こんにちは、みみたまボーイです。
アメリカ生活も早5年、毎日欠かさずコーヒーを飲み続けています。
思い返せば、生まれて初めて飲んだ時は「マズいな…」と思ったコーヒー。
いつの間にか、毎日5杯は飲むほどのコーヒー中毒者になってしまいました(笑)。
インスタントも飲みますが、やっぱり豆から挽いたコーヒーの方がおいしいですね。
朝イチは豆から挽きたい
香りが違う
そんな私、せっかくアメリカに住みはじめたので、日本でも有名なBlue bottle coffeeなど色々なコーヒー豆に挑戦中。
数えきれないほど種類があるので、全部は網羅しきれませんが、地元民のお薦めする豆を片っ端からお取り寄せ。
50種類以上は飲んでる
そんなわけで、今回は私がこれまでアメリカで飲んだコーヒーを、焙煎度合いごとにトップ3にして紹介します。
ダーク、ミディアム、ライトローストの中で、それぞれトップは、どんな豆?
どれも手軽に手に入るので、気になるのがあったら、一度トライしてみてください。
では、いってみましょう。
おいしいコーヒー豆トップ5
いきなりですが、私の好きなコーヒー豆をダークロースト(深煎り)1位から発表していきます!
同じブランドでも、ロースト度合いが違うと、酸味と苦みのバランスが変わって、全然違う味になりますからね。
お気に入りブランドを見つけたら、その中でミドルロースト(中煎り)、ライトロースト(浅煎り)と色々と試してみるのも楽しいものです。
ダークロースト(深煎り)トップ3
酸味が無くなり、苦みが一層際立つ「深煎り」。
コーヒーの重厚な苦みとコク、そして香りを楽しみたい時にお薦め。
深煎り1位:Holler Mountain
1位は私の地元オレゴンのStumptown Coffee Roasterから「Holler Mountain」。
ポートランドのStumptown Coffeeは、アメリカのThird wave coffeeのルーツのひとつ。
複数の農園の豆をブレンドしていたセカンドウェーブに対して、特定の農園が栽培する厳選された豆のみを使用するのが「Third wave coffee」。
コダワリの豆!
老舗Stumptown Coffeeの定番は、Stumptownが最初に作ったHair Brenderですが、私はフルボディの「Holler Mountain」推しです。
シングルオリジンが評価を受けがちですが、ブレンドによりシングルオリジンでは出し切れない味のバランスを感じる事ができます。
\至高のブレンド/
【Holler Mountain】
- しっかりとしたコク
- 複雑で飽きを感じさせない
- ブレンドならではの、何層もの味わい
- 渾身のローカルブレンド
深煎り2位:East Fourteenth
2位は渾身のフルボディ、Red Bay Coffeeの「East Fourteenth」。
「浅煎り?なんだそれは?」と言わんばかりに、深煎りに振り切ったのがEast Fourteenth。
気合を入れてやらないといけない仕事の前などに飲んでいます。
ドーピングか!
濃厚で深く、余韻が続く。
本気の時に飲んでください。
間違っても朝イチに飲むようなシロモノではない(笑)。
\振り切りすぎ/
【East Fourteenth】
- とにかく濃厚
- 余韻を楽しめる
- 甘いものに合う
- これぞ、コーヒーという味
深煎り3位:Cubano Roast
3位は「Mayorga」の「Cubano Roast」!
2位のEast Fourteenthほど振り切ってはいないモノの、これもナカナカのフルボディ。
イキナリEast Fourteenthは…と躊躇するなら、「Cubano Roast」がいいかも。
Cubano Roastに使用されているアラビカ種の豆は風味が豊かで、酸味と甘味のバランスが良く、深煎りとの相性も抜群。
重厚でいて芳醇なアロマ。
フルボディなのに、なぜか飲みやすい…それが「Cubano Roast」!
\フルボディなのに飲みやすい/
【Cubano Roast】
- しっかりとした質感
- 芳醇なアロマ
- 意外とクセが無い
- スイーツと一緒に飲みたい
ミディアムロースト(中煎り)トップ3
続いて、酸味、甘味、苦味の調和が取れているバランス最強の「中煎り」トップ3を見ていきましょう。
中煎り1位:Brooklyn
中煎りの1位は東海岸のPartners COFFEEから、「Brooklyn」。
Partners COFFEEは、生粋の豆野郎たちが、品質の高いコーヒー豆を調達し焙煎することを固く誓い、2012年に創業。
商品名はブルックリン、マンハッタンなどニューヨークにゆかりのある名前が付けられており、東海岸にいる気持ちになれるのも◎。
コーヒー豆の種類が多く、どれを推すべきか迷いますが、私のイチオシは「Brooklyn」。
苦みもホドホドで、ブラックでも飲みやすい。
朝イチで飲みたくなる
ニューヨークに遊びに行った時に、実際にお店にも行ってしまいました!
\朝はここから/
【Brooklyn】
- オリジナルブレンドで飲みやすい
- 酸味少なめ
- やわらかな甘み
- 苦いコーヒーが苦手でも安心
中煎り2位:Hair Bender
2位には改めて私の地元オレゴンの雄「Stumptown」の「Hair Blender」を取り上げてみたいと思います。
「Hair Bender」は、Stumptownが最初に作ったブレンド。
このブレンドの成功があったからこそ、Stumptownの人気が不動のものになったとも言える。
創業者のこだわりと情熱が詰まった「Hair Blender」は、今でも変わらぬ一番人気。
ぜひ、一度飲んでみてください。
\創業者の魂/
【Hair Blender】
- バランスの良さと複雑な風味
- エスプレッソでもウマい
- Stumptownの代表ブレンド
- こだわりと情熱
中煎り3位:Peet’s Coffee Big Bang
中煎りの3位は、アメリカのクラフトコーヒー史に名を刻む「Peet’s Coffee」の「Big Bang」にしました。
どこでも買えるし
高品質のアラビカ種のコーヒー豆のみを使用し、より濃く、より甘くローストしているのが「Peet’s Coffee」。
スタバも創業当初はPeet’s Coffeeから豆を仕入れていたようで、スタバの師匠とも呼べる存在。
そんなPeet’s Coffeeの中でも「Big Bang」は、その美味しさと独特の風味で多くのコーヒー愛好者に支持されています。
また、Peet’s Coffeeは新鮮さにも拘っており、焙煎後すぐにパッケージ。
新鮮な豆を使用する事で、コーヒーの風味を最大限に堪能する事ができます。
\スタバの師匠/
【Big Bang】
- バランスの取れた甘みと風味
- 高品質なエチオピア豆
- 入手しやすい
- 重視される新鮮さ
ライトロースト(浅煎り)トップ3
最後に、コーヒー豆そのものの風味が一番現れる「浅煎り」のトップ3。
浅煎り1位:Three Africa’s
浅煎りの1位には「Blue Bottle Coffee」から「Three Africa’s」をエントリーしました。
エチオピア、ウガンダ、コンゴ産の豆を絶妙にブレンドし、丁寧に焙煎したのが「Three Africa’s」。
各産地の特徴的な風味が混ざり合い、明るい酸味、フルーティーで複雑な風味が味わえ、コーヒー好きには堪りません。
ドリップコーヒーで淹れると、「Three Africas」の豊かなアロマと風味が一層引き立ちます。
ぜひブラックで飲んでください。
\浅煎りを極めた/
【Three Africa’s】
- 3か国の絶妙な競演
- 豊かなアロマと風味
- 新鮮さへの拘り
- ブラックならコレ
浅煎り2位:BLK & Bold Limu
浅煎り2位にはシングルオリジンの「BLK & Bold Limu」を選んでみました。
コーヒー発祥の地「エチオピア」から来たシングルオリジンの浅煎りです。
深煎りコーヒーと比べて焙煎が難しいとされる「浅煎り」を極めた豆とでもいいましょうか、苦みを感じずに爽やかな味。
はちみつとベリーの風味が、ほどよく調和しています。
私は深煎りを飲むことが多いのですが、妻は「BLK & Bold Limu」が一番好きだと言っていました。
\軽やかな味わい/
【BLK & BOLD Limu】
- エチオピアのシングルオリジン
- 雑味のない優れた風味
- 苦み少なめ
- スペシャルティコーヒーの代表
浅煎り3位:Illumination Blend
浅煎り3位は「Intelligentsia」の「Illumination Blend」。
「Illumination Blend」は、エチオピアとコロンビアの豆のブレンド。
エチオピアの明るい酸味とフローラルな香り、コロンビアの豊かなボディと甘味が絶妙に調和しています。
爽やかでリフレッシュ感がある味わいで、仕事で行き詰った時に飲みたい一杯。
ジャスミンのような香りで癒されるのも◎。
\絶妙なブレンド/
【Illumination Blend】
- 酸味と甘みの調和
- 豆の力を最大限に引き出す焙煎技術
- 豊かな香り
- リフレッシュしたい時に飲みたい
おまけ:デカフェでもおいしいコーヒー豆3選
「コーヒーは好きだけど、カフェインの過剰接種が気になる…」
ここでは、そんな人にお薦めのデカフェ5選を紹介します。
デカフェと聞くと、気の抜けたコーヒーのようなイメージを持つかもしれませんが、そんな事もありません。
ややさっぱりした味になりますが、言われないとわからないくらいの味を出しているデカフェコーヒーもあります。
デカフェ1位:Slow Motion Decaf
栄えあるDecaf1位はCounter Cultureの「Slow Motion」。
デカフェにありがちなサッパリ感が無い。
中煎りで飲みやすく、全体的には滑らかで、甘い。
アメリカのDecaf Coffee Beans Rankingでも軒並み1位に選ばれている安定の一品。
\デカフェっぽさ無し/
【Slow Motion】
- 中煎り
- 滑らかで甘い
- アメリカ人が選ぶDecaf 1位
- デカフェを感じさせない
デカフェ2位:No fun Jo Decaf
2位はJo Coffeeから「No fun Jo Decaf」。
「ダークローストを飲みたい!でも、カフェインは抑えたい!」
そんな矛盾した欲望を満たしてくれる最高のコーヒー豆がNo fun Jo Decaf。
初めて飲んだ時は「Yes!」という感じでしたね。
一回、試してみてください。
\デカフェを越えた/
【No Fun Jo Decaf】
- ダークロースト
- デカフェのイメージを変えた
- 強い香りなのにまろやか
- My best Decaf
デカフェ3位:Trapper Creek
3位は地元オレゴンのStumptown Coffeeから、「Trapper Creek」。
ミディアムローストで口当たりが良く、幅広い層に受け入れられる味です。
安定してる
私は、総合1位の「Holler Mountain」を買うついでに、いつもTrapper Creekも買っています。
\安定の一品/
【Trapper Creek】
- ミディアムロースト
- ほどよい酸味
- カフェイン離脱するならコレ
- Holler Mountainと一緒に買いたい
おいしいコーヒーを飲むコツ
じつは、コーヒーは酸素や光、湿気に弱い、とてもデリケートな食品。
良いコーヒー豆でも、風味や味わいを劣化させないように保存し、適切な賞味期限でなければ、本来のパフォーマンスを出せません。
コーヒー豆の賞味期限
「長期保存できる」と思われがちなコーヒー豆ですが、未開封なら、一般的には「12か月」が賞味期限の目安です。
また、開封後は「30日以内」に飲み切るのが良いとされています。
ただ、賞味期限内だったとしても脂質を含むコーヒー豆は酸化するので、できるだけ早く飲むことをお薦めします。
香りや風味が時間とともに薄くなっていきますからね。
コーヒー豆の保存方法
保存方法を間違うと、賞味期限内でも劣化が進むことはあります。
鮮度を保つために注意しなければいけないのは、以下の4点。
- 酸素に触れないようにする
- 紫外線(光)に当てない
- 高温を避ける
- 湿度の低いところで保管する
具体的にはどう保管?
開封前のコーヒーは、直射日光の当たらない冷暗所で常温保存しましょう。
開封後は冷蔵庫内で保管すればOK。
ただし、他の食品の匂いがコーヒーに付くと台無しなので、缶や瓶などの密閉容器に入れて保管しましょう。
コーヒー豆の酸化を促すのは酸素=空気なので、拘るなら真空状態にして保管するのがベスト。
30ドルくらいで買えるので、コーヒー豆から挽く人なら、これは買っておいて損なし。
\一生使える/
【Vacuum Coffee Canister】
- 空気無し=酸化の心配なし
- 押すだけ、簡単真空
- スタイリッシュな見た目
- いつでもおいしいコーヒーを!
コーヒー豆の挽きかた
コーヒー豆の挽きかたは、細挽き、中挽き、粗挽きなど5種類の挽き目があり、挽いた豆の細かさで、風味や味わいが変わります。
当然、細挽きの方が、粒度が高く、お湯と触れる表面積が増える事から、味が早く、強く出やすくなります。
同じ豆でも、色々と試して、自分のお好みの挽きかたを見つけるのも楽しいものです。
- 極細挽き:エスプレッソ
- 細挽き:ウォータードリッパー
- 中細挽き:コーヒーメーカー
- 中挽き:サイフォン
- 粗挽き:パーコレーター
手挽きのコーヒーミルの方がカッコいいのですが、私はめんどくさがり屋なので電動のコーヒーミルを使っています。
この辺はお好みで。
まとめ
今回は私がアメリカで飲んでおいしかったコーヒー豆を並べてみました。
まだまだ挑戦していないコーヒー豆もいっぱいあるので、良いコーヒー豆が見つかったら、どんどん更新していこうと思います。
では、また。
\至高のブレンド/
【Holler Mountain】
- しっかりとしたコク
- 複雑で飽きを感じさせない
- ブレンドならではの、何層もの味わい
- 渾身のローカルブレンド
コメント