックが得られます（キャッシュバック率は日によって変わる）。

おととし75泊もしたのにキャッシュバックサイトを使っていなかった私は、一泊150ドルと仮定して、75泊で11250ドル×6％＝675ドル…

なんと、675ドル（10万円以上）も損してしまいました！

日本のポイントサイトにせよ、アメリカのキャッシュバックサイトにせよ、やる事は簡単で、ポイントサイトやキャッシュバックサイトを経由して予約するだけ。

日本だとモッピーが有名ですが、アメリカだとTopCashbackなどのキャッシュバックサイトが有名です。

上の写真だとExpediaで予約すると最高還元率の11％。

仮に１泊100ドルとして、11ドル（約2,000円以上）も安く泊まれてしまいます。

これに加えて、私はTopcashback経由でマリオットホテルを予約する事で、キャッシュバックとマリオットポイントの二重取りをしています（クレジットカードで還元率の最大化済）。

モッピーやTopcashbackは登録料も年会費もかからず、完全無料なので、使わないとマジで損するだけですよ。

ホテル以外のショッピングなどでも使えるので、日本に住んでいる人は「モッピー」、アメリカに住んでいる人は「Topcashback」に登録して使ってみてください。

なお、紹介リンクから登録して一定の基準を満たすと、ボーナスポイント/キャッシュバックも貰えて、更にお得。

アメリカのその他のキャッシュバックサイトについては、この記事を参照してください↓

アメリカと日本のホテルとの違い

続いて、アメリカのホテルに泊まりまくって分かった、滞在のコツを共有します。

日本の感覚で行くと失敗する事

アメリカのホテルは、歯ブラシ、髭剃りがありません。

1～2日なら髭剃りは我慢できても、歯ブラシは致命傷。

近くのスーパーに走る事になります。

ちなみに、浴衣、バスローブもほぼ無い。

一回だけJW Marriottに泊った時にバスローブがありました。

でも、自分のパジャマの方が寝やすいので、パジャマは持っていった方がいいと思います。

あと、失敗というわけでは無いですが、アメリカのホテルはバスタブがない事が多いですね。

風呂好きの日本人にとって、これは地味に辛いところです。

そんなあなたにバスタブ率が上がるとっておきの予約方法をお伝えしましょう。

同じ値段でキングベッドかツインかを選べる事が良くあります。

私の経験によると、多くの場合、キングはシャワーのみ、ツインにはバスタブがあります。

100%ではありませんが、この傾向が強い。

ちなみに、私は部屋のアップグレードをされてツイン→キングになって、ガッカリした事が何度かあります(笑)。

まとめ

今回はアメリカのホテルに泊まりまくった経験から感じるチップの必要性と、アメリカのホテルにお得に泊まるためのアドバイスでした。

では、また。