こんにちは、みみたまボーイです。
大自然が売りのアメリカ、オレゴン州に住んでいます。
先日、友人と一緒にスカイダイビングに行ってきました。
Mt. Hoodのような独立峰の雪山がいくつも連なるオレゴンの大自然を空から眺めれるなんて、最高のアクティビティです。
オレゴンの大自然をその身に抱くような感覚、爽快でした。
しかし、なんと、スカイダイビングの途中で、まさかのスペアパラシュートを発動するハメに。

超怖かった
そんなわけで、今回は、最高に忘れられない経験になった、オレゴンでのスカイダイビングの話。
スカイダイビングは、あまりにも非日常でアドレナリン出まくりの素晴らしいアクティビティですが、思わぬトラブルも起きます。
これからスカイダイビングにチャレンジするあなたの、参考になれば嬉しいです。
では、いってみましょう。
スカイダイビングにチャレンジする事になった経緯

私、これまでの人生でスカイダイビングにチャレンジした事は1回もありませんでした。
では、なぜ私が、今回、スカイダイビングをやってみようと思ったのか、きっかけを書いてみたいと思います。
ずっと興味はあった
まず、ずっとスカイダイビングに興味はあったんです。
40年近く生きてきて、日常生活でやれる事のできるイベントって、だいたいやってしまった感があります。
そんな中、明らかに非日常であり、自ら飛び込んでいかなければ、まず経験する事の出来ないイベント。

それが、スカイダイビング
いつか、やってみたいと思っていました。
でも、私、高所恐怖症なんですけどね(笑)。
仕事で嫌な事が重なっていた
仕事がうまく言ってない時って、あるじゃないですか。

不幸が重なるタイミング
もう何やっても上手くいかない、悪循環。
募るイライラ。
毎日シンドイ。
「あー、もう何か、この悪循環を忘れさせてくれるような、イベントないかなー」と思っていました。
そんな時、ネットを見ていて発見してしまったんです。

スカイダイビング!
家族が日本に一時帰国するタイミングと重なる
夏休みの期間、家族が1カ月ほど日本に一時帰国するタイミングがありました。

チャンスタイムだ!
ひとりで飛ぶのは怖いので、同じように家族が日本に一時帰国している駐在員に声を掛けてみると…

イイっすね!

飛びたい!
なんと、みんな乗ってくるではありませんか。

飛ぶしかないな!
そんなわけで、長期休み、家族が日本に一時帰国しているスキを見計らって、駐在員仲間とスカイダイビングに行きました。
まさか初めてのスカイダイビングをオレゴンですることになるとは。
なお、家族には飛んでから報告しました(笑)。
スカイダイビング屋を探す

調べてみると、みみたまボーイの住んでいるBeaverton周辺で、いくつかスカイダイビング屋を発見。
命を預ける事になるので、ここは慎重に選びたいところです。
ググってみると、「オレゴンで大空を飛ぶならPNW Skydivingか、Skydive Oregon」という記事を発見。
値段はどちらも同じくらい。

どっちがいいかわからん(笑)
最後は「エイヤ!」で、PNW Skydivingにしました。
スカイダイビングを調べていたら、Indoor Skydingも発見。
おもしろそうなので載せておきます。
スカイダイビングの種類、値段
私の行ったスカイダイビング屋では、14000 ft(約4300m)から飛ぶか、18000 ft(5500m)から飛ぶかを選べました。
18000 ftの方が高額。
もちろん、インストラクターと一緒に飛ぶタンデムジャンプです。
- 14000 ft(約4300m)から落下:220ドル
- 18000 ft(5500m)から落下:300ドル
みみたまボーイは14000 ft(約4300m)にしました。
18000 ft(5500m)はもっと凄いのかもしれませんが、14000 ft(約4300m)で十分楽しめました。

最高でした
たぶん、もう一回やるとしても14000 ftを選ぶと思う。
ここまで高いと、どっちも一緒な気がする(笑)。
写真やビデオのオプションも付けれる
+100ドル~200ドルで写真やビデオのオプションを付ける事ができます。
今回、私は付けませんでしたが、スカイダイビングを体験してみて思うのは…

これは付けても良い
次回飛ぶなら、私は付けるような気がします。
高さを上げる事にお金を使うくらいなら、写真のオプションにお金を使った方がお得だと思います。
だって、二度とやらない可能性、結構ありますよ(笑)。
それに、あの圧倒的な風景、忘れる事ができません。
スカイダイビングの予約

予約はスカイダイビング屋(NPW Skydiving)のHPからできます。

簡単。
私は、もちろん「First Time Jump」。
その後、人数、日程、時間などを選んでいくだけです。
サクッと終わります。
飛ぶ前に誓約書に署名
ネットでの予約時に、誓約書に署名を求められます。
ウェブ上でサインできるようになっているので、すぐにサイン完了。
もしもの時の訴訟権利がナントカ…と色々と書いてあります。
どうせサインするんだろうな、と思いつつ、本当に死ぬかもしれないので凄い真面目に読みました。

ビビってるからね!
スカイダイビング当日の様子とスペアパラシュート事件

当日を迎え、あとは飛ぶだけ。
気合を入れて集合時間にNPW Skydivingに到着。
当日の流れは以下の通り。
- NPW Skydivingに到着
- 飛ぶ前の事前説明を受ける
- スカイダイビング装備を身に着ける
- インストラクターと飛行機に乗り込む
- 飛ぶ
- 解散
①~③までは余裕ですね。
④あたりから緊張してくる。
インストラクターと飛行機に乗り込む
一緒に飛ぶ友人、その他の客含めて5名(インストラクターいれて10名)が乗れる飛行機で上空へ。
乗り込む前に、駐在員仲間とじゃんけんで飛ぶ順番を決める事に。
私は、見事、じゃんけんで勝ったので、一番最初に飛ぶことにしました。

他の人が飛ぶのを見てる時間の方が怖い
飛行機の中でインストラクターと合体。
マッチョなアメリカ人とがっちり合体。
みみたまボーイが命を預ける、その男の名はSam。

頼んだぞ、Sam!
スカイダイビングをする高度まで上がるのに15分くらいでしょうか、Samは緊張をほぐすために、色々と話してくれます。
「初めてか?俺は飛びまくってるから心配するな!」と言ってきます。

俺に任せとけ!
飛んだ!そして怖すぎる事件が起きる…
十分な高度になり、いよいよ飛ぶことに。
ドアを開け、ゆっくりとスライドしながら飛行機のドア付近の、いつでも落ちれる場所に到着。
1, 2, 3の合図で飛ぶのかと思いきや、「2」で飛ぶSam。

「3」だろ、そこは!
自由落下が始まりました。
最初の自由落下がとても怖い。
秒数にすると、おそらく1~2秒とかなんでしょうが、めっちゃ長く感じる。

全く余裕ない、怖い!
すぐに1つ目の小さなパラシュートが開きます。
すると、若干落下スピードが落ちる。
まだ、それなりのスピードですが、完全自由落下と比べると、周りを見渡す余裕も出てくる。

これぞ、スカイダイビング!
しばらくすると2つ目のメインパラシュートを開きます。
ここからは余裕です。
雪山が連なるオレゴンの大自然をその身に抱きながら、最高の気分で下降していく。

いいね~
その時…

なんか変だな
コントロールしにくい
Samが、方向を変えようと、バタバタ足を動かしているではありませんか。
まあ、プロに任せとけばいいか…

ダメだ
I will cut off

は?
その瞬間、恐怖の自由落下が始まった!
そうです、なんとSamがメインパラシュートを切り離してしまいました!

OMG!
確かに聞こえたんです、「I will cut off」と。
聞き間違えかと思った瞬間、切りやがった。
もちろん、スペアパラシュートが開いて、無時に帰還しました。

でも、マジで死んだかと思った。
地上到着後、ニヤニヤしながらSamが「ビビったか?」と聞いてくるではありませんか。

チビったわ!
後で聞いたら、「1000回に1回くらい起きるかな?」と言っていました。
恐怖すぎる。
スカイダイビングをした、みんなの感想
飛んだあと、駐在員仲間で昼ごはんを食べながら、感想を語り合ったところ、

最高だった

これは、凄い
もう、圧倒的でしたね。
これまでの人生で、感じる事の無かった感覚を味わった気がします。
飛び終わった後も、みんなのアドレナリンがバリバリ出ているのを感じました。
死にかけたけど、「もう一回やっても良いかも!」と思えるアクティビティでした。
人生で一回はやってみるべきアクティビティだと断言できます。
海外だと比較的安いので、飛びやすいので、ハワイとかグアムに行った時に飛んでみるのも良いと思います。
あ、飛んじゃった
\スリルと興奮で世界が変わる/
まとめ
今回はオレゴンで最高のアクティビティ、スカイダイビング体験記でした。
あなたのパラシュートが切り離されない事を祈っています。
では、また。

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