こんにちは、みみたまボーイです。
車社会のアメリカに住み始めて、はや5年。ロングドライブにはすっかり慣れましたが、そんな環境で困るのが『車の汚れ』です。
アメリカでは、気づくとすぐに車が汚くなってしまうんです。特に嫌なのが夏場、深夜にロングドライブをする時。大量の虫がフロント部分に衝突して、Dead Flyの山ができてしまいます。
キモイ!汚い!
そんなわけで、アメリカでは定期的な洗車が欠かせません。今回は、私がいつも利用しているアメリカの洗車場(洗車機)の使い方を紹介します。
利用方法はとても簡単!洗車だけではなく、車内クリーニングもできるので本当に便利なんです。
では早速、アメリカの洗車事情を詳しくお届けします!
アメリカで洗車する方法とは?
まず、アメリカで洗車する方法を列挙してみたいと思います。
主に4種類でしょう。
- 洗車機を使う
- セルフ洗車
- 手洗いしてくれる業者で洗車
- 自宅で洗う
ただ、基本的には1の「洗車機を使う」、もしくは、2の「セルフ洗車」になると思います。
3の「手洗いしてくれる業者で洗車」は、車好きならあり得るかもしれません。4の「自宅で洗う」は、物理的にはできるでしょうが、1回も見たことありません。
洗車機とセルフ洗車の違い
洗車機とセルフ手洗いの大きな違いは、以下の2点でしょう。
- 洗車機:手軽に短時間できれいになる
- セルフ洗車場:細かいところの汚れまで落とせる
どちらが便利?メリットとデメリット
洗車機とセルフ洗車は、どちらも良し悪しがあるので、使い分ける事が大切です。私は、普段は洗車機、年に2回くらい手洗いで細部も綺麗にする感じにしています。
洗車機のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
早い 手軽 道具の用意不要 | 細部はキレイにならない しつこい汚れは取れない |
セルフ洗車のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
安い 細かいところまでピカピカ | 準備が面倒 時間がかかる |
アメリカの洗車機を使ってみた!
アメリカでの洗車で、一番多くの人が使っているのが「洗車機」だと思います。
簡単だからね!
私の経験では、通常のDead Flyや、一般的につくような汚れなら、洗車機で洗い落とせます。かなり大量の虫の死骸が付いた状態でも、ほとんど取れますね。
ちょっとだけ残ってたりしますが、凝視しないと見えないレベルなので許容範囲内でしょう。そんなわけで、アメリカでの洗車は、基本は洗車機を使えばOK。
ここでは私が頻繁に利用しているオレゴン州の洗車場「Kaddy Car Wash」での洗車体験を書いています。
洗車機を使った洗車の流れ
まず、洗車機を使った場合、どのようなプロセスで洗車が進むのかを書いてみましょう。基本的に車を降りる事はなく、ドライブスルー形式で、車に乗ったまま洗車され、最後はリリースされます。
- 洗車場に到着
- お金を払う
- 所定の位置に車を持っていく(ニュートラルで停車)
- 自動で洗車される(ベルトコンベア式で移動)
- 洗車完了
- 必要に応じて車内の清掃
洗車場に到着から支払いまで
まずは、洗車場に行きましょう。Google mapで「Car wash」と入力してみてください。至る所に洗車場があると思います。
Car Wash店に着いたら、車に乗ったまま洗車エリアに向かいましょう。洗車場のスタッフが手招きしてくるので、指示に従って車を動かせば大丈夫です。
洗車のプランを選べる場合は、希望するプランを言いましょう。Kaddy Car Washの場合だと、「Advanced」と「Ultimate」の2種類がありますね。
- Advanced:10ドル
- Ultimate:15ドル
私はUltimateの回数券を買っていますが、「Advanced」で十分キレイになります。ちなみに、UltimateでもAdvancedでも、洗車の時間やプロセスは同じで、違いは、投入される薬剤。
Ultimateにすると、見るからに洗浄力の強そうな、薄黄色の薬剤が投入されます。
回数券がお得
アメリカに住んでると、本当にすぐに車が汚くなるので、回数券があるなら買った方がお得です。
Kaddy Car Washだと3回分を買うと、1回タダ(Buy 3-Get 1)になるので、私はいつもこれを買っています。
購入すると、上の写真のような4回分のシールが貼られているカードが渡され、1回使用するたびに1枚シールが取られていくという、完全マニュアルシステム。
アメリカ、物価も高いので、ちりも積もればという感じですね。
洗車機への車のセットと洗車機の中の様子
お金を払うと、スタッフが車を洗車エリアの所定の位置に誘導してくれます。所定の位置についたらギアをニュートラルに入れましょう。
間違ってもエンジンを切ったり、サイドブレーキを掛けたりしてはいけません。ただニュートラルにして、あとはじっとしていましょう。
ニュートラル状態にしておくと、ベルトコンベアシステムで車が洗車エリアに運ばれ、洗車用薬剤が降り注がれたり、モップで拭かれたりします。実際の洗車時間は1~2分。
ピカピカになる
はじめて洗車場に行った時、子どもたちは社内から車が洗われる様子を見て、興奮していましたね。青いモンスター(モップ)に攻撃されてるのが面白かったようです。
せっかくなので洗車されている時に動画を取ってきました。ご覧ください(約1分)。
洗車エリアの最後まで来たら、ギアをドライブに入れ直して、洗車エリアから出て終了です。そのまま家に帰っても良し、備え付けのバキュームを使って車の中を掃除して行っても良し。
車内の清掃もできる
多くの洗車場は、備え付けのバキューム設備があります。
洗車が終わると、バキュームの置いてある場所に行って、社内のゴミをセルフで掃除して帰るというのが一般的です。車内が綺麗なら、そのまま帰ってOK。
うちの場合、子どもが食べたお菓子のクズなどが汚く残っているので、いつも利用しています。だいたい、洗車に行くのは、車が汚れた時か、車の中がお菓子で汚れた時です(笑)。
ちなみに、バキュームは洗車をしなくてもスタッフに気付かれずに使えるのですが、そういうモラルに違反するような事はしてはいけません。
セルフの洗車場
続いて、私は1回しか利用したことがないのですが、「セルフの洗車場」も紹介します。
私が「セルフ洗車場」を利用したのは、「タマゴぶつけられ事件」があった時です。悪ふざけなんでしょうが、深夜に卵を家の壁やら車にぶつけられた事が1度だけあります。
もー、最悪
幸い、車に外傷は無かったものの、困った事にタマゴの黄身が窓ガラスにこびり付いている状態。
Kaddy Car Washに行くも、普通の洗車では全然取り切れない。
そんなわけで、満を持して、セルフ洗車場に行って、頑張って擦って自力で洗い流しました。私が行ったところは1分1ドルでモップが使用できる(先端から洗浄溶剤が出る)システムでした。
この作業を繰り返し、自分が納得のいくまで洗車するシステム。私の場合は黄身が至る所にこびり付いていたので、水洗い→モップ洗いを2回繰り返して合計4ドル。
自分で洗うのは面倒なので、この事件の時しかセルフ洗車は利用していませんが、本当にひどい汚れの時は使えます。もしくは、節約するならこっちですかね。
まとめ
今回はアメリカでの洗車方法を探しているあなたに、自動洗車場の全プロセスを公開してみました。
もし、不幸にも「タマゴ投げつけ事件」に遭遇してしまったら、セルフ洗車もチャレンジしてみてください。
では、また。
コメント