こんにちは、みみたまボーイです。
アメリカ生活も気づけば5年。今ではすっかりアメリカでの運転にも慣れましたが、実は渡米直後、とんでもない失敗をしてしまいました。
そう、「逆走」です。
アメリカでは左ハンドル・右側通行と、日本とは真逆のルールに戸惑うことも多く、「ウインカーを出そうとしてワイパーを動かしてしまう」程度のミスは誰もが通る道。
でも、逆走は命に関わるレベルの大失態で、今思い出してもゾッとします。
この記事では、「アメリカで逆走してしまった私の実体験」を赤裸々にお話しするとともに、同じような失敗をしないための対策や注意点も紹介します。
これからアメリカで運転する予定の方や、運転に自信のない方に、少しでも役立てばうれしいです。
それでは、早速いってみましょう!
アメリカで逆走してしまった日のこと

思い出すだけで冷や汗が出る、アメリカで逆走してしまったあの日の出来事をお話しします。
逆走してしまった時の状況
実は私がアメリカの道路で逆走してしまったのは、渡米直後ではありません。
心配性な性格もあって、アメリカ生活を始めたばかりの頃は「いつもビビり運転」。信号、車線、標識を一つひとつ確認しながら、慎重すぎるほど慎重に運転していました。
逆走なんてとんでもない…と思っていたのですが、「慣れた頃が一番危ない」と言うように、その事件が起きたのは、渡米から半年ほど経ち、運転にも生活にもすっかり慣れてきた頃のこと。
日本への一時帰国を前に、カリフォルニアの名物「See’s Candies」を買いに出かけた日でした。目的の店舗は、モールのような賑やかな場所ではなく、街道沿いにポツンとある小さなショップ。
しかも訪れたのは早朝。駐車場にも道にも車は1台も見当たらず、「車の流れに合わせる」ことができない状況でした。買い物を終え、満足げに車に乗り込み、さあ出発…と思った矢先、しばらく走っていると…

前から車が迫ってきている!
心臓がバクバク。頭はパニック。でも迷っている時間はありません。とにかく安全第一で、すぐに路肩に寄せて停車。
深呼吸して冷静になると、ようやく状況が理解できました。完全に逆走していました。

あぶねー
なぜ逆走してしまったのか?
今振り返ってみても、逆走してしまった明確な理由はわかりません。ただ、いくつかの要因が重なっていたことは間違いありません。
- 周囲に車がいない静かな時間帯だった
- 駐車場や出口の標識がわかりにくく、どちらが正しい方向かわかりづらかった
- 日本への一時帰国が楽しみすぎて、気が緩んでいた
この3つが合わさり、「逆走」という大きなミスを招いてしまったのだと思います。
幸い、車の少ない時間帯で、ほとんど周りに迷惑をかけることもなく、警察のお世話になる事もなかったのですが、死ぬほど怖かったですね(笑)。
逆走は罰金刑…
逆走は非常に危険な行為であり、他のドライバーや歩行者に大きなリスクをもたらすため、重大な交通違反となり数百ドルの罰金が科されます。

ご注意ください!
逆走後の対処法と、二度と起こさないためにできること

ここでは、アメリカで逆走してしまった後に私が取った対処法、そして二度と同じミスを繰り返さないために実践していることをお伝えします。
逆走から学んだこと|心構えと注意点
正直なところ、車通りの多いフリーウェイや幹線道路で逆走する可能性はかなり低いと思っています。なぜなら、周囲の車の流れに自然と乗ることができるからです。むしろ、逆走する方が難しいくらい。
注意すべきは、交通量の少ない一般道や、都市部の一方通行道路。
こうした道では、
- 周囲に車がいない
- 道路標識がわかりづらい
- 住宅街などで道が入り組んでいる
といった状況が重なると、うっかり逆走してしまうリスクがグッと上がります。
私が実際に逆走してしまったのも、まさに「交通量が少なく、道も単純ではなかった」というパターンでした。
私が実践している予防策
逆走の失敗以来、私は以下のことを日常的に心がけています。
必ずナビを使う(Google MapsでOK)
都市部では特に、一方通行が多く、逆走のリスクが高まります。
アメリカの都市部の「一方通行地獄」は本当にやっかいで、初見では絶対に覚えられません。私はGoogle Mapsのナビ機能を活用し、音声案内をONにして常に方向を確認するようにしています。
「右折は小回り、左折は大回り」を毎回唱える
これ、冗談抜きで効果あります(笑)。
「右折は小回り、左折は大回り」は、日本とアメリカで感覚が逆なので、体に染み込ませないと間違えやすいポイント。私は運転中、毎回心の中でこのフレーズを繰り返しています。
ちなみに…これが染みつきすぎて、日本に一時帰国したときに逆走しかけたこともあります(笑)。

ダメじゃん
一般的に知られている逆走防止のポイントも意識しよう
アメリカで逆走を防ぐために、一般的に気をつけられていることもあります。
- 「DO NOT ENTER」や「WRONG WAY」標識の確認
- 赤い反射板に注意する:赤が見えたら逆走中
- 出入口の標識に注意:駐車場の出入口(IN/OUT表示)、路面標示
- 信号がこっちを向いてなければ逆走中
まとめ:小さな心がけが、大きな事故を防ぐ
逆走は「ちょっと気を抜いた瞬間」に起きるミスです。
特に、私のように運転に慣れてきた頃が一番危ない。だからこそ、常に適度な緊張感を持ってハンドルを握ることが大切です。
とはいえ、人間誰しも疲れていたり、気が緩んだりするもの。だからこそ、

あれ?こっちで合ってたっけ?
と少しでも不安に思ったら、すぐに停車して確認する癖をつけましょう。
アメリカでの運転は、日本とは違うルールや感覚がある分、「いつも通り」で行動すると危険も潜んでいます。そんなときこそ、立ち止まって深呼吸し、冷静に判断することが自分と周囲を守る一歩になるのだと思います。
この記事が、これからアメリカで運転する方や、運転に慣れてきた方への小さなヒントになれば嬉しいです。
では、また。


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