オレゴン発！車で行ける穴場観光地9選：知られざる驚きと感動スポット

こんにちは、みみたまボーイです。

オレゴンでの生活も5年目に突入し、これまでにクレーターレイクやスミスロックなど、オレゴンの有名観光地を訪れ尽くしました。しかし最近では、有名どころだけでは物足りず、オレゴンや隣のワシントン州の穴場観光地を巡る旅を楽しんでいます。

この記事では、そんな私が厳選した「車で行けるオレゴンの穴場観光地」を、自然、街歩き、家族連れという3つのカテゴリーでご紹介します。

クレーターレイクやシルバーフォールズといった有名どころはあえて外し、まだ知られていないスポットをまとめたので、Paciffic Northwestマニアにピッタリです！

それでは早速、オレゴンから行ける驚きと感動の観光地をチェックしてみましょう！

車で行けるオレゴン穴場スポットマップ

まずは、今回の記事で紹介するスポットを地図でご覧ください。Victoriaを除いて、どの場所もポートランドから車で６時間以内で到着できます。

大自然を抱きしめろ！知られざる秘境３選

まずはオレゴン・ワシントン州の誇る知られざる大自然を紹介します。

グランドキャニオンの息吹を感じる！Palouse Falls State Park

ワシントン州に「Palouse Falls」という場所があります。ポートランドから約５時間、シアトルから東に４時間ほどドライブすると到着です。

この知られざる秘境「Palouse Falls」は、雨が多く、緑豊かなPaciffic Northwestの他の観光地とは似ても似つかず、一目見ると「グランドキャニオンか？」という雰囲気。

「Palouse Falls」そのものは、滝があるだけと言えばそれまでですが、普段見れない絶景に興奮する事、間違いなし。近くにあるDry Fallsも圧巻の景色が広がっており、私は、ついつい車を止めて見入ってしまいました。

自然好きなら、行って後悔無しの穴場スポットと断言します。

氷河が形作ったオレゴンの至宝！Steens Mountain

オレゴン南東部に位置する壮大な山、それが「Steens mountain 」。オレゴン北部をMt. Hoodが支配しているとすれば、オレゴン南部はSteens mountain の支配下と言っても過言ではないでしょう。

氷河の圧力で形成されたU字型の非常に印象的な渓谷。生態系の多様性も極まっており、Steens Mountainシスルなど、この地域にしか生息しない固有種も存在します。

ポートランドから６時間のドライブ。途中から、街も無くなり、草原の中をひたすらドライブ。こんな遠けりゃ、行く人も少ないのも納得です。

ただ、到着してしまえば、人もおらず、壮大な大自然を独り占め。こんな解放感はそうそう味わえるものではありません。なお、近くにはCrane Hot Springsという温泉があり、ここで１泊すると最高。

オレゴンの湧き水が生んだ奇跡！Tamolitch Falls

オレゴン中部に位置するTamolitch Fallsは通称「Blue pool」と呼ばれ、地下から湧き出る澄んだ水が、光の反射と吸収によって鮮やかな青色を生み出しています。その美しい青色と透明度の高さは、まさに自然の驚異。

オレゴンの州都セイラムから、古都ベンドに向かう途中のWillamette National Forestに位置しています。なかなかのマイナー観光地で、地元オレゴニアンでも存在を知らない人も多い。

駐車場から約２マイルほどのトレイルを歩くと山の中に現れるのが「Blue pool」。私の写真の腕がイマイチで伝わらないかもしれませんが、思わず声を漏らすほどの青さ。

じつは泳ぐこともでき、飛び込んでいる人もチラホラ。寒そうだったので、私は飛び込みませんでした(笑)。

時と文化を越えろ！おすすめの街歩き３選

ここでは、オレゴンから行ける一風変わったお洒落な街を３つ紹介します。

オレゴン最古の港町：Astoria

オレゴン州とワシントン州を分けるコロンビア川のほとりに位置するのが「Astoria」。オレゴン最古の港町で、時代の流れに取り残されたように、今も古き良き港町の雰囲気を残しています。

歴史と自然が調和したAstoriaはノスタルジックな雰囲気と美しい景観、そして美味しいシーフードを提供してくれます。

Astoriaと言えばダンジネスクラブが有名で、レストランに入れば新鮮なカニ料理が楽しめます。私は、昔、The Sea Crab HouseでMarket Priceのカニを注文し、そのカニだけで100ドルほど支払った苦い経験があります(笑)。

それはさておき、Astoriaはワシントン州に向けて果てなく続くAstoria-Megler Bridgeも壮観ですし、行って損なしの素晴らしい街と言えるでしょう。

ワシントンにあるドイツ村：Leavenworth

シアトルから車で２時間ほどドライブすると、なんとそこはドイツ、バイエルン地方。町全体がドイツ風の建物・装飾で彩られており、明らかにアメリカではありません。

元々は製材業で栄えていた町だったのですが、年々衰退していく製材業…何とかしなければ！と一念発起して始めた町おこしがドイツ化。

しかし、この施策が大当たり！今では年間を通じて多くの観光客を呼び込み、特にクリスマスやオクトーバーフェストのイベント時期は大混雑。

私も冬場に行ったのですが、駐車場に停めれないくらいの混雑具合。シアトルから向かう際に、山越えとなるので冬場はスノータイヤの装備など、しっかり対策を取ってドライブしてくださいね。

英国スタイル：カナダのVictoria

アメリカを出てしまっていますが、オレゴンから車で行ける範囲にあるお洒落な街として外せないのがカナダのVictoria。オリンピック半島のPort Angelesから、フェリー（車を乗せれる）で行けます。

英国風の建築と美しい庭園に彩られた町で、イギリスの影響が色濃く残っており、伝統のアフタヌーンティー文化も、ここでは健在。

ビクトリアは、オレゴニアンにも人気で、つい先日もアメリカ人の同僚が「ビクトリアに行ったら、観光は詰め込み過ぎず、のんびりとシーフードを食べたり、アフタヌーンティーを楽しむのが良いよね！」と言っていました。

フィッシャーマンズワーフ周辺で腹ごしらえした後、アフタヌーンティーというのが、彼のゴールデンルートだそうです(笑)。

なお、オレゴンから車で行けるカナダの街はビクトリアかバンクーバーですが、バンクーバーよりビクトリアの方が私は好きです。バンクーバーは大都市ですが、あまり見るべきものも少ないので。

家族連れにお薦めのマイナースポット

最後に子どもが興奮する事、間違いなしのお薦めスポットを紹介します。

シカ包囲網を突破しろ！Olympic Game Farm

オリンピック半島の北部に位置しており、私はカナダのビクトリアに行く際に立ち寄りました。

サファリ形式で、自家用車で場内に入り、色々な動物を見ていきます。ライオンやクマがいて、子供は喜んでいました。ここまでは普通のサファリだったのですが、最後、巨大なシカが車を囲み、身動きが取れなくなりました！

実際には、シカも慣れたもので、こちらが少し動くとシカも後ずさりするのですが、最初はそんな事を知る由もなく、「前に進め！」とジェスチャーするスタッフと、「いや、轢いちゃうだろ！」という私の無駄なせめぎ合い(笑)。

サファリを通過した後の車の窓はシカに舐められビチョビチョになっていますのでご注意ください。なお、同じような施設「Wildlife Safari」がオレゴン南部にもあります。

オレゴンの鳥取砂丘：Oregon Dunes

オレゴンコースト南部に砂丘があります。鳥取砂丘を彷彿とさせますが、その規模たるや鳥取砂丘の20倍！

Oregon Dunesでは、その広大な砂丘を利用して色々なアクティビティを楽しむことができます。歩いてるだけでも、非日常すぎて楽しいですけどね。

• ATVライディング
• サンドボーディング
• ハイキング
• キャンプ

お手軽で安く済むのが、サンドボーディングで、ソリさえ持参すればタダで楽しめます。砂丘の高さがそれなりにあるので、舐めてかかると余りのスピードに驚きますよ！

こういうのがあればOK↓

100％釣れる！地元釣り堀！

今も昔も、子供が一番興奮する事と言えば「釣り」ではないでしょうか。

我が家の娘・息子も、魚を釣り上げる興奮が忘れられないのか、定期的に「釣りに行こうぜ！」と誘ってきます。とはいえ、「釣り具を用意するのも面倒」、「釣れなかったら空しい…」。

そんな問題を全て解決してくれるのが…「釣り堀！」

釣り具・餌も貸してくれ、釣りライセンス不要で釣りが楽しめます。そして、何より素晴らしいのが、子供でも100％釣れる。魚が餌を探す朝方に行けば、２秒くらいで食いつきますね。

我が家の行きつけは「Horning’s Hideout」で、他には「Rainbow Trout Farm」あたりが有名どころ。いずれもトラウトフィッシングで、釣った魚はその場で捌く事もできます。

尚、冬はやってないのでフィッシングができる時期は要確認です。

まとめ

今回はオレゴン周辺にあるマイナーだけど素晴らしい観光地を集めてみました。

もし気になるスポットがあったら、次の休日はぜひこれらの穴場観光地に足を運んでみてください！

では、また。