こんにちは、みみたまボーイです。
先日、幹線道路を運転していたら、社内に焦げ臭いにおいが充満。
5分もたたない内にボンネットから白煙が上がるというトラブルを体験しました。

焦りまくった
そんなわけで、今回は、頭の中が真っ白になりながら必死にボンネットから煙が出るトラブルに対応した記録です。
当時は相当焦りましたが、この経験を通じて、ボンネットから煙が出る原因や適切な対応について多くを学びました。
この記事がボンネットから煙が出て焦っているあなたのお役に立てば嬉しいです。
では、いってみましょう!
ボンネットから煙が出る原因
まず、ボンネットから煙が出る原因(可能性)をまとめました。
- 車両火災の可能性
- オイル漏れの可能性
- オーバーヒート
車両火災の可能性
まずは車両火災の可能性です。

怖すぎだろ!
燃料系、電気系、排気系の不具合が原因で発生する現象です。
ボンネットから煙が見えたら、炎が見えるか確認しましょう。炎が見えたら、一刻も早く脱出してください。
そして、車両火災の時、絶対にやってはいけない事があります。

ボンネットを開けるな!
ボンネットを開けると空気が入り、一気に炎が大きくなります。最悪の場合は爆発です。

怖すぎだろ!
当然ですがレッカーしてもらいましょう。
エンジンオイルの漏れ
次にエンジンオイルの漏れの可能性です。

車両火災より怖くないな
オイル交換などの際に、ボンネットの中の高熱になる部分にオイルが付着した場合、走行中の熱でオイルが焦げてボンネットから白煙がでる場合があります。
車両火災と比べて危険性は低いものの、路肩に停めて様子を見ましょう。
そして、ボンネットの熱が下がった段階でボンネットを開けてみましょう。
ここでオイルが焦げたような臭いがすれば、オイル漏れの可能性大です。
車両火災ほどの危険性はないですが、念のためレッカーしてもらいましょう。
オーバーヒート
最後は「オーバーヒート」です。
じつは、私の場合は「オーバーヒート」が原因でボンネットから煙が出ました。
私の場合は、具体的にはラジエーターの故障が原因での「オーバーヒート」でしたが、「冷却水の漏れ・不足」によって発生します。
むしろ、多くの場合、「冷却水の漏れ・不足」がオーバーヒートの主要因でしょう。
冷却水は、通常の水道水とは成分が違うものの、応急処置として水道水を継ぎ足す事は可能です。
ただ、あくまで応急処置なので、あとでちゃんとした冷却水を入れ替えましょう。
もし、予備の冷却水も無く、水道水も無い場合、レッカーしてもらいましょう。
エンジンが焼けきって、最悪の場合、エンジンごと交換になります。
ボンネットから煙が出た時の適切な対応
ボンネットから煙が出たら誰でも焦ります。
私も最高に焦りましたね。

爆発するの!?
ただ、どの原因であれ、ボンネットから煙が出ている状態は異常なので、まずはすぐに安全な場所に車を停めましょう。
これが間違いなく最初のアクションです。
そして心を落ち着け、ロードサービスを呼んでください。

焦らず冷静な行動を!
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【体験談】ボンネットから煙が出て焦りまくった話
じつは、私の車のボンネットから煙が出てきた原因は明確です。

モールの駐車場でぶつけちゃって…
モールの駐車場でぶつける
ぶつけたと言っても、大きな事故ではありません。
不注意で前に進んで、金属のでっぱりにぶつかっただけ。
超低速で、5 miles/hourくらい。
家族も乗っていましたが、全員無傷。
ぶつかられた方の金属のでっぱりも無傷。
ただ、車のボンネット下部に小さな穴が発生。
事故の初期対応を誤る
じつは、事故直後、車のボンネット下に穴が開いたのは気付いていました。
しかし、小さな穴だったのと、超低速だった事もあり「まあ、大したことないな」と判断して走り出した。

これが大きな間違いだった
結果、オレゴン州の幹線道路「I-5」でボンネットから煙が出てきて、超焦る事になります。
もし、あなたが不幸にも事故してしまったら、どんなに小さな事故でも、その場で、しっかりと車の状態を確認する事をお勧めします。
事故したら、その場でしっかり確認する
焦げ臭い匂いと共にボンネットから煙!
ほぼ無傷だと勘違いして、モールの駐車場からオレゴン幹線道路であるI-5で家に向かう。
この時は、まだ幸せでした。
走行開始から10分ほどで、やや焦げ臭い匂いを感じる。
「なんか変だな」と思った途端、車のアラーム音が鳴る!
なんのアラームかもわからず、焦る。
すると、みみたまボーイ妻が言うではありませんか。

なんか、前から煙出てない?
絶望の瞬間です。

えー!どーしたらいいの?
内心は超焦りながら、ひとまず高速の路肩に車を止める。
原因は先ほどぶつけた事しか考えられないので、車を降りて、今度はしっかりと確認。

ラジエーター凹んでる!
穴の中を目を凝らしてみたところ、銀色に輝くラジエーターに凹みを確認。
ラジエーターが壊れてオーバーヒートしたようです。ぶつけた時に気付くべきだった。
レッカーを呼ぶため少し移動
止まったところはオレゴン幹線道路のI-5。
こんなところでレッカー呼んだら、幹線道路を封鎖する事になり、大量のオレゴニアンに迷惑をかけてしまう。
運よく、止まったところが高速道路出口のすぐ近くだった事もあり、エンジンが冷えたタイミングで5分ほど運転し、高速を降りて近くの駐車場に停車。
たった5分なのに、オーバーヒートのアラームが再度鳴り、また焦る。

即、レッカーを呼んだ!
正直なところ、オレゴニアンには悪いが、I-5でレッカーを呼べばよかった。
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レッカーを呼んだ後もトラブル発生

アメリカに来て初めての事故。
というか、日本でも事故の経験が無く、アメリカでまさかの人生初の事故対応。
保険代理店は事故対応まではやってくれず
しかし、万一の時に備えて、みみたまボーイは日本人の代理店が仲介している車の保険に入っていました。
事故で焦ってる時に、英語で事故状況の説明とかできないですからね!意気揚々と担当の日本人に電話しました。

あー、大変ですね。
XXXに電話してオペレーターの指示に従ってください。

やってくれないんだ…
代理店は保険契約を手伝ってくれてるだけで、実際の事故対応は自分でオペレーターに連絡する必要があるようです。

事故対応まで日本語でできると思ってた…。
で、指定された番号に電話をしたら完全英語。
そりゃそうだ。
四苦八苦しながら状況を説明。なんとかレッカーされていきました。オペレーターとの主なやりとりは以下。
- 事故の状況を伝える
- 現在地を伝える
- 修理工場の場所を教えてもらう
- レッカーされる
事故の状況を伝える
まずは、しっかりと事故の状況を伝えましょう。みみたまボーイは自損だったので、複雑な説明は無くて済みました。
相手がいる事故だったら、もっと大変だったでしょうね。
現在地を伝える
一通り事故の概要を伝え、レッカーが必要と判断されると、現在地を聞かれます。
レッカーの手配をするので、当然、現在地を聞かれるわけですが、初の事故対応という事で、そこまで頭が回っておらず、ここでも焦る。
急いでGoogle mapで現在地を確認。ストリートの発音がわからねーと思いながら、何とか伝える。
電話する前に現在地を確認!
修理工場の場所を教えてもらう
保険会社が提携している最寄りの修理工場の名前と場所を教えてもらえます。
レッカーされるので、自分は行く必要ないのですが、修理後に車を取りに行ったりするので。
まあ、名前も場所も全く聞き取れませんでしたが。
3回くらい聞き直して、ようやく修理工場の事を言っているのに気づいた…。
事故って凹んでいるところに、英語力の無さで更に凹む。

辛い!
レッカーされる
保険会社のオペレーターとのやり取りが終わって30分くらいでしょうか、レッカーがやってきて車は運ばれていきました。
社内に貴重品などを置いておかないように、気を付けてください。
レッカーされた後は、Uberで帰宅。

もうヘトヘト
後日談
最初の電話以降、結局全て英語で対応だったので、この事故を機に保険は現地の保険屋(State farm)に切り替えました。
日本語対応かと思って若干高めの保険料でも契約していましたが、そうではないので。
そして、レッカーされた後も、修理でまたひと悶着あるのですが、それは、この記事(→オレゴンの車の修理屋との戦い)。
まとめ
今回は、アメリカの幹線道路I-5走行中にボンネットから煙が出てきて、とても焦った話でした。
事故したら、その場でしっかり車の状態を確認しましょう。
そして、非常事態に備えて最低限の英語力は必要だなと痛感した経験でした。では、また。

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