こんにちは、みみたまボーイです。
アメリカに住んだら行きまくりたいと思っていたのが、国立公園。
これまで、グランドキャニオン、イエローストーンなど名だたる国立公園に行ってきました。
でも、意外と高いのが入園料。

一回30ドルとか
そんなわけで、今回はアメリカ国立公園の入園料をできるだけ安く抑える方法を紹介します。

なんと、タダで入れる方法も!(もちろん合法)
旅行好きな、あなたの参考になれば嬉しいです。
では、いってみましょう。
アメリカの国立公園は入園料が必要

まず、アメリカの国立公園は、入園料が必要です。
入園料は国立公園によって違いますが、平均すると車1台あたり30ドル程度(一覧はこちら→Entrance Fees by Park)。
つまり、2人で行こうが、4人で行こうが1台の車でいけば、35ドル。
国立公園の入り口にゲートがあるので、そこでお金を支払えばOKです。
もちろん、カード、現金のどちらでも支払えます。
紛らわしいのは、国立公園のHPに書いてある、「Per Person」の表記。
車1台35ドル+ひとり15ドルなのかな、と勘違いしそうですが、そんな事はありません。
この「Per Person」の料金、何なんですかね。
歩いて国立公園に入る人…ゼロでは無いが、ほぼいないと思うのですが。
国立公園の入園料は車1台分だけ。
アメリカ国立公園は年間パス購入がお得

1年で3カ所以上の国立公園に行く予定があるなら、年間パスを買った方がお得です。
80ドルで、どの国立公園でも入りたい放題。
特にグランドキャニオン周りに行くなら、年間パスを持っていた方が圧倒的にお得ですね。

国立公園だらけだからね!
年間パスの有効期限は1年間

年間パスなので、有効期限はもちろん1年間。

当たり前だろ!
気になる1年のカウントの仕方ですが、日単位ではなく、1月~12月まででもありません。
1年のカウントは、月単位。
年間パスを購入すると、カードをもらえ、カード上に記載されている1月~12月の部分に穴があけられます。
「翌年のその月まで有効ですよ」という事です。
参考までに、上の写真が、私の保有している年間パス。
5月のところに穴があけられているので、来年の5月末まで有効という事です(4月末ではない)。
年間パスは2人で保有できる(実質半額)

じつは年間パスの裏には、所有者の名前を書く欄があるのですが、二人分の名前を書けます。
- Passholder(所有者)
- Passholder Two(Optional)
つまり、1枚の年間パスを2名で保有する事ができます。
1枚80ドルなので、誰かと共有すれば、ひとり40ドルで国立公園に入りたい放題です。

知り合いと共有するとか!
Passholderは必須で記入が必要で、国立公園の入り口で購入した時などは、その場でペンを渡されて名前を書かされます。
一方、Passholder Twoの方は空欄のままでも全く問題ないので、誰かとシェアしたい時は後から名前を書けば大丈夫。
尚、名前は写真付きID(パスポートや運転免許証)と同じスペルにしましょう。
アメリカ国立公園の年間パス購入方法
年間パスはネットでも買えますし、それぞれの国立公園入り口でも買えます。
- インターネットで購入
- 国立公園入り口で買う
インターネットで買う
USGSのサイトで買う事ができます(Official USGS Store)。
ディスカウントがあるわけでも無く80ドル。
もしくは、大手アウトドアショップのREIのホームページからでも購入できます。
なんと、79.99ドルと気合のディスカウント(笑)。
国立公園入り口で買う
どの国立公園でも入り口で買う事ができます。
みみたまボーイは、入り口で買っています。
購入時にIDを出したり、カード裏側にサインしろと3~5分ほど時間を要しますが、繁忙期でも無ければ、別に入り口は混んでも無いので迷惑もかかりません。
入り口で買った方が楽。
年間パスの使い方
年間パスを使って入園する時は、写真付きIDと年間パスを一緒にゲートにいるスタッフに見せればOKです。

写真付きIDを確認されない事も多いが…
なお、カード所有者は車に乗っていればOKで、必ずしも運転している必要はありません。
唯一、注意すべき点は、年間パスがカバーしているのは大人4名という事。
大人5名以上で旅をする場合、入場ゲートで気付かれたら追加料金です。
なお、15歳以下の子どもはタダです。
年間パスを忘れたら容赦なく料金徴収される
ちなみに、アメリカ国立公園の年間パスは物理的なカードでの配布なので、携帯し忘れる事があります。

実際に忘れたことあります(笑)
その時に、国立公園の入り口で聞いてみたんです。

年間パスを忘れただけなんだが、後で払い戻しとかできるの?

Sorry! We can’t!
そんなわけで、年間パスを携帯し忘れた場合、ただただお金を支払されるだけです。
忘れずに携帯していってください。
と、言うか、デジタルの年間パスにしろよ。
年間パスが使える施設、使えない施設

意外と知られていませんが、国立公園の年間パスはアメリカの国立公園だけではなく、他の施設でも使えます。

国定公園、史跡とかでも使える
年間パスが使える施設はこちら→Places to Get Interagency Passes
私の住んでいるオレゴンだと、オレゴンの富士山と言われるMt. Hoodで使えたりします。
ただ、「ここは明らかに使えそうだな」という場所で使えなかったりするので、注意は必要です。
そんなわけで、よく間違えそうな場所をピックアップしました。
- アンテロープキャニオン
- ホースシューベンド
- モニュメントバレー
- The wave
- Four corners
グランドサークルに位置する、上記の場所は残念ながら国立公園の年間パス対象外です。
多くはナバホ族の管轄地という事で、別料金をとられます。

結構高いんだよな…
アメリカ国立公園に無料で入る方法

なんとアメリカの国立公園に無料で入れる裏技が3つもあります。
- 国立公園無料デー
- 小学校4年生と行く
- 早朝、深夜に行く
国立公園無料デーに行く
年に数日、National park free entry dayがあります。
この日に行けば、もちろんタダ。混みますけどね。
- Martin Luther King, Jr. Day: January 20
- National Get Outdoors Day: June 14
- Juneteenth: June 19
- National Public Lands Day: September 27
- Veterans Day: November 11
小学校4年生は無料
なんと、小学校4年生の子供はアメリカ国立公園にタダで入れます(アメリカ在住限定)。

最近まで知らんかった…
Hey fourth graders! See America’s natural wonders and historic sites for free.
An official website of the United States Government.より引用
無料パスを入手するには、US Govermentのオフィシャルサイトから申請が必要です→(An official website of the United States Government)。
うちの息子がちょうど4年生だったので、申請してみましたが…

めちゃめちゃ簡単
オフィシャルサイトから申請すると、こんな感じのページになり、印刷します。

この紙を持って、子供連れで国立公園入口に行くと「4th GraderのAmerica the beautifulカード」と交換してくれます。

交換時に「子供は乗ってるのか?」と聞かれましたが、子供が顔を見せればOKでした。
「本当に4年生なのか?証明するものはあるか?」と言った事は聞かれず、3年でも5年でも貰おうと思ったら貰えるシステム…と確信していますが、ルールには従いましょう(笑)。
早朝、深夜に行くと無料
国立公園の入り口にはゲートがあり、パークレンジャーが入園料を回収します。
しかし、パークレンジャーは24時間体制で勤務しているわけではない。そして、国立公園は24時間開いている。
そうです…
パークレンジャーの勤務時間外に行くとタダで入れてしまいます。

そんな手が…
国立公園によるでしょうが、早朝5時頃に行けば、まずパークレンジャーはいません。
夜7時以降もいませんが、夜に行く人も少ないかなと。星を見に行くくらいでしょうか。
なお、全ての国立公園に行ったことがあるわけではないので、ご注意ください。
私の実績としてはクレーターレイク、イエローストーンは早朝に行ってタダでした。
あと、デスバレーとかも早朝に行ってタダで入った記憶がありますね。
繁忙期など予約が必要なので注意

アメリカの祝日のタイミング(July 4thとか)で、国立公園がめちゃめちゃ混む事があらかじめ予想できる日があります。
その時、なんと入園料は…いつもと同じなのですが、なんと予約が必要だったりします(国立公園による)。
例えば、上の写真はアーチーズ国立公園ですが、4月~10月はTimed Entry Reservationが必要です。
予約が必要かどうかや、予約が必要な期間は国立公園によるので(そして毎年変わる可能性あり)、国立公園に行く前にしっかりと確認してください。

無邪気に行ったら、入れない事もありますよ(笑)
特に夏場のアメリカの祝日に国立公園は予約必須にしている国立公園も多いので、注意してください。
うちの近くのMt. Rainierも夏場は予約が必須です。
せっかく僻地の国立公園まで行って入れないとか、絶望以外のなにものでもありません(笑)
まとめ
今回はアメリカ国立公園の入場料について、まとめてみました。
小学校4年生がいる人は、ラッキーですね!
では、また。


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