こんにちは、みみたまボーイです。
言わずと知れた車社会、アメリカ。
「車無しでの生活なんて到底無理!」という事で、アメリカ赴任となると車の購入は必須です。
私、望まずも2回目のアメリカ赴任を経験中ですが、当然、2回とも車を購入しています。
しかし、いつかは帰国する運命にある我々駐在員にとって、車の購入は割と頭の痛い問題。
新車か、中古車か、はたまたリースか。
私は毎回悩むものの、結局、最後は中古車なのですが、周りの駐在員で新車やリースを選択している人もいます。
そんなわけで、今回は私や、周りの駐在員の情報をもとに、新車、中古車、リースのメリット、デメリットを書いていきます。
あなたにとって、ベストの選択ができることを祈っています。
では、いってみましょう。
アメリカ生活に車は必須
そもそも車って必要なの?
車無しの生活は考えられない!
アメリカでは車が必須
まず、アメリカ生活において、車は「必須」です。
車無しで何とか…
無理だな
夫婦で一台で何とか…
無理だな(笑)
できるだけ出費を抑えたいところですが、車無しの生活はマジで考えられないので、大人ひとり当たり1台は車を買いましょう。
例えば、私の住むオレゴンは公共交通機関も大都市ほど発達しておらず、雨も多く、自転車で代替する事もできない。
私、以前、カリフォルニアに住んでいた事もあるのですが、そこでも車無しの生活は無理でした。
オフィスに行ったり、買い物に行ったり、車無しで処理できるものではありません。
もし、アメリカで唯一例外的に車が不要な地域があるとすれば、ニューヨークくらいでしょう。
それ以外の地域では、どこに赴任するとしても車は必須。
車が無いと、マジで何もできない
夫婦で1台ずつ購入する必要あり
家族帯同で駐在する場合、夫婦で1台の車で何とかしようとする人がいます。
全くおススメしない
家庭環境や仕事にもよりますが、普通、どちらかが会社に行く時に1台使います。
そして、家を守っている方が、買い物に行ったりするわけです。
家を守る方が引きこもるならまだしも、普通に買い物に行ったり、ランチに行ったりするなら車は必須。
私の周りに「買い物は旦那が帰ってきてから一緒に行けばいい」という夢物語を語りながら赴任してきた人もいましたが、赴任後1カ月もたたない内に車を買っていました。
そりゃそうだ
海外での仕事って、何時に帰宅できるのか、日本でいる時より読みにくいですからね。
特にアメリカだと夕方、深夜に日本との打ち合わせをする事も多く、帰りが深夜になることもシバシバ。
いつも家庭優先というわけにもいきませんし、ただでさえストレスのたまる海外での仕事なので、変な制約を付けるのはやめた方がいいです。
それに、ひとり1台あった方が、絶対に充実した生活になりますよ。
- アメリカ生活に車は必須
- ひとり1台は必要
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アメリカでの車選び
車選び、どうやってゲットするの?
主に3つの選択肢がある!
アメリカで車を入手する方法は、主に3つです。
- 新車購入
- 中古車購入
- リースする
それぞれ、メリット、デメリットがあり、あなたの状況にあわせて、最適な選択をしてください。
新車を買う
私が見た中で半数くらいの人が選ぶのが、新車購入です。
一番安心ではある
それでは、新車購入のメリット、デメリットを見ていきましょう。
- 新しい
- 故障リスクが少ない…ハズ
すぐに納車されるかどうかはさておき、自分の好きなブランド、車種を選びたい放題。
故障リスクも、もちろん一番小さいでしょう。
まあ、私は中古車でも故障も無く過ごせていますが。
初期投資費用が高い
新車を買う場合の、一番のネックは初期費用でしょう。
アメリカ赴任直後に、一気に1台あたり200~300万円近く持っていかれると思うと、結構シンドイ。
潤沢に資金があれば問題ないが…
うちは無理(笑)
ちなみに、リセールバリューは、新車だろうが中古車だろうが、下落率という意味では、大きくは変わりません。
新車購入初期の下落率がやや大きいと言う話もありますが、リセールバリューは、その時の中古車市場による影響も大きく受けるので、正直なところ、あまり気にしてもしょうがない。
もし、あなたが新車購入を検討しているなら、ディーラーに直行しましょう。
もちろん、訪問前にディーラーのホームページで欲しい車がいくらで売っているか等、多少の下調べは必要です。
英語での交渉になるからね
言いくるめられたくない!
こればっかりはディーラーの担当者次第ですが、不要な付帯設備をいっぱい薦めてきたりする人もいるようなので、強い意志を持って交渉に臨んでください。
中古車を購入する
初期費用を抑えつつ、車を調達するなら、中古車を買うのはアリ。
今回、新車購入、中古車購入、リースの3つを挙げていますが、一番バランスがいい気がします。
ちなみに、私は1回目の赴任時も、2回目の赴任時も、結局は中古車を購入することにしました。
2回目のアメリカ赴任時は、妻の分の車は中古車ディーラーから買い、私の分の車は2台目は個人売買で購入。
どちらの車も中古ですが、3年間で中古である事による問題は発生していません。
そこまで恐れる必要なし
それでは、中古車のメリット、デメリットを見ていきましょう。
- 比較的初期費用を抑えれる
- 中古車のリセールバリューは悪くない
一番のメリットは、何といっても新車と比べて初期費用が抑えられる事。
5年以内に帰国するのがわかっている場合など、初期に大金をかけて新車を買うのか微妙…そんなあなたは中古車を検討してもいいと思います。
アメリカでは中古車のリセールバリューも悪くないので、売る時は二束三文という事もありませんし。
続いて、中古車のデメリット。
- 誰かが使っている
バランス型の選択肢である「中古車」のデメリットと言えば…
当然、新車じゃない。誰かが使っている。
そりゃそうだろ
でも、中古車のデメリットってこれくらいしかないような…。
そして、これを気にする人は、そもそも中古車なんて考えない気もします。
壊れやすいとか?事故履歴は?
ウェブで修理履歴を確認できる!
アメリカは車の登録番号(VINナンバー)で、車のメンテナンス履歴をウェブ上で見る事が可能です。
走行距離も購入前に確認できるので、その辺はデメリットというか「納得して買うかどうか」だと思います。
修理履歴が多すぎる車とかは心配なので、しっかり確認しましょう。
中古車を買うなら、まずはネットで検索
まずはネットで近所で売っている中古車を探しましょう。
有名どころを載せておきます。
- Autotrader: 最大手。
- CarFax: みみたまボーイが使ったとこ
正直、どっちでもいい。
Autotraderの方が出てくる情報が多いものの、CarFaxでも十分な情報が得られる。
サイト上から中古車ディーラーの連絡先にメールで連絡すれば、すぐに返信が帰ってきます。
私の経験だと、ディーラーに連絡して車に試乗、その後契約して実際に車を取りに行くまで、一週間くらいでした。
オレゴンでは、現地の免許証無し、国際免許証でも中古車を購入する事はできました。
中古車の相場がわかるサイト
中古車ディーラーの提示してきた価格が妥当か知りたければ、中古車価格を見積もれるサイトがあるので、使ってみてください→Kelly Blue Book。
製造年、メーカー、モデルなどを入力すると相場が出てきます。
ネット上で誰でも確認できるので、中古車ディーラーも変な価格をふっかけてはこないでしょうが、念のため。
リース
最後は、車を買わず、リースするという選択肢。
アメリカには車のリース事業を展開している会社も多数あり、滞在期間が決まっている人にとっては、選択肢になり得ます。
リース期間が終われば、新たなリース契約を結ぶか、乗っていた車が気に入っていれば、そのまま買取も可能。
ただし、リースであっても自動車保険などは自分で入らなければいけないので、注意してください。
それでは、リースのメリット、デメリットを見ていきましょう。
- 初期投資を最小化できる
- 新しい車、モデルに乗れる
- 一部のメンテンナスは、リース費用に含まれている(契約によるが)
最大のメリットは、なんといっても初期投資を最小化できる事です。
赴任初期の持ち出しを最小化するならリースでしょう。
ただ、アメリカでは車のリセールバリューが比較的高く、トータルの支払い額でみると、車を購入する場合と変わらないケースは多々あります。
いつお金が出ていくかが違うだけ
- 途中解約ができない
- 走行距離制限や傷に対するペナルティ
- リースするのにクレジットヒストリーが必要なケースあり(リース会社による)
リースは初期投資費用が最小化できるのは良いのですが、リース特有の色々な制約が付くので、事前にしっかり契約を確認しないといけません(上のデメリットは、一般的な例)。
じつは、私がリースに踏み切れない一番の理由は「途中解約ができない」という点。
2年契約して1年で帰任になったら終わり
もちろん、契約にEarly termination(早期契約解除)条項をつけて、仮に早期帰国となった場合でも、残りの期間分を全額払うリスクを避ける事はできます。
一般的には、数カ月分の費用を追加で支払って、契約を解除できるはずです。
しかし、そんなリスクを負う必要があるのか?
そんなことを考えて、いつも最後は中古車に行きついています。
なお、クレジットヒストリーは、個人の信用度を測るもので、渡米直後はみんな持っていません。
しかし、クレジットヒストリー無しで契約できるリース会社も、探せばあるので、リース会社に聞いてみましょう。
オレゴンでカーリースするなら
オレゴンのカーリースといえば、ここです→Lease a Vehicle in Oregon。
オレゴンじゃないけど、安心の日系企業がよければ、カリフォルニアにガリバーさんもあります。→Gulliver USA。
みみたまボーイの友人はオレゴン駐在ですが、カリフォルニアのガリバーでリースして使っていました。
まあ、隣の州ですしね。
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アメリカで運転する前に買っておくべきもの
アメリカに来て、すぐに運転しないといけない人も多いと思います。
じつは、私も1回目の赴任の時、赴任当日にいきなり「レンタカー屋から車でホテルまで運転して帰れ」と鬼のような事を言われ、心の準備もできてないまま運転して帰った記憶があります。
逆走しないかな…
だいたい、道もわからないのに、いきなり異国で運転しろとか、鬼畜の所業です(笑)。
そんなわけで、アメリカ赴任後、すぐに運転が必要となるあなたに、日本から持ってくるべき車関連のアイテムを紹介しておきます。
サングラスは必須
まずは、サングラス。
これは、アメリカに駐在した経験のある人、ほぼ全員が「日本から持ってきておくべき」と推奨するくらい必須です。
アメリカ、尋常じゃないくらい太陽が眩しいんです。
朝日も眩しければ、夕日も眩しい
冗談抜きで、前方を直視できないくらいの眩しさになり、運転していて命の危険を感じます。
もちろん、アメリカでサングラスを買う事もできるのですが、渡米後すぐに使う可能性もあり、また下手をすると命にも関わるので、渡米前に準備しておいた方がいいです。
あと、アメリカで買おうとすると、頭のサイズが違ってて、あんまり無い。
顔、デカすぎ
私はメガネの上からかけれるオーバーグラスを使っています。
1回目の赴任の時は、取り外し可能なタイプのサングラスを使っていました。
買い忘れた人は、アメリカのアマゾンで買ってください。
スマホホルダーもあった方が良い
続いて、携帯ホルダーも、運転する時に必須なので、すぐに運転する可能性を考えると日本から持ってきた方がいいです。
どこに行くにも、Google mapとかを車のスクリーンに映して使う感じになるので、車1台につき1個は絶対必要。
私のおすすめは、吸着型ではなく、エアコンの吹き出し口に物理的に付けるタイプのスマホホルダー。
吸着型を使った事もあるのですが、割とすぐにくっつかなくなり、私には合いませんでした。
結局、吹き出し口用を買う事に…
こっちも買い忘れた人は、アマゾンでサクッと買っておきましょう。
まとめ
今回はアメリカで車を買うあなたの為に、新車、中古車、リース3種類のメリット、デメリットをまとめました。
車の運転に必要なモノを日本から持ってくるのも、お忘れなく。
では、また。
10年前、右も左もわからぬ若造が、アメリカにやってきました。スムーズな生活立ち上げには程遠く、つまづきの連続、いや…全ての落とし穴に落ちた気もします。
しかし、失敗は隠せば汚点。共有すれば財産。
そんな思いで書いたこの体験談。これからアメリカで新たな挑戦の旅に出る、あなたのお役に立てれば、私はとても嬉しいです。
はじめてのアメリカ駐在 [たくみ]
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