こんにちは、みみたまボーイです。
先日、高速道路を走っていたら、突然「パチン!」という音がして、なんとフロントガラスにヒビが…!
じつは、アメリカでは飛び石によるフロントガラスのヒビ、結構あるんですよね。私も5年のアメリカ生活の中で、なんと3回も経験しています
しかも、1回はレンタカー…
運、悪いなー
これまでは修理業者に頼んでいたのですが、今回はヒビが小さかったのと、修理代が意外と高いこともあって、「自分でやってみよう!」とDIYに挑戦しました。
この記事では、実際に使ったアメリカのフロントガラス修理キットや、初心者でも失敗しない修理手順を写真付きで詳しくご紹介します!
果たしてヒビはきれいに消えるのか?
実際の修理結果やかかった費用、DIYで注意すべきポイントなども解説していくので、ぜひ参考にしてください。
では、いってみましょう。
飛び石でフロントガラスにヒビが入ったらまずすべきこと
アメリカの道路って、きれいに舗装されてなかったり、モノが落ちていたり、日本より品質が悪いです。あまりに広大すぎて、細かいところまで処理しきれないんでしょう。
そんなアメリカでは、飛び石でフロントガラスにヒビが入るのは、誰しもが経験するトラブル。
ここでは、フロントガラスにヒビが入った場合の初期対応をご紹介します。
応急処置の重要性|放置するとどうなるのか?
小さなヒビでも、放置すると大きくなります。本格的に修理する前に、まずは応急処置をしましょう。
「すぐに広がらない」と思って放置していると、数週間~数カ月の間に視界に影響を与えるほど大きくなります。
気を付けて!
- ヒビを保護する
- 振動や衝撃を避ける
- 急激な温度変化を避ける
ヒビを保護する
- ヒビにほこりや水分が入ると修理が難しくなります。セロハンテープなどをを貼って一時的に保護しましょう。
- テープを貼る前に、ヒビの部分を乾いた布で軽く拭きましょう。
振動や衝撃を避ける
- 道路の段差や急なブレーキはヒビを広げる原因になります。走行中はできるだけ衝撃を避けましょう。
極端な温度変化を防ぐ
- 急激な温度変化がヒビを拡大させます。冬場、凍ったフロントガラスをお湯で溶かすと、ヒビが拡大!
保険を使うべきか自力で修理すべきか|判断基準を解説
ヒビの修理に保険を使って業者に修理してもらうべきかは、悩むところです。私の経験から判断基準は以下の通り。
自力修理できるケース:
- ヒビが直径6mm以下、または長さ15cm以下の場合(修理キットの説明に基づく)。
- 視界(運転席の前)でなく、緊急性が低い場合
プロに依頼すべきケース:
- ヒビが大きい、複雑(複数の枝状)な場合。
- 視界にヒビがある場合(修理後も視界が歪む可能性があるため)。
- ヒビがガラスの端にある場合(ストレスが集中しやすい)。
修理費用
1回目のヒビ割れの時は、150ドルほどで修理できました。
保険で修理するか、非常に微妙なラインです。と、いうのも保険にはDeductable(免責額)が定められており、その金額より低ければ結局自己負担。
例えば、フロントガラス修理費用が200ドル、免責額が500ドルの場合、修理費用はすべて自己負担になります。逆に、修理費用が700ドル、免責額が500ドルの場合、自己負担は500ドルで、残りの200ドルを保険会社が負担するといった具合です。
フロントガラスのヒビはしょっちゅう発生するので、保険屋も「フロントガラス修理だけは免責ゼロ」といったプランを用意している事もあります。
私はそこまで考えて保険契約できていませんでしたが、これから保険を見直す方は意識してみてみると良いかもしれませんね。
フロントガラスのヒビ修理キットと修理手順
フロントガラスの修理キットは、近所にある車のパーツ販売店「AutoZone」で調達。Walmartなどのスーパーでも売っています。というか、Amazonで買えます。
私の買った修理キット
私が買ったのはVersaChemの「Windshield Repair Kit」でお値段19ドル!
業者での修理費が150ドルだった事を考えると、これで直るなら安いものです。
私が、この商品を選んだ理由は、これしかAutoZoneに売ってなかったからなのですが、Amazonで調べてみるとアメリカで一番人気の修理キットは「Rain X」のようです。
次はRain Xだな(笑)
ヒビ割れを自分で修理した様子
修理キットを買ってきて、意気揚々と修理を開始。説明書を読むと「作業時間は2時間弱」。
長いな!
ただ、1時間半は待ち時間なので、実質作業時間は15分だけでした。
まずは、修理前の日々の状態を確認。直径、約7㎜のヒビが入っています。
まずはピンセットで小さな破片を取り除きます。
その後、修理キットに入っていたシールを張る。シール中心の穴の開いているところに、修理用の液体を流していく事になります。ヒビ割れたところをしっかりと狙って貼り付けましょう。
そして、注ぎ口になるパーツをシールに貼り付ける。
そして、修理用液体を注ぎ込みます。説明書には「最後に20%ほど使うから、ちょっと残せ」と書いてありますが、誤って95%以上使ってしまいました。
使い過ぎないように注してください。
だって、残量見えねーし
シリンジで5分減圧。5分経ったら、シリンジの引き具合を変えて、更に20分減圧。
20分経ったら、シール含め、全てをフロントガラスから取り外す。
そして、残った液体をヒビのあった場所に塗って、透明シールで抑える事、1時間。透明シールをはがして、ようやく完成です。
なお、本来は太陽光で液体を硬化させるようなのですが、私は夜中にやってしまったので、太陽光は使えず。昼間にやるべきだった気がします。
まあ、液体も足りなかったのですが。
1時間経ったら、シールをはがして完成!下の写真で白っぽくなっている場所が元々ヒビが入っていた場所です。
光の反射度合いが周囲と違うので、完全には直っていないようですが、肉眼でパッと見た感じは違和感ないレベルまでは修復しました。
今回は、「途中で液を全部使ってしまった」、「太陽光で硬化させれなかった」という2点の反省点があります。
ここをしっかりしていれば、もっと良い出来栄えだったかもしれません。もしくはアメリカで一番人気のRain Xだったら、更に良い出来栄えになったのか…(笑)。
まとめ
今回はアメリカでフロントガラスのヒビ割れを自分で修理した体験談でした。
私の失敗を活かして、あなたが完全な修理ができる事を祈っています。
では、また。
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