【15分で直る】アメリカで排水溝が詰まった時の対処法と予防策

こんにちは、みみたまボーイです。

気が付けば、アメリカ生活、はや４年。

私、これまでアメリカで生活してきて、お風呂（シャワー室）の排水溝詰まった事が３回あります。

つい先日も夜中の９時に排水溝の詰まりを検知。

しょうがないと言えば、しょうがないのですが、排水溝の詰まりに気付くのって夜じゃないですか。

「今かよー」と思いつつ、目の前に広がる、いや足の下に溜まった水を見ながら、眠いながらも対応するハメに。

お風呂に入りたがっている妻や娘からのプレッシャーを感じつつ、買っておいた配管洗浄剤を使って何とか解決。

そんなわけで、今回は我が家で起こった配管詰まりの実体験と、解決までの全工程を書き綴ってみました。

では、いってみましょう。

排水溝が詰まったら配管洗浄剤を使え

排水溝が詰まって焦っているあなたを救うべく、手っ取り早く解決策を書いてしまいましょう。

配管洗浄剤「Drano」で全て解決

配管洗浄剤「Drano」を排水溝に流し込めば15分で配管詰まりは解消されます。

私、これまでDranoで解決しなかった事は無いので、あなたの配管詰まりもきっと解消できますよ。

色々な種類の配管洗浄剤が売っていますが、Dranoは詰まりの主要因でる髪の毛、石鹸カス、垢など何でも溶かす強力配管洗浄剤なので、Dranoを使っておけば間違いありません。

中途半端に「エコフレンドリー」な薬剤を使って、直らなくても二度手間なので一気に勝負をつけに行きましょう。

これです↓

他の配管洗浄剤

「Drano」を使っておけば間違いないものの、強力な化学溶剤を使う事に抵抗がある人もいるようです。

そんな人には「Ecos」という酵素のパワーで地球にも優しく洗浄できる配管用洗剤もあります。

これです。

調べてみると…

「セスキ炭酸ソーダ」は、「セスキ炭酸ナトリウム」とも呼ばれる無機化合物で、住まいのさまざまな場所の掃除や洗濯に使える万能アイテム。家庭用洗剤や入浴剤などに配合されていることも多く、有機物入りの市販の洗剤に比べ、環境や人体に優しいことから、近年注目を集めているエコ洗剤です。

くらしのマーケットさんより引用

まあ、私がおススメするかと言われると、別におススメはしませんが。

というのも、私、仕事で大量の有機溶剤にさらされているので、「Dranoの臭いが…」、「取り扱い上の安全性が…」とか言われても…

それに配管の詰まりで緊急事態の陥っている我々にとって大切なのは即効性！

「化学の力、舐めんなよ！」という事で、私は「Drano」推しです。

我が家で排水溝の詰まり解消を実演

それでは、我が家で実際に「Drano」を使って排水溝の詰まりを解消した様子をご覧ください。

まず、詰まり解消までの全体の流れを把握しましょう。

排水溝の蓋を開ける

排水溝が詰まったら、とりあえず排水溝の蓋（多くはステンレス製）を開けましょう。

排水溝の蓋は、ちょっと固いかもしれませんが、上に引っ張れば物理的に取れます。

取りにくい時は、穴に棒みたいなものを突っ込んでテコの原理で持ち上げれば簡単に取れると思います。

目に見える部分の髪の毛などを取り除く

最終的にDranoで全部溶かしてしまうので、この工程は必須ではありませんが、私はいつも見えてる部分は自分で取ります。

排水溝の蓋を開けると、普段見る事のない小汚い部分を見る事になるので嫌なのですが、もう仕方ありません。

Dranoを流し込む

排水溝にDranoを流し込む準備ができたら、Dranoの裏面に書いてある指示に従って、適切な量のDranoを排水溝に流し込んでください。

それほど恐れる事はありませんが、皮膚につかないように気を付けて投入しましょう。

なお、流れが悪い時もあるでしょうが、水が排水溝の中に流れきるまで待ってからDranoを流し込みましょう。

水が溢れた状態で全く流れなかったら

「そこまで行く前に対応しろよ…」という声が聞こえてきそうですが、たまに「もう水が全然流れない…」という時があります。

「そこまで行ったら業者を呼べ…」と言いたいところですが、最後の悪あがきとしては「自力排水→Drano」です。

排水溝内の水までは排除できないのでDranoは希釈されてしましますが、全く効果がなくなるわけではないので、何度かトライすれば最後は貫通します。

15分待つ

Dranoが頑張ってくれている間、あなたはやる事がありません。

ただ、Dranoが詰まりの原因を溶かし切ってくれることを祈りながら待っていてください。

そんな事を思いながら悶々としている15分です。

詰まり解消！

15分後、お水を流してみると、スムーズに流れるではありませんか。

ついに流れ出した我が家の排水溝の様子をご覧ください（４秒の動画です）。

こんな感じでアメリカの配管詰まりは「Drano」でサクッと解消できます。

その内にまた詰まるので、使い切ったらちゃんと予備を購入しておきましょう。

排水溝が詰まるのは、多くの場合、夜なので、買っておかないとすぐに対応できなくて困ります。

配管詰まりの原因

ここでは、排水溝が詰まる原因を掘り下げてみたいと思います。

主な原因は髪の毛

主な詰まりの原因は「髪の毛」です。

毎日抜けていくものなので、抜けること自体はどうしようもありません。

悲しい事に年々抜ける量も増えていっています。

その内に、抜けるものも無くなりますが。

石鹸カスや垢

詰まりの原因その２は「石鹸カス」や「垢」です。

お風呂に入ってるわけなので、これらも発生する事については、防ぎようがありません。

垢を落とすためにお風呂に入っています。

詰まりの発生する場所

ここまで、詰まりの原因を見てきましたが、原因物質を抑える事は不可能です。

では、原因物質が実際に詰まってしまう場所を特定してみましょう。

主に２カ所あります。

排水溝の入り口付近で溜まっている髪の毛などは、蓋さえ開ければ物理的に取れます。

一方、ウォータートラップで詰まっている場合、Dranoなど配管洗浄剤の投入が必須になります。

配管詰まりの予防方法

配管詰まりの原因物質（髪の毛、垢）の発生は防ぎようがないので、配管詰まりを防ぐ方法はひとつです。

Hari Catcherを導入しろ

配管詰まりの原因となる髪の毛や垢、石鹸カスをできるだけ配管内に持ち込まない事が予防策になります。

という声が聞こえてきますが、排水溝の蓋の穴が大きすぎるんです。

この穴が大きすぎる事で髪の毛など詰まりの原因物質の侵入を許し、我々が深夜に配管詰まりと格闘しなければいけないんです。

やはり同じように苦しんでいる人が多いせいでしょうか、世の中には排水溝の「髪の毛キャッチャー」が売っています。

髪の毛の侵入をゼロにする事はできませんが、相当な量を抑制できます。

配管が詰まる前にキャッチャーが詰まるので、詰まりの早期検知にも役立ちます。

髪の毛キャッチャー（Hair Catcher）は色々とあるのですが、評判が高いのは”TubShroom”。

その辺のスーパーで売っているHari Catcherでよくある悩みが「水の流れの悪さ」と「ごみ処理の不便さ」。

流れが悪くなることで、シャワー室に水が溜まる。

Hair Catchはするものの、Catchした髪の毛が取りにくい。

そんな悩みを解決してくれているのが、”TubShroom”。

水の流れを遮りませんし、キャッチした髪の毛もサクッと回収できます。

こんな感じです。

唯一の不満は、ちょっとだけ出っ張っているので、足をぶつけたら痛いことくらいでしょうか(笑)。

おまけ：キッチン用もある

排水溝つながりで、キッチン用のゴミ取りも紹介します。

ディスポーザーが無い場合などは、使ってみるといいと思います。

まとめ

今回は我が家で発生したシャワー室の排水溝詰まり事件を実例として、アメリカの家で排水溝が詰まった時の対処方法と予防法を書いてみました。

排水溝が詰まると気持ちも滅入りますが、すぐに対応できないとシャワーも浴びれず不快もいいとこ。

最悪の事態にそなえて「Drano」を常備しておきましょう。

では、また。