こんにちは、みみたまボーイです。
旅が好きすぎて、世界の秘境に行きまくっています。
台湾駐在時代は、台湾人にも驚かれる台湾最高峰「玉山」を登頂。
アメリカ駐在でもグランドキャニオンの谷底までの日帰りトレイルを敢行(推奨されてない)。
そんな旅好きな私が実際に行ったアメリカ国立公園をランキングにしてみました。
日本や台湾などアジアと比較して、やっぱりアメリカはスケール感が違う。
度肝抜かれる。
完全主観ですが、旅好きな私の渾身のランキング、見ていってください。
では、いってみましょう!
私の行ったアメリカ国立公園一覧
まず、私の行った事のあるアメリカ国立公園を一覧にしました(随時更新中)。
いつの間にか20カ所以上のアメリカ国立公園に行っていたようです。
がんばったな(笑)
- Arches
- Bryce Canyon
- Canyonlands
- Crater Lake
- Death Valley
- Grand Canyon
- Grand Teton
- Joshua Tree
- Lassen Volcanic
- Mesa Verde
- Mount Rainier
- North Cascades
- Olympic
- Petrified Forest
- Pinnacles
- Redwood
- Sequoia
- Yellowstone
- Yosemite
- Zion
- Everglades
完全主観のアメリカ国立公園ランキング、トップ5
行った事のある国立公園からトップ5を選んでみました。
正直、甲乙つけがたい。
もう、好みだよね(笑)
1位:グランドキャニオン
ベタだな
ベタと言われようが、私の1位は「グランドキャニオン」ですね。
もう5回くらい行ってます。
写真でも伝わるとは思いますが、現物は相当なモノです。
圧倒される
とにかく果てしなく続くキャニオン。
言葉を失う力強さがそこにはあります。
地球上にこんな光景があったのか、これが原始の地球なのか…と、この星の創生にまで思いを馳せさせる壮大な力がグランドキャニオンにはあります。
一生のうちで、どこか1カ所だけアメリカの国立公園に行くなら、ぜひグランドキャニオンに行ってください。
と、いいつつ、みみたまボーイ妻のグランドキャニオン評は、じつはそれほど高くない(笑)。
と、言うのも、妻と行った時はキャニオンランズとか言った後に、締めでグランドキャニオンに行ったんですよね。
他のところで見た景色と同じ
な、なんだと…
行く順番って大切ですね(笑)
グランドキャニオンの谷底までトレイル
そんな1位のグランドキャニオン。
みみたまボーイは谷底のコロラドリバーまでトレイルしたことがあるんです。
普通は上から圧倒的な景色を見るだけだと思いますが、あの渓谷を、まさかの一番下まで降りて行ったわけです。
そして日帰りで上まで帰ってきた(笑)
全く推奨されてない事をやってしまった若かりし頃。
本当にすみませんでした。
ただ、コレ、忠告に従って、本当にやめておいたほうがいいです。
平均的な日本人と比べて、体力があるはずの30代前半のみみたまボーイで、朝イチに出て日の入り直前に上まで戻ってくるレベル。
谷底から3合目くらいのところで追い抜いた女性は、確実に日の入りまでに上にたどり着けてないのですが、彼女はどうなったのでしょうか…
夜は相当冷えるので、本当に命に関わります。
行くなら谷底で1泊しよう
ただ、一生忘れられない思い出になります。
2位:アーチーズ
2位はアーチーズにしました。
悩んだものの、私、赤土が好きなんでしょうね(笑)
じつはアーチーズは、行くまでは、あまり期待していませんでした。
岩がアーチ状になってるだけ?
行ってみたらガッカリ国立公園だった…というのも覚悟して行ってみたところ…
アーチーズ、デカいなー
確かに、岩がアーチ状になっているだけと言えば、そうなのですが、規模がデカい。
この規模でアーチになってるのは凄いな…と素直に感動しました。
そして、アーチーズ国立公園そのものも割と大きく、全てのビューポイントを見たり、ハイキングしたりすると1日いても足りないでしょうね。
Delicate Archへのトレイルは必須
その中でもハイライトとなるのはDelicate Arch(デリケートアーチ)へのトレイル。
このデリケートアーチ、ユタ州の車のナンバープレートの絵柄に採用されているくらいの有名ポイントです。
ここは外せませんね。
トレイルは往復で3 miles (4.8 km)と大した距離では無いのですが、道なき岩肌を登る冒険心くすぐるトレイルです。
子供でも登れるけど
下の写真のような岩肌を、道も無く登ります。
自然を一身に感じるトレイル。
そして登り切った先にあるDelicate Arch。
アーチの真ん中でピョンピョン跳ねてるチャレンジャーもいましたが、高所恐怖症のみみたまボーイには無理でした(笑)
グランドキャニオンの谷底トレイルと違って、子どもでも走破できるのが良いですね。
3位:イエローストーン
3位はイエローストーンです。
みみたまボーイ妻は、イエローストーンが1位だと言っていますね。
グランドキャニオンは、ただの岩
口を慎め(笑)!
とにかく、イエローストーンも素晴らしい国立公園である事に疑いの余地はありません。
イエローストーンと聞いて、誰もが思い浮かべる虹色に輝くGrand Prismatic Springだけでなく、度肝を抜かれるサイズの間欠泉(Old faithful geyser)、そして、Grand Canyon of the Yellowstoneも忘れてはいけません。
その他にも、見どころ満載な国立公園、それがイエローストーンです。
当然ですが、アメリカでも人気の国立公園で、冬場は雪で行く事が困難なこともあり、夏場の祝日はとてつもなく混みます。
しかし、それでも行ってほしいのがイエローストーン。
Old faithful geyserは一見の価値ありですし、Grand Canyon of the Yellowstoneも相当なものです。
なぜか写真で見るとGrand Canyon of the Yellowstoneが凄くショボく見えるのですが、現物は凄いです。
写真にだまされるな
Grand Prismatic Springのトレイルに気を付けろ!
イエローストーンで外せない観光地と言えば、Grand Prismatic Spring。
国立公園の入り口でもらう地図を頼りにGrand Prismatic Springに行くと、Grand Prismatic Springに最接近するトレイルに到着します。
Midway Geyser Basinという名前のトレイルです。
3m先、手が届きそうな距離に Grand Prismatic Springがある
いいね
ただ、このトレイル、近すぎてGrand Prismatic Springの全景を見る事ができません。
このトレイルがダメだと言ってるわけでは無いです。
Midway Geyser Basinには行きましょう。
ただ、全景を見るにために別のトレイル=Grand prismatic overlook trailにも行ってください。
このGrand prismatic overlook trailは地図にもちょこっとしか書かれていませんし、普通に行くと気づきません。
私も1回目のイエローストーン訪問時は気付かず、素通りして後悔しました。
しかし、イエローストーンに行ったら、このGrand prismatic overlook trailは必須です。
広大な自然の中に、ただ1点、明らかに特異的に輝くスポット。
中央の透き通るような深い青から緑、周縁の黄、オレンジと極彩色のコントラストに心奪われ、その場を離れれなくなります。
「地球って、どうなってるんだろうね…」息子が呟いた、そんな言葉が印象的。
4位:クレーターレイク国立公園
「自分がオレゴンに住んでるから上位にランクインさせた…」というわけでは無いです(笑)。
クレーターレイクは、久々に「あ、凄いな」と感じた景色に出会えた国立公園です。
私、旅好きなせいで、色んな絶景を見てきたんですよ。
その弊害として、多くの観光地は「まあ、どこかで見たことある景色だな」という感想で終わっていきます。
そんな事を感じはじめていた30代後半に行ったのがクレーターレイク。
目の前に現れた湖を見て驚愕しました。
なんだこの青さは!
圧倒される青さ。
青いだけなのに感動。
しぼみつつあった私の冒険心に、もう一度、灯をともしてくれた国立公園。
それがクレーターレイク。
夏場はクレーターレイクで泳げる
心も洗われるような青さのクレータレイク。
なんと夏場は遊泳が解禁されています。
6月~9月は泳げる!
正確な遊泳可能日は毎年変わるので、クレーターレイクのホームページで確認してください(→Crater Lake)。
そして、遊泳が解禁されているのはクレーターレイクの数あるトレイルの中でもCleetwood Cove Trailだけです。
片道1.1マイル(1.7km)のトレイルの先で泳ぐことができます。
もちろん、みみたまボーイは泳いでみました!
冷たい!
夏場でも14℃と結構冷たいんです。
しかし、世界最高峰の透明度を誇るクレーターレイクで泳ぐという贅沢…
忘れ難い経験!
もし、あなたが夏場にクレーターレイクを訪れるなら、ぜひ泳いでいってもらいたいです。
なお、湖岸には着替えるところとか無いので、このトレイルは海パンでハイキングする事になります(笑)。
山火事の時は行くな!
近年、クレーターレイクに行く時に、気を付けないといけない事があります。
山火事
最近、秋にかけてアメリカ西海岸での山火事が多いんです。
クレーターレイク周辺で燃えていたり、カリフォルニア側で燃えていたり。
困った事に、一度燃え出すと、なかなか消えない。
そして更に困った事に、煙があるタイミングでクレーターレイクに行くと湖面が全く見えません。
みみたまボーイは、一度、周辺で山火事が発生している日に家族でクレーターレイクに行ってみたのですが、Observation pointから湖は全く見えず。
しょうがないので、湖の淵まで行ったものの、全く見えず。
は、どうなってんの?
ご、ごめん…
家族にとっては初めてのクレーターレイクでしたが、全く感動することなく帰宅(笑)。
山火事が終わってから改めて行って、感動してもらいましたが。
山火事情報はここで確認できます(→Oregon Wildfire)。
とはいえ、正直、近くのどこかの山は、必ず燃えているので、ピンポイントでクレーターレイクの煙状況を見るなら、Smoke Forecastを見るのがいいと思います(→Crater Lake Smoke Forecast)。
5位:ヨセミテ国立公園
5位はヨセミテにしました。
カリフォルニアの誇るヨセミテ国立公園。
5回くらい行ってるなー
グランドサークルの荒々しい大自然とは、全然違う雰囲気をもった渓谷。
緑あふれる森と白く輝く岩に魅せられ、何度も訪れる。
アメリカでも屈指の人気を誇る美しい国立公園、それがヨセミテ。
ヨセミテ1番のハイキングといえば、ハーフドームへ登頂ですが、それ以外にも雪解けで水量の多い時期に行くヨセミテ滝へのハイキングなども素晴らしいモノがあります。
ハーフドームを登り切れ!
ヨセミテと言えば、まず思い浮かべるのがハーフドームではないでしょうか?
上の写真にある半円の岩ですね。
アウトドア用品を取り扱うThe north faceのロゴ、じつはハーフドームから来ています。
そして、このハーフドーム、なんと登る事ができます!
登るには許可証が必要で、事前にホームページで申請しましょう。
抽選なので当選するかどうかは、あなたの運しだい。
当選確率10%くらいらしい
みみたまボーイは、過去3回挑戦して、なんと全滅!
ただ、3回も挑戦しようとしている事もアリ、無駄にトレイルの知識だけはついています。
往復22キロ、往復で10~13時間も要するタフなトレイル。
もし、あなたが行くなら、早朝から出発して太陽が出ている間に帰ってきてください。
絶景を見るならグレーシャーポイント
残念ながら抽選に外れてハーフドームに登れない場合、グレーシャーポイントに行きましょう。
グレーシャーポイントは、Glacier point roadを走って行けば到達できるので、行くのは簡単です。
混んでなければ(笑)
どういうこと?
グレーシャーポイントからの眺めは最高なのですが、それだけに激混みです。
連休の週末に行くなら早朝に行きましょう。間違っても昼間に行ってはいけません。
裏ワザとして、Yosemite riverからGlacier pointまでハイキングで行く方法があります。
片道3時間ですが、Yosemiteの大自然を満喫できる素晴らしいトレイルなので、割とおすすめです(→Four mile trail)。
Yosemite valley, El Capitan, Yosemite Falls,そして最後にHalf domeとヨセミテの有名どころを全て見れます。
なお、グレーシャーポイントに行く際の注意点があります。
雨の日に行ってはいけません。
霧で全く何も見えない
私は、一回だけ雨の日にグレーシャーポイントに行ってみたのですが、道中の道から霧が凄く、さらにグレーシャーポイントも霧まみれ。
目の前にあるはずのハーフドームが全く見えず。
霧がわずかに晴れた時に、かろうじて撮った写真がこれ。
まさにお手上げ(笑)
ちなみに、晴れていれば、こんな感じ。
もう一つの見どころ、トンネルビューも、このありさまです。
こちらも、晴れていれば、こんな感じ。
晴れの日に行こう!
近くの観光地にも行ってみましょう!
もし少し時間があるなら近くにあるMono LakeやBodieに行ってみてください。
Mono lakeは塩湖で、異様な形状をした巨大な潮の塊が特徴。
なかなか見れない光景です。
Mono lakeだけを目的に行く必要は無いものの、ヨセミテに行くなら立ち寄りたい観光地。
そして、Bodieは、なんとゴーストタウン。
かつでゴールドラッシュで栄えた街が衰退し、今や歴史公園として存在しています。
「まさに夢の跡…」そんなノスタルジックな気持ちにさせてくれる街、というかゴーストタウン。
それがBodie
それほどでも無かった国立公園
せっかくなので、行ってみたものの、それほど大したこと無かった国立公園も書いてみましょう。
人によって評価は違うでしょうが、あくまで私の感想です。
全部のトレイルに行ったわけでも無いので、素晴らしいトレイルを見逃しているかもしれません。
- デスバレー
- セコイア
- ジョシュアツリー
デスバレー
はじめてデスバレーにいった旅、じつはグランドキャニオンをはじめ、名だたる国立公園を回り、一番最後がデスバレーだったんですよね。
旅行の順番、タイミングが悪かった…。
散々、絶景を見た後にデスバレーに行った時の私の感想は…
ふーん
最初に行ってたら、たぶん違う感想だったんでしょう。
セコイア
セコイアは、そんなに悪くないです。
あんな大きな木、見たこと無い
ただ、セコイアには同僚と行ったのですが、誘ってきた同僚が言っていたんです。
直径100mの巨木ですよ!
世界樹やん!
で、行ってみたら高さ100m(実際には84m)だったという事で、ハードルが上がりすぎてた事によるガッカリでした。
ジョシュアツリー
近くまで行ったので、ふと立ち寄ったのがジョシュアツリー国立公園。
確かに、木の形は珍しい。
ただ、それ以上でも、それ以下でもない。
正直、国立公園に入る前から、ソコソコな量のジョシュアツリーが生えており、国立公園に入らなくても良かったような気がしないでもない(笑)。
まとめ
今回は私が行った国立公園の中からトップ5を選んでみました。
アメリカの国立公園の壮大さは、まさに「ここでしか経験できない」と感じる素晴らしいものがあります。
みみたまボーイのおススメ国立公園、ぜひ行ってみてください。
では、また。
コメント