こんにちは、みみたまボーイです。
アメリカ生活にも慣れてきてオレゴンの短い夏を楽しもうかと自転車を買いました。
子どもと一緒にサイクリングをしようかと思って。
そして、買ってみて気付いたんです。
日本の空気入れ、使えない…
そうなんです。
日本とアメリカでは自転車のチューブについているバルブが違うんです。
そして、日本の一般的な空気入れでは自転車のタイヤに空気を入れれない。
OMG
そんなわけで、今回はアメリカと日本の自転車の空気入れの違いを解説していきたいと思います。
では、いってみましょう。
アメリカと日本の自転車のバルブの違い
アメリカと日本では自転車のタイヤに空気を入れるところのバルブ形状が異なります。
もちろん、日本でもアメリカ式バルブの自転車を売っていたりしますが、ここでは、そういうプロ向けでは無く、いわゆるママチャリくらいを対象にしています。
- 日本:主にイギリス式
- アメリカ:アメリカ式
- その他:フランス式がある
実際の写真を見てもらって分かる通り、全然、形が違います。
そんなわけで、日本で使っている空気入れを持ってきて、アメリカで買った自転車のタイヤに空気を入れようとしても、入れれません。
英式バルブは、簡単に空気が入れられるものの、高い空気圧を入れることができない。アメリカ式は、高い空気圧を入れることや空気圧の微調整もできる。
自転車に詳しい友人談
色々と特徴はあるようですが、自転車に詳しくない私にとっては「どうやったら空気が入るか」が死活問題。
日本の空気入れではアメリカの自転車に空気を入れれない
アメリカ式バルブの自転車に空気を入れる方法
アメリカ式バルブの自転車を持っているあなた。
空気を入れる方法が2つあります。
- イギリス式/アメリカ式の変換アダプタを使う
- アメリカ式対応の空気入れを使う
変換アダプタを使う
既に日本の空気入れを持っているあなた。
一番手っ取り早いのは変換アダプタを使う事です。
アメリカ式のバルブの上に変換アダプタを付ければ、日本の空気入れでもアメリカの自転車のタイヤに空気を入れる事ができます。
安いし、簡単!
アメリカのアマゾンだと「Bike Valve Adapter」でヒットすると思います。
もちろん、日本でも買えます。
アメリカ式対応の空気入れを買う
アメリカ式対応の空気入れを買ってしまってもいいと思います。
30ドルくらいで買えるし
アメリカ式の空気入れは空気圧のゲージが付いていて、空気圧をチェックしながら空気を入れれますしね。
変換アダプター付きだから、日本に帰っても使える
ひとつ持っておけば、この先、どんなタイプの自転車を買っても大丈夫です。
うちは買っちゃいました!
日本だとイギリス式バルブと言いますが、アメリカだとDunlop Valveと言われる事が一般的です。
アマゾンUSだと、こんな感じで売っています↓
もちろん、日本でも買えます。
車の空気入れと共用できる…
じつはアメリカの自転車のタイヤのバルブは、車のタイヤのバルブと同じなんです。
つまり、どういうこと?
自転車の空気入れで車の空気も入れれる
な、なにー⁉
そんなわけで、自転車の空気入れがあれば、車のタイヤの空気圧が減ったとしても大丈夫…物理的には。
ただ、自力ポンプで車のタイヤに空気を入れるのは重労働すぎます。
と、思ったら、世の中、どんどん便利になっていくもので、自転車、車に両方対応できるポータブル空気入れ(しかも、アダプター付き!)が売っています。
車の空気圧って結構アラーム出ますからね。
これを1つ持っておけば、自転車はもちろん、車の空気圧が減った時にも、いちいちガソリンスタンドに行く手間が省けるかと思うと、これは買いな気がする。
値段も自力ポンプと、10ドルくらいしか変わらないし…
これの存在を知らずに、自力ポンプを買ってしまった私って…
ミスった(笑)
実際にアメリカの自転車に空気を入れてみた
空気入れさえ手に入れてしまえば、後は空気を入れるだけです。
ここは日本だろうが、アメリカだろうが変わりません。
まずはタイヤに付いているキャップを外しましょう。
続いて、空気入れをきっちりとはめ込みます。
外れないように固定します。
後は、空気入れで空気を入れて、最後にキャップを閉めて終了です。
アメリカ式バルブのメリット、デメリット
続いて、ちょっとマニアックにアメリカ式、イギリス式のメリット、デメリットをまとめてみましょう。
- 空気圧を確認できる
- ほとんど漏れない
- 車の空気入れと同じ
まず、空気圧を確認できるのが、大きなメリットです。
イギリス式バルブの代表格である日本のママチャリは空気圧を測ったりできないので、毎回パンパンに入れがちです。
一方、アメリカ式の場合、空気圧を確認できるので、常に適正な空気圧で走行できます。
また、一回空気を入れてしまえば、ほとんど漏れないのもいいところです。
まあ、上の方で書いたようにアメリカ式バルブは車のタイヤのバルブとも同じなので…
最悪のケース、ガソリンスタンドで空気を入れれる
どんだけ緊急事態なんだ!
一方で、アメリカ式のバルブのデメリットって、ほぼ無いですね。
日本だとイギリス式が一般的なので、「空気入れが見つけられない」くらいでしょうか。
まあ、どんなバルブにでも対応できる空気入れを買っておけば何の心配もいりませんが。
まとめ
今回は意外と知らないアメリカと日本の自転車の空気入れの違いについて書いてみました。
いざ空気を入れようと思った時に入れられないと何かと面倒なので、事前に準備しておいた方がいいですよ。
では、また。
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