青く深い湖にダイブ！クレーターレイクで泳いだ話。

こんにちは、みみたまボーイです。今回はオレゴンの至宝、クレーターレイク国立公園で泳いだ話。青く澄みきったクレーターレイクは、見るだけで圧倒されますが、飛び込めるなら、飛び込んでみたい。そんな冒険心あふれるあなたの参考になれば嬉しいです。では、いってみましょう。

クレーターレイクとは

クレーターレイクは、火口にできたカルデラ湖。水の透明度は、なんと世界一。深さ597m。アメリカ1位。世界8位。とにかく、青く澄み切っています。

ただ、残念ながら、写真では伝わらない。自分の目で見たら圧倒される事、間違いなし。

クレーターレイクは泳げる

あまりの青さに「泳いでみたい」と思ってしまうのが、人間。

クレーターレイクは夏だけ泳げます。

泳げる期間は限られていて、遊泳可能区域も一カ所だけ。これは行くしかない。

Cleetwood cove trailへ行け

泳ぐためには、Cleetwood Cove Trailで湖の淵まで行きましょう。クレーターレイクは基本的に火口の縁から湖を眺めるのが一般的な観光方法ですが、Cleetwood Cove Trailなら湖まで行けます。そして、クレーターレイクで遊泳が許可されているのは、ここだけ。

泳げるのは6月～10月だけ

一年の内で、泳げるのは時期は通常6月～10月。

クレーターレイクの冬は雪で道路が閉鎖されます。Cleetwood Cove Trailがオープンする時期は雪解け具合によるため、事前にホームページで確認しましょう→Cleetwood Cove Trail

対岸まで泳いではダメ

どこまでも青い湖を、対岸まで泳ぎたくなる冒険家のあなたに忠告です。対岸まで行ってはいけません。

Swimming is only allowed within 100 yards of Cleetwood Cove and within 100 yards of Wizard Island, provided that swimmers remain at least 50 feet away from any boat, boat dock or buoy.

National parkのHPから抜粋

泳いで良いのは、岸から100ヤードです(約90m)。あなたがいかに屈強なスイマーでも100ヤードを越えてはいけません。

Trailをなめるな

Cleetwood Cove Trailは長さは往復2.2マイル。片道1.1マイル＝1.7km。これだけ聞くと、大したこと無いと舐めてかかる人もいますが、割と急なので舐めてかからない方がいいです。ちょっと散歩…くらいの気持ちでいくと、気持ちと実際の苦しさとのギャップにやられます。飲み物は必須。

釣りもできる

泳げるだけじゃなく、釣りもできます。通常、オレゴンで釣りをするにはライセンスが必要。しかし、クレーターレイクはライセンス不要。

実際、やっている人も結構いる。水が透明なので、泳いでる魚が普通に見えます。岩場を漁ると、ザリガニもいました。

泳いでみた感想と注意点

水は冷たい

夏場の水の温度は約14℃。入れるけど、結構冷たい。入るまで少し抵抗がありますが、ここまで来て入らないわけにもいかないので、意を決して入りましょう。入ってしまえば、大丈夫です。

飛び込める

湖の淵から、ゆっくり湖に泳ぎ出す事ができます。普通に泳ぐ分には何の危険もありません。

ただ、ダイブしたければ、ダイブもできます。Trailの一番先の岩から飛び込みます。高さ、3mくらいでしょうか。割と高い。割と怖い。

しかし、多くの人がダイブしています。ダイブ後は、近くの岸まで泳いで生還してください。

着替えるところはない

遊泳許可エリアに、着替える場所はありません。水着を着た状態でTrailに臨みましょう。当然、泳いだ後のシャワーもありません。泳いだ後に体を拭くためのタオルは必須。

完全には乾かないので、半渇きで帰りのトレイルに臨みます。良いのか悪いのか、登りが急なので、汗ですぐに気にならなくなります。

トイレは無い

世界一の透明度を誇る湖にトイレ排水を流すわけにもいかないので、トイレはありません。Trailの駐車場にあるトイレで、しっかり用をすませてから出発しましょう。

まとめ

クレーターレイクの青さに包まれ、ボーっと空を見上げて浮いているのが最高でした。ぜひ、飛び込んでみてください。では、また。