こんにちは、みみたまボーイです。
先日、アメリカ、オレゴン州の幹線道路を運転していたら、社内に焦げ臭いにおいが充満。
5分もたたない内にボンネットから白煙が上がるというトラブルを体験しました。
日本でも体験した事のないトラブル…
心底焦った!
そんなわけで、今回は、頭の中が真っ白になりながら、必死にボンネットから煙が出るトラブルに対応した実話をお伝えします。
当時は相当焦りましたが、この経験を通じて、ボンネットから煙が出る原因や適切な対応について多くを学びました。
この記事が、今、まさにボンネットから煙が出て焦っている、あなたのお役に立てば嬉しいです。
では、いってみましょう!
ボンネットから煙が出る原因
まず、ボンネットから煙が出る原因(可能性)をまとめました。
- 車両火災の可能性
- オイル漏れの可能性
- オーバーヒート
車両火災の可能性
まずは車両火災の可能性です。
怖すぎだろ!
燃料系、電気系、排気系の不具合が原因で発生する現象です。
ボンネットから煙が見えたら、炎が見えるか確認しましょう。炎が見えたら、一刻も早く脱出してください。
そして、車両火災の時、絶対にやってはいけない事があります。
ボンネットを開けるな!
ボンネットを開けると空気が入り、一気に炎が大きくなります。最悪の場合は爆発です。
怖すぎだろ!
当然ですがレッカーしてもらいましょう。
エンジンオイルの漏れ
次にエンジンオイルの漏れの可能性です。
車両火災より怖くないな
オイル交換などの際に、ボンネットの中の高熱になる部分にオイルが付着した場合、走行中の熱でオイルが焦げてボンネットから白煙がでる場合があります。
車両火災と比べて危険性は低いものの、路肩に停めて様子を見ましょう。
そして、ボンネットの熱が下がった段階でボンネットを開けてみましょう。
ここでオイルが焦げたような臭いがすれば、オイル漏れの可能性大です。
車両火災ほどの危険性はないですが、念のためレッカーしてもらいましょう。
オーバーヒート
最後は「オーバーヒート」です。
じつは、私の場合は「オーバーヒート」が原因でボンネットから煙が出ました。
私の場合は、具体的にはラジエーターの故障が原因での「オーバーヒート」でしたが、「冷却水の漏れ・不足」によって発生します。
むしろ、多くの場合、「冷却水の漏れ・不足」がオーバーヒートの主要因でしょう。
冷却水は、通常の水道水とは成分が違うものの、応急処置として水道水を継ぎ足す事は可能です。
ただ、あくまで応急処置なので、あとでちゃんとした冷却水を入れ替えましょう。
もし、予備の冷却水も無く、水道水も無い場合、レッカーしてもらいましょう。
エンジンが焼けきって、最悪の場合、エンジンごと交換になります。
ボンネットから煙が出た時の適切な対応
まず、ボンネットから煙が出たら誰でも焦ります。
私も最高に焦りましたね。
爆発するの!?
しかし、あなたの取れる行動は限られています。
走行中の車両から煙が出てる状態で、「落ち着け」と言うのも無茶な話ですが、まずは落ち着きましょう。
- 安全な場所に車を停める
- エンジンを切る
- レッカーを呼ぶ
安全な場所に車を停める
煙が出ているからといって、すぐに爆発するわけではありませんが、燃料やオイルが引火する危険性も否定できません。
まずは冷静に、しかし、迅速に安全な場所に車を移動させてください。
私の経験からするとエンジンがオーバーヒートした場合、エンジンの温度ゲージが恐ろしいスピードで上昇します。
時間にして1~2分で「H」のMaxに到達。
あまり時間はありませんので、道路の路肩でもいいので、すぐに停めれる安全な場所に停車しましょう。
「もうちょっと行って、どこかの駐車場に…」といった余裕はありません。
安全そうな場所があったら、即停車しましょう。
エンジンを切る
安全な場所に停車出来たら、すぐにエンジンを切ってください。
エンジンを駆動させていては、症状はどんどん悪化するだけです。
エンジンさえ切れば、しだいに温度は下がっていきます。
この段階ではボンネットから煙が出ている原因が不明なので、間違ってもボンネットを開けてはいけません。
と、言うのも、万一、燃料系、電気系、排気系の不具合が原因の場合、ボンネットを開けると炎が大きくなる可能性があります。
エンジンを切ったら、まずは車両から離れてください。
レッカーを呼ぶ
正直なところ…
どの原因であれ、ボンネットから煙が出ている状態は異常なので、レッカーを呼びましょう。
これが、間違いなく最善のアクションです。
あなたがリスクを取る理由はありません。
安全第一!
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ボンネットから煙が出て焦りまくった体験談
じつは、私の車のボンネットから煙が出てきた原因は明確です。
モールの駐車場でぶつけた…
モールの駐車場でぶつける
ぶつけたと言っても、大きな事故ではありません。
不注意で前に進んで、金属のでっぱりにぶつかっただけ。
超低速で、5 miles/hourくらい。
家族も乗っていましたが、全員無傷。
ぶつかられた方の金属のでっぱりも無傷。
ただ、車のボンネット下部に小さな穴が発生。
事故の初期対応を誤る
じつは、事故直後、車のボンネット下に穴が開いたのは気付いていました。
しかし、小さな穴だったのと、超低速だった事もあり「まあ、大したことないな」と判断して走り出した。
これが大きな間違いだった
結果、オレゴン州の幹線道路「I-5」でボンネットから煙が出てきて、超焦る事になります。
もし、あなたが不幸にも事故してしまったら、どんなに小さな事故でも、その場で、しっかりと車の状態を確認する事をお勧めします。
焦げ臭い匂いと共にボンネットから煙!
ほぼ無傷だと勘違いして、モールの駐車場からオレゴン幹線道路である「I-5」で家に向かう。
この時は、まだ幸せでした。
走行開始から10分ほどで、やや焦げ臭い匂いを感じる。
「なんか変だな」と思った途端、車のアラーム音が鳴る!
なんのアラームかもわからず、焦る。
すると、助手席に乗っていた妻が言うではありませんか。
なんか、前から煙出てない?
絶望の瞬間です。
えー!どーしたらいいの?
内心は超焦りながら、ひとまず高速の路肩に車を止める。
原因は先ほどぶつけた事しか考えられないので、車を降りて、今度はしっかりと確認。
ラジエーター凹んでる!
穴の中を目を凝らしてみたところ、銀色に輝くラジエーターに凹みを確認。
ラジエーターが壊れてオーバーヒートしたようです…ぶつけた時に気付くべきだった。
レッカーを呼ぶため少し移動
止まったところはオレゴン幹線道路のI-5。
こんなところでレッカー呼んだら、幹線道路を封鎖する事になり、大量のオレゴニアンに迷惑をかけてしまう。
そして近くに高速道路の出口がある事をしっていた私は、あろうことかエンジンが冷えたタイミングで再乗車し、近くの駐車場を目指すことに。
馬鹿か…
冷静じゃなかった…
高速を降りるまで、たった5分。
しかし、たった5分の間に、再度オーバーヒートのアラームが鳴り、また焦る。
奇跡的に高速道路を降りきり、駐車場でレッカーを呼べましたが、完全に判断ミスでした。
即、レッカーを呼ぶべきだった
あなたは私と同じ過ちを犯してはいけません。
かならず、最初に停めた場所でレッカーを呼んでください。
まとめ
今回は、アメリカの幹線道路I-5走行中にボンネットから煙が出てきて、とても焦った話でした。
事故したら、その場でしっかり車の状態を確認しましょう。
そして、即レッカーを呼んでください。
では、また。
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