アメリカで採用面接~採用する側に回ってわかる難しさとコツ

Job interview in US

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こんにちは、みみたまボーイです。

アメリカに赴任して、はや3年。

マネージャーという立場で赴任してしまったこともあり、採用面接をする機会もしばしば。

これまでアメリカで50人くらいは面接してきたのですが、最初の頃は「何を聞いたらいいの?」、「タブーな質問って何なの?」など、試行錯誤したものです。

その中で色々と失敗もして、のちに苦労することもありました。

そんなわけで、今回はアメリカで採用面接をしてみて感じる難しさと、私が気を付けているポイントなどをまとめてみます。

これからアメリカで採用面接をする、あなたの参考になれば嬉しいです。

では、いってみましょう。

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目次

アメリカの採用面接の流れ

Interview process

じつは、私、アメリカで一回仕事を変えていて、2社で採用面接をした経験があるのですが、どちらの会社も同じような採用プロセスでした。

私は製造業に従事しているので、他の業種がどうかはわかりませんが、恐らく、同じような採用プロセスなのではないかと思います。

だいたい、本採用に至るには、複数回の面接があると思っておいて間違いないです。

アメリカの採用プロセス
  • 電話スクリーニング
  • 係長レベルでの初期面接
  • 課長レベルでの面接
  • 工場長レベルでの最終面接

Linked Inなどを通じて候補者を募集・調査

人の募集は、求人サイトを通じて行う事が一般的です。

もしくは、紹介ですね。

こちらから条件を求人サイトに出して、応募してきてもらうケースもありますし、逆に求人サイトに載っているプロフィールを見て、こちらからコンタクトする事もあります。

いずれにしても、最初は人事部門が電話で連絡する事になります。

面接の種類は色々

面接と言っても、色々な形式があります。

私が以前働いていた会社では、日本と同じように、候補者に会社に来てもらって面接するスタイルでした。

一方、今、働いている会社は、会社での面接もしますが、レストランでご飯を食べながら面接というのも取り入れています。

「会社でやるより、リラックスした雰囲気で人柄を見やすい」というのが狙いだそうです。

ただ、今の会社のようにレストランで面接というのは、アメリカでもレアなケースだろうとは思います。

スタートアップのような会社だからできるんだろうというのが、私の理解。

採用決定のプロセスは会社によって、まちまち

面接を受ける側からすると気になるのは、採用決定方法だと思いますが、これは会社によって結構違いそうです。

以前働いていた会社は、それほど大きくは無かったのですが、ある程度はマネージャーに決定権がありました。

マネージャー面接→工場長面接という流れなのですが、マネージャー(私)がOKと言えば、よっぽど工場長面接でクリティカルエラーをしない限り採用でした。

つまり、ほぼ私の面接で決まってた。

ライオンさん

俺はいいと思うよ

ワシさん

If you are okay, I am okay

そんな感じで、サクッと決まっていましたね。

まあ、それで失敗した事もあるのですが。

一方、今、働いている会社だと、全部の面接が終わった段階で全員で集まって採用するか決めるプロセスがあります。

誰か一人が決定権を持っているというより、面接した人、みんなで決めるスタイル。

通常、複数の候補者を面接しているので、例えば3人の中で誰に優先的にオファーを出すか、みんなで決める。

そんな感じです。

面接時の服はカジュアル

日本で採用面接と言うと「スーツ&ネクタイ」が基本だと思いますが、アメリカはカジュアルです。

採用する側は完全に普段着。

面接を受ける側は、ちょっとだけ小綺麗な格好ではありますが、「スーツ&ネクタイ」で来る人はいませんね。

ネクタイを付けてくる人も、ほぼいないです。

過去50人ほど見てきて、唯一ひとりだけネクタイを付けてきた人がいました。

ライオンさん

え、ネクタイしてるよ⁉

と、心の中で思っていました。

誤解が無いように書いておきますが、ネクタイしていること自体は何もネガティブな印象は与えません。

全然OKです。

ただ、あまりにもレアなので、ちょっと驚いただけ。

ライオンさん

何かこっちが緊張した!

アメリカでの採用面接の難しさとコツ

My difficulty

アメリカで採用面接、正直なところ、まあまあ難しいです。

30分とかで判断するのは日本語でも難しいとは思うのですが、それが英語ですからね。

私もそれほど英語ができないとは思いませんが、喋り方とかニュアンスとかまではわからないですからね。

いつも「難しいな」と思いながら、なんとかこなしている感じです。

採用面接の難しさ
  • そもそも英語
  • アイスブレイクで喋ること無い
  • 言い回しの違和感とか、わかるわけない

そもそも英語

当然ですが、全部英語です。

英語がネイティブレベルにペラペラな人は困らないでしょうが、私、平均的な日本人よりは全然喋れますけど、ネイティブレベルにはほど遠いので、ボチボチ困ります(笑)。

ただ、アメリカ人であっても質問を事前にまとめてたりするので、我々日本人なら、なおの事、事前に準備しておく必要はあるでしょう。

ライオンさん

事前準備しましょう!

アイスブレイクで喋ること無い

日本での面接でもありますが、最初はちょっとだけアイスブレイクの会話があるじゃないですか。

これが苦痛。

ライオンさん

喋ること無いもん

出身地を聞いたりするのはNGなのですが、迫っているスポーツイベントの話とか、履歴書ベースで自分の過去の経験から相手が共感しそうな話を持っていくとか。

アメリカで育ったわけでもないので、バックグラウンドの知識が違い過ぎて、この辺は難しいです。

仮にアメフトの話をしたところで、マイナーなチーム名とか言われても話についていけず、微妙な空気になるだけですからね(笑)。

そんなわけで、私は話好きのアメリカ人に同席してもらうことにしています。

言い回しの違和感とか、わからん!

私が、一番困るのは、これ。

面接後のレビューで「喋り方が、ちょっと引っ掛かった」という懸念を言ってくれる人がいるのですが、そんなニュアンスとかまで、私には全くわかりません。

日本語だったら、そういうニュアンスとか、喋り方から何か気になる…みたいなのもわかるんでしょうが、私の英語力では、まだ無理です。

ライオンさん

お手上げ!

ただ、意外とこのニュアンスが重要で、私は失敗したことがあります。

せっかくなので失敗事例を紹介します。

違和感を掴み切れず、採用大失敗

これは、部下の急な退職があり、急遽、現場の作業員を採用する必要があった時の話です。

候補者「ベン(仮)」が面接にやってきました。

面接自体はスムーズに進み、私としては受け答えも問題は感じませんでした。

しかし、同席した現地アメリカ人が言うには「言い回しとか、ちょっと気になる。大丈夫かな?」と懸念を挙げてきました。

ただ、具体的に何がダメなのかは明確では無いのと、職務としては簡単な仕事なので「まあ、大丈夫だろ」と思って、採用してしまったんです。

ライオンさん

これが大失敗!

雇ってから数か月、素の部分が見え始める。

ベンは感情のコントロールが苦手で、機嫌が悪い時は周りとのコミュニケーションが取れない、なんなら話しかけても無視するという素行不良を繰り返すようになりました。

当然、チームの雰囲気も悪くなり、最悪でした。

結局、素行不良が重なり、人事を通じて改善プログラムを実施し、それでも直らないので最後は会社を去ってもらいました。

ライオンさん

でも、この期間、しんどかった…

採用面接の時に挙げられていた懸念を、もっとしっかり聞いておくべきだったと猛烈に反省。

前の会社で働いていた時の全ての仕事の中で、一番のミスを挙げるとしたら、間違いなくコレ。

やっぱり、人って大事です。

ライオンさん

駐在生活、最大の失敗!

それからというもの、採用面接には必ず現地アメリカ人を同席させ、ニュアンスや言い回しなどに気になる点がないか、徹底的に確認するようにしています。

採用面接でする質問

Questions

採用面接でする質問ですが、タブーな質問もあるので、注意が必要です。

基本的には、「職務に関係ない質問はしない」を徹底しましょう。

聞いてはいけない質問

以下のカテゴリーの質問は、聞かなければいけない正当な理由が無い限り、聞いてはいけません。

  • 年齢
  • 人種、民族性、肌の色
  • 性別
  • 宗教
  • 障害
  • 結婚
  • 家族について
  • 妊娠
  • 生まれた国

聞いてはいけない質問の例

上のカテゴリーから、聞いてはいけない質問の例を挙げてみました。

日本だと聞いてしまいそうですが、よく見ると、採用する人のスキルに全く関係ないですよね。

ライオンさん

仕事に関係ない事は聞くな!

  • 何歳ですか?
  • 出身はどこですか?
  • 結婚していますか?

採用面接でするべき質問

タブーな質問を意識しすぎると、質問するのが難しく感じますが、実際のところ簡単です。

職務に必要なスキルを聞くことに集中すればOK

みみたまボーイが係長を雇うなら、以下のような質問をします。

あとは、質問の受け答えを聞きながら判断ですね。

いまだに、言い回しやニュアンスの違和感はわかりませんが…。

  • 職務で求められる技術、経験を聞く
  • 部下を持った経験があるか?
  • これまでの仕事で難しかったこと、どう乗り切ったか
  • 顧客と対面する仕事の経験はあるか?具体的には、どういう経験か?
ライオンさん

仕事について集中して聞く!

具体的な質問が飛んでくる事も

現地アメリカ人は、仕事に直結するような、結構踏み込んだことを面接で聞いたりしています。

私の感覚からすると「そんな具体的なシチュエーションの質問しても答えれないだろ」と思ったりすることもあるのですが、即戦力を求めている時ほど、ガンガン具体的なことを聞いていきますね。

例えば私の会社は工場で液体の瓶詰め作業があるのですが、

  • 瓶のキャップを締める力が弱かったら、どんなトラブルが起きますか?そういったトラブルが起きたら、どう対応しますか?
ライオンさん

経験してないと答えれないだろ…

ただ、後から聞くと、具体的な模範回答があるわけでは無く、これらの質問にどう回答するかを見ているようです。

「経験がないからわからない」と正直に答えるのもアリだそうです。

ただ、「経験が無いからわからない」で終わるのではなく、何かしら自分の意見を述べ(別に間違っててもいい)、知らない事を学んでいく姿勢がある事を示せればいいようです。

しっかり相手の話を聞いて、コミュニケーションが取れる事を示せればいいんだと思います。

逆にしっかり答えれていても、自分のことばっかり話す人は印象が良くなかったりします。

「He talked a lot. Too many “I” (I did, I solvedのように自分のことばっかり喋ってた)」という評価をされて、チームプレーができないんじゃないかと評価されている人もいました。

この辺は面接官の好き嫌いもあるので難しいところですが。

せっかくなので、他の人がしていた質問をまとめてみました。

私は採用する側でしたが、採用される側(アメリカで面接を受ける側)の人の参考にもなるかもしれません。

ライオンさん

生々しい!

現地アメリカ人がしていた質問
  • What do you see in this job and how you would fit in?
  • What is your perfect work environment?
  • Quality standards and specifications can vary in this industry. How would you ensure that products meet the required quality standards and customer specifications?
  • Are you familiar with any regulations, requirements or expectations in the this industry?
  • Describe your experience with the use of testing equipment and tools in your previous roles. How do you go about mastering a task or analysis requedt?
  • Our materials are sensitive to environmental conditions. What sort of factors could be most influential in the production process?
  • In the event of a quality issue, what steps do you take to identify the root cause and implement corrective actions? Can you provide an example of a time when you identified a critical quality issue in a product and played a significant role in resolving it.
  • Effective communication of quality-related information is essential. How do you ensure clear and concise communication with both technical and non-technical stakeholders?
  • You are verifying production data entry and find a weird entry. 4cm, 5cm, 6cm, 5cm, 50cm. How would you handle this situation? What if they insist the data entry is correct but you know it is incorrect (units)? How might you prevent this mistake from occurring again? What if the data entry is correct and it is out of spec?
  • What would you like to improve about yourself ?
  • Why are you leaving your current position?
  • What kind of challenge do you expect if you join us?

面接する側もシンドイですが、受ける側だと、こういう質問にスラスラ答えれる英語力が必要かと思うとゾッとしますね。

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まとめ

今回は、アメリカで採用面接をしている経験から、難しさと、失敗から学んだコツについて書いてみました。

私のように採用で大失敗しないよう、採用面接は一切妥協せず、しっかりと行いましょう。

英語での面接はなかなか難しいところもありますが、少しでも言い回しやニュアンスでの違和感が掴めるよう、まだまだ英語も勉強していきたいと思います。

では、また。

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