こんにちは、みみたまボーイです。
今回は 2泊4日、超弾丸スケジュールのハワイ島(ビッグアイランド)を旅行記をお届けします。初日は昼過ぎにハワイ到着、最終日は深夜11時の便でアメリカ本土に帰るという、体力勝負の強行日程。
「さすがに2.5日じゃ観光地も絞らないと無理かな…」と思っていましたが、実際に行ってみると、予想以上に多くの場所を巡ることができました。
特に印象に残ったのは…
- ハワイ火山国立公園で人生初の“溶岩”と遭遇
- 太平洋の真ん中で見上げる満天の星空
- 現実逃避に最適なビーチリゾート
- もちろん、ロコモコなどローカルフードも堪能
というわけでこの記事では、私が2.5日でハワイ島をどう満喫したか、ホテル情報も交えて旅の全行程をご紹介します。
「短期間だけど、ハワイの魅力をギュッと味わいたい!」そんな欲張り旅を叶えたいあなたに向けた記事です。
それでは、早速いってみましょう!
2泊4日でも満喫!ハワイ島(ビッグアイランド)で訪れた場所まとめ

「2泊4日は弾丸すぎるか…」と、思っていた私ですが、実際に行ってみると、長距離ドライブはなく、観光地間の移動も比較的スムーズ。
各スポットでは「長時間歩く」ようなシーンも少なく、コンパクトにギュッと詰まった旅程となりました。
- プナルウ・ブラックサンドビーチ(Punaluʻu Beach):野生のウミガメと出会える人気の黒砂ビーチ
- ハワイ火山国立公園:Keanakako’i Overlook、Steam Vents、Lava Tube、Kilauea Iki Crater など→園内の「Volcano House」に宿泊し、迫力ある自然を間近で体感
- ヒロ周辺の自然とローカルタウン:Hilo Farmer’s Market、Akaka Falls State Park→ 2泊目はワイコロア・ビーチ・マリオット・リゾート&スパに滞在
- コナ・コーヒー農園ツアー(Greenwell Farms):本場のコナコーヒーの味と香りを現地で体験
- コナエリアでお土産購入:ローカルスーパーやショップをめぐってハワイらしいアイテムをGET!
2.5日という短い滞在でも、ビーチ・火山・星空・滝・コーヒーと、ハワイ島の魅力を凝縮して体験。このあと、日程ごとにそれぞれの観光地を詳しくご紹介していきます!
1日目|ウミガメとご対面!火山国立公園で“生きた地球”を感じる

旅のスタートは、ハワイ島ならではの大自然との出会いから。
この日は、野生のウミガメに癒され、夜には赤く光る溶岩に圧倒されるという、まさに「地球の鼓動」を感じる1日になりました。
コナ空港に到着!まずは野生のウミガメに会いに「プナルウ・ビーチ」へ
午後1時ごろ、コナ空港(KOA)に到着。この空港、屋外にロビーがある開放的な造りで、降り立った瞬間から南国気分が全開!
レンタカーを借りて、まず向かったのはハワイ火山国立公園への道の途中にある「プナルウ・ビーチ(Punaluʻu Beach)」。ここは黒い砂浜と野生のウミガメが高確率で見られることで有名。
「本当に見れるの?」と半信半疑でしたが、普通にいましたね(笑)。

ハワイ火山国立公園へ!ホテルは園内の「ボルケーノ・ハウス」

次に向かったのは、この日のメインとなる「ハワイ火山国立公園(Hawai‘i Volcanoes National Park)」。到着後、すぐに園内にある唯一の宿泊施設「ボルケーノ・ハウス(Volcano House)」へチェックイン。
このホテル、キラウエア火山のカルデラ縁に建ち、火口を一望できる絶景ロケーションです。
エレベーターがない等、少し古さはありますが、火口から立ちのぼる噴煙や夜の星空、そして赤く光る溶岩を窓から眺められる唯一無二の体験ができます。
どうせ泊まるなら、クレータービューの部屋がお薦め。

朝食のレストランからも火口がきれいに見えます↓

クレーター近くで見た“動く大地”!溶岩の迫力に圧倒された夜

この日のハイライトは、「Keanakakoʻi Overlook(ケアナカコイ・オーバールック)」。
ここは火山国立公園内で赤く流れる溶岩を最も近くで見ることができる場所です。近いと言っても、それなりに離れているのですが、肉眼でも溶岩が噴き出る様子が確認できます。
「ボルケーノ・ハウス」からも遠くで赤く光る溶岩を見られますが、こっちの方が感動します。私は初めて見る“動く溶岩”に心を奪われ、隣のアメリカ人観光客は「OMG!」と叫んでいました(笑)。
- 距離は片道約1.3km。
- 所要時間は徒歩往復40~50分。
- 日の入り~夜にかけてがお薦め
満天の星空+溶岩の組み合わせに心震える事、間違いなし。ここは、ハワイ島に来たら、絶対に体験してほしいスポット。

マジで興奮

2日目|星空、滝、ローカルタウン…ハワイ島を東から西へ横断!
2日目はハワイ島を東から西へ一気に横断!
早朝の星空に癒され、火山国立公園を効率よく巡ったあと、ヒロの滝とローカルな街歩き、そして西海岸のリゾートホテルで贅沢な時間を過ごすという、まさに“ハワイ島の魅力を丸ごと体験する1日”となりました。
満天の星空に息をのむ…早朝の国立公園で特別な体験
火山国立公園内にある「ボルケーノ・ハウス」周辺は、人工の光が少ないため星空観賞には絶好のロケーション。
最初は「少し離れた場所まで行こう」と考えていましたが、ホテルを出た瞬間、そこには一面の星空が広がっていて思わず息をのむほど!
一応、さらに暗い場所を求めてSteam Vents付近にも行ってみましたが、星の美しさはほぼ同じ。天の川まで肉眼で確認できるレベルで、娘も見入っていました。

私のカメラ技術では、きれいに撮影できず(笑)
ハワイ島でこんなに簡単に満天の星空が見られるとは。これは滞在者だけの特権。
火山国立公園の見どころを半日で効率よく巡るルート
ボルケーノ・ハウスで朝食を済ませたら、8時半にはチェックアウトして観光再スタート。時間を有効に使うため、以下のルートで火山国立公園をサクッと満喫しました。
- Steam Vents(蒸気噴出孔):地球の息吹を間近で体感。写真映えしますが、所要時間は10分程度。
- Lava Tube(ラバチューブ):溶岩が作った天然のトンネル。短い。15分程度。
- Kīlauea Iki Crater(キラウエア・イキ火口):本来は2〜3時間のトレイルですが、ホテルのおっさんが「下まで降りて引き返すだけで充分(=1周しても同じ風景)」と言っていたので、おっさんの助言を忠実にまもって引き返した(笑)。
これにより、1時間半~2時間の時間短縮に成功し、ヒロ市内の観光時間を確保。
Steam Vent:生暖かい蒸気に触れれる↓

Lava Tubu

キラウエア・イキ火口

ローカル感たっぷりのヒロ&迫力満点の「アカカ滝」
火山国立公園を後にして、次はハワイ島東部の町・ヒロ(Hilo)へ。
まずは地元感満載の「ヒロ・ファーマーズマーケット」を散策。雰囲気は一般的なアメリカのファーマーズマーケットと変わりませんが、地元の野菜やフルーツ、手作りの工芸品など、空港やお土産屋では手に入らないアイテムが並びます。

お土産を買うならここ

そしてそこから車で30分、落差134メートルの大迫力!ハワイ島最大の滝「アカカ滝(Akaka Falls)」へ。
整備された遊歩道を10分ほど歩けば、鮮やかな緑を背景に力強く流れる滝が姿を現します。アクセスしやすく、自然の迫力を感じられるお手軽観光スポット。

ウィコロアのマリオット・ビーチリゾートで贅沢ステイ

ヒロ観光を終えたら、いよいよハワイ島西海岸へロングドライブ。向かったのはリゾートエリアとして人気のウィコロア・ビーチにある「マリオット・ビーチリゾート&スパ」。
今回はマリオットのポイントを使って最安ランクの部屋を予約し、「ナイトリーアップグレード」を発動させるというアンバサダーにあるまじき行動(?)を取ってみた結果…オーシャンビューのバルコニー付きルームになりました(笑)!

チェックイン後はすぐにリゾートモードへ突入。広がる海を眺めながら、心も体もリラックス。
プールにはWater Sliderもあり、子供も喜んでいました。

もちろん、プライベートビーチもあり。

3日目|リゾートを遊び尽くし、コナコーヒー農園で旅の余韻を
ハワイ島旅行もいよいよ最終日。でも、深夜便なので、まだまだたっぷり楽しめます!
この日は、朝からホテルのビーチやプールでのんびり過ごし、午後はコナ名物の「コナコーヒー農園ツアー」へ。
旅の締めくくりにぴったりな、癒しと刺激が詰まった1日でした。
コナコーヒーの魅力に触れる!Greenwell Farmsで無料ツアー体験

「ハワイ島といえばコナコーヒー」。その本場・コナ地区には、数多くのコナコーヒー農園が点在しています。
私たちが訪れたのは、予約不要・無料ツアーが魅力の「Greenwell Farms」。ふらっと立ち寄れる気軽さなのに、内容は充実。
ツアーでは、コーヒーの木の栽培方法から豆の収穫・乾燥工程までを丁寧に解説してくれます。さらに、農園内で育てているカカオや黒コショウの話まで。

途中、黒コショウの実をその場でもぎってかじるという体験できたのですが…これが本当に「ザ・胡椒」。一粒でもキツいのに、調子に乗って5粒を一気にかじった息子は…すぐに吐き出しました(笑)。

馬鹿すぎる(笑)
また、ツアー全後には6〜7種類のコナコーヒーを試飲し放題。どれも味わいが違って、飲み比べだけでも楽しく、コーヒー好きには間違いなくおすすめ。もちろん、コーヒー豆の販売もしています。
最後のお楽しみ!ハワイ島のお土産は「Gift Shop」で探そう

コナコーヒー農園ツアーを満喫したあとは、お土産タイム。ところが、「Shopping center」で検索して向かったコナのショッピングエリアでは、観光客向けのお土産店がほぼ見当たらず…。

ローカル向けのスーパーばっか
結局、ホテルがあったウィコロアのショップス・アット・マウナラニまで戻って、お土産を無事ゲット。
あとから気づいたのですが、検索キーワードは「Shopping center」ではなく「Gift shop」や「Souvenir shop」にするのが正解!実際、コナダウンタウンにはおしゃれなお土産屋さんがたくさんあったようです。

何年アメリカ住んでんの?
そんなわけで、アメリカ生活5年目とは思えない大失態を犯してハワイを締めくくってしまいました(笑)。
ハワイ島観光で気付いたこと|旅の前に知っておきたい2つのポイント

実際にハワイ島を訪れてみて、これからハワイ島を旅する方に向けて、私なりの気づきをシェアします。
ハワイ島はいつでも快晴とは限らない!午後は雨に注意
「ハワイ=常夏の楽園=晴天」というイメージがありますが、ハワイ島は一日の中で天気が大きく変わることもあります。
私が滞在した3日間は、深夜〜昼ごろまでは快晴、しかし午後〜夕方にかけてはスコールのような雨が毎日降っていました。
もちろんその日の気候や地域にもよると思いますが、ハワイ島はマウナケア山やキラウエア火山などの高低差も大きく、気候が局地的に変化しやすいのも特徴。
とくにマウナケア山頂に行きたい人は、乾季(6〜9月頃)がベストシーズンといわれていて、確かに私が行った5月は山頂は常に雲で覆われていました。
コナ空港は“南国仕様”すぎてちょっと不便?

コナ空港(KOA)は、屋根付きの野外ロビーが中心で、空調の効いた室内空間はほとんどありません。
搭乗前に空港でゆっくり…というよりは、「開放的だけど汗だくで待つ」スタイル(笑)。
出国ゲート前には一応レストラン(というかバー風のお店)が1ヶ所ありますが、選択肢が少なく、混雑もしやすいので、空港での食事や待ち時間の快適さは期待できません。
私は深夜便だったので搭乗1時間前からビールでも飲もうかと思っていたのですが、10時までやってるはずのレストランの椅子が全て撤去され、入ってくるなオーラ満載で諦めました(笑)。
早めに空港入りしてしまうと、空調なし&ベンチも少ないロビーで2時間待つことになり、暇つぶしもできず苦痛。
まとめ|ハワイ島の大自然とリゾートを満喫する3日間
ハワイ島には、火山や星空、ビーチ、コナコーヒー農園など、子どもから大人まで楽しめる自然スポットが満載。3日あれば、効率よく回ってしっかり満喫できます。
ハワイといえばワイキキビーチのあるオアフ島が定番ですが、自然が好きな方にはハワイ島のほうがおすすめ。溶岩や星空観測、広大な大地に触れられるのは、ハワイ島ならではの体験です。
特に、ハワイ島ならではの大自然のスケール感は、子連れ旅行でも心に残る特別な思い出になるはずです。
これからハワイ島を訪れる皆さんの旅が、素敵な体験にあふれたものになりますように!
では、また。

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