こんにちは、みみたまボーイです。
家族帯同でアメリカ駐在となり、アメリカの一軒家に住む人も多いと思います。
かくいう、みみたまボーイも一軒家に住んでいます。
しかし、この一軒家、思いのほか手間がかかる。
中でも一番面倒なのが「芝生の手入れ」。
芝生面積も大きいですし、芝生を枯らすと罰金になる可能性もあります。
みみたまボーイは、一度、家の前の芝生を枯らしてしまい「罰金になるかも…」とドキドキした事があります。
最終的には芝生の種をまいて、復活させましたが(笑)。
そんなわけで、今回はアメリカの一軒家における芝生の手入れ、万が一、枯らしてしまった時の対応方法を書いていきます。
芝生が回復する姿を写真付きで見ていってください。
ついつい手入れをサボって、芝生を枯らしてしまったあなたの参考になれば嬉しいです。
では、いってみましょう。
アメリカの家では芝生のメンテナンスは必須
まず、アメリカの家で芝生のメンテナンスが必須である理由を理解しましょう。
自分の家なんだから、他人にどうこう言われる必要ないだろ…
そういう訳にもいかない…
芝刈りをしないと家の価値が下がる
家の見た目を気にするアメリカ人は、意外と多いんです。
なぜかというと、家の見た目が家の価値に影響するから。
「自分の家なんだから価値が下がろうが勝手でしょ…」と思いたいところですが、「隣の家が手入れをせず汚くしていると、ウチの家の価値も下がる」という理論です。
日本と違って、アメリカの家はしっかり手入れさえしていれば、価値は下がりませんからね。
むしろ、アメリカ人にとって、「家は価値が上がっていく資産」という意識が強いです。
HOA(管理組合)のチェックが入る事も
アメリカには一軒家を賃貸してもHOA(Homeowners Association)に加入しないといけなかったりします。
HOAは、いわゆる管理組合に近いものです。
ゴミの出し方から芝刈りの頻度まで、細かいルールが定められており、守らないと注意勧告、時に罰金となります。
賃貸の際にHOAのルールも示されるので、しっかり確認しておきましょう。
で、このHOAの組織による、芝生の状態チェックが入ったりします。
幸い、みみたまボーイは今のところ注意勧告を受けたことは無いのですが、知り合いには注意を受けた駐在員もおり、あまり舐めてかかってはいけません。
芝生のメンテナンス方法
芝生のメンテナンスは意外と面倒なんです。
かなり広範囲の芝生に、自力で水やりをしたり、芝生を刈ったりするのは、割と重労働です。
とはいえ、メンテナンスは必須という事で、アメリカでの一般的な芝生のメンテナンス方法をまとめてみました。
- 自力で水やり、芝刈りをする
- スプリンクラーで水やり、自力で芝刈りをする
- 業者に芝生のメンテナンスを依頼
自力で水やり、芝刈りをする
一番安上がりなのは、自分で水やりも芝刈りもする事です。
相当シンドイけどね!
コスト的には最安値ですが、全部自分でやるのは結構大変です。
夏は芝生もグングン伸びてくるので、一週間に一回くらいのペースで芝刈りが必須。
そして、ほぼ毎日水やりをする必要があります。
でも、庭だけでなく、家の前まで芝生がある事が多いので、水やりだけで最低30分はかかります。
毎日30分…
なんなら朝晩2回やらないと芝生が枯れる可能性も…
そんなわけで、みみたまボーイのおすすめは、最低でも水やりは自動化(スプリンクラー)です。
スプリンクラーで水やり、芝生は自分で刈る
芝生を枯らさないためには、スプリンクラーのプログラムで朝晩2回くらい芝生に水をやるのがおススメ。
みみたまボーイの家でもスプリンクラーを稼働させています。
スプリンクラーは、自分で水やりをするより遥かに楽でいいのですが、唯一のデメリットは水道代が高額になること。
みみたまボーイ家ですと、ひと月で120ドルほど。
高いな!
幸い、私の住んでいるオレゴンは冬は雨が降るので、スプリンクラーは夏場の3~4カ月くらい稼働するだけですが、水と一緒に私のお金もまき散らされています。
水やりだけ自動化してしまえば、芝刈りは最悪自力でも何とかなりますね。
1週間に1回、もしくは2週間に1回の頻度で芝刈りをするのは面倒ではありますが、芝刈り機さえあれば割と余裕です。
とはいえ、自分の時間を使う事になるので、芝刈り機で刈るか、業者に頼むのかは悩ましい選択です。
業者と庭のメンテナンス契約を結ぶと、ひと月150ドルほど。
芝刈り機(Lawn Mower)は1台200~300ドルくらいしますが、長期的なコストを見れば芝刈り機を買って自分で芝生を刈った方が安い。
雑草の処理が、また面倒
気を付けていないと、芝生の中に雑草が生えてくることが、頻繁に起こります。
少しの量ならパッと見は芝生と見分けがつきにくいのですが、繁殖してくると芝生がみすぼらしくなってきて、最悪の場合、苦情が来ます。
そんなわけで、芝生の間に生えてきた雑草も処理していかなければいけません。
雑草処理は相当めんどうなので、除草剤を使いましょう。
除草剤を選ぶ時は「芝生はそのまま、雑草だけ枯らす」成分の除草剤を選んでください。
こういうやつです↓
中には「芝生も枯らす」タイプも売っていますが、間違って「芝生も枯らす」タイプを使うと悲惨な事になります。
「芝生を枯らす」タイプは、アスファルトの隙間とかに間違って生えてきた芝生を除去するために使うものです。
こういうやつです↓
業者に芝生のメンテナンスを依頼
みみたまボーイは、これです。
正確には一軒家を借りる時に大家が「Yard maintenanceを組み込むか?」と聞いてきたので、入れてもらいました。
明らかに楽だからね!
一月のYard maintenance費用は、150ドル/月です。
昔は120ドルくらいだったのですが、インフレにより現在は150ドル/月。
150ドルに上がった段階で自力での芝刈りも頭をよぎりましたが、怠けたい心が勝って契約更新しました。
これ以上、上がったら自分で芝刈りをしようかとも思います。
水はスプリンクラー、芝刈りは業者という感じです。
それでも、芝生が枯れた…
Yard maintenanceの業者と契約しているにもかかわらず、なんと芝生が枯れてしまった事があります。
どうやら、一部のスプリンクラーが稼働していなかったようです。
ふざけんなよ!
「これって業者の責任じゃね?」とも思ったのですが、芝生が枯れた事で管理組合から罰金を取られてもいやなので、すぐに対応しました。
芝生が枯れた時の対応
芝生が枯れて、正直、最初は焦ったんですよ。
やべー、罰金だ…
しかし、会社で話をしていると現地人が言うではありませんか。
種をまけ!
その手があったか!
現地人が言うには、芝生を枯らす事は結構あるらしく、枯れたら種をまけばいいと。
「種はホームデポなどで買えるけど、重たいからネットで買ったらいいんじゃない?」というアドバイス。
アマゾンで調べてみると、確かに芝生の種がでてくるではありませんか!
さっそく、現地人がおススメしてきたEZ Seedを購入し、枯れた芝生に種をまいてみたところ、1週間ほどで芽が出て、2週間ほどで、すっかり芝生が復活しました。
助かった!
種をまく前に、死んだ芝生を一度取り除かないといけないのが、割と大変でしたが、見事な芝生の復活に感動です。
なお、種をまいていて気付いたのですが、芝生の面積は割と大きいので、EZ Seedも大きいサイズを買った方がいいです。
足りなかったら嫌だし
あと、一緒に肥料を撒いておくと完璧です。
芝生復活の様子
まずは、枯らしてしまった芝生の状態をご覧ください。
良い感じにハゲてしまっています。
メンテナンス業者のせいだと思うが…
ここにEZ Seedと肥料をまいたところ、1週間でこの状態!
2週間で完璧な状態に!
すさまじい成長!
どうですか?
正直、ここまでモリモリ育ってくるとは思っていなかったので、良い意味で驚きでした!
やるな、EZ Seed!
まとめ
今回はアメリカの家における、芝生の水やり、手入れの方法をまとめてみました。
万が一、枯れてしまっても、EZ Seedと肥料をまいておけば、すぐに復活しますので、ご安心ください。
では、また。
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