10年以上の海外駐在生活で後悔したこと3選|やっておけば良かった!

海外駐在生活の後悔トップ3

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こんにちは、みみたまボーイです。

アメリカ生活も早5年、そして台湾駐在も含めると、なんと海外駐在歴は10年超え!(継続中です…泣笑)人生の約4分の1を海外で過ごしてきました。

今回は、そんな私が振り返る「海外駐在生活で後悔したことトップ3」をお届けします。普段、後悔しないよう「思い立ったら即行動!」を心がけている私ですが、それでも「こうしておけば良かった!」と感じることがいくつかあります。

特に、子供の言語学習などは実際に経験してみて、もっと上手にできたはず…と思うことも多いです。

この記事では、これから海外駐在を始めるあなたが同じ後悔をしないよう、私の経験をシェアします!少しでも参考になれば嬉しいです。

では、早速いってみましょう!

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目次

海外駐在生活で感じた後悔の正体

駐在生活から生じる後悔を図示。

まずは、「海外駐在生活で感じる後悔」が、一般的な「後悔」とどう異なるのかを見てみましょう。

後悔はなぜ起こるのか?経験から学んだこと

海外駐在生活で特に大きな特徴は「期間が限られている」こと。

駐在員として海外に住む期間は通常5年前後と短く、人生全体で見るとほんの一瞬です。一見長く感じる5年も、実際に生活してみるとあっという間に過ぎ去ります。

この「限られた時間を有効活用できなかった」という思いが、後悔の原因の一つです。

また、もう一つの大きな要因は「挑戦しなかった」こと。例えば、「海外でやりたいこと」を後回しにしてしまい、気づけば帰任のタイミングが迫っていた、という話はよく耳にします。

人は何かに挑戦して失敗した場合、後悔することは少ないですが、挑戦しなかったことは後々まで後悔として残るものです。これがいわゆる「Life regret(人生の後悔)」

駐在生活では、何に挑戦するかを明確にし、行動に移すことが後悔を防ぐ第一歩と言えるでしょう。

駐在生活で見落としがちな優先順位とは

駐在生活で後悔を防ぐために重要なのが「優先順位の明確化」です。

駐在生活が始まると、多くの人は仕事に集中しすぎてしまいます。もちろん、駐在員としての役割を果たすことは大切ですが、自分の時間やプライベートを犠牲にしてしまうケースが少なくありません。

そして、帰任後に「仕事ばかりしていて、せっかくの海外生活を楽しめなかった…」と感じることになるのです。

駐在生活は、仕事だけではなく人生全体を広げるチャンスです。新しい文化を体験したり、家族と特別な時間を共有したり、旅行や趣味を通じて新たな発見をしたり。これらはすべて、限られた駐在期間中にしか得られない貴重な経験です。

仕事はもちろん重要ですが、あなたの人生の方が重要です。仕事より自分の人生を優先して海外駐在生活を送った方が、絶対に後悔は少ないですよ!

第3位:もっと自由に旅行するべきだった理由

自由気ままな旅
自由気ままな旅

海外駐在生活の醍醐味といえば、「旅行」。まるで海外旅行にタダで行けるような感覚ですよね(笑)。

私自身、台湾駐在時代には行きたかった場所を全て訪れることができずに後悔しています。その経験を踏まえ、アメリカ駐在では行きたい場所をリストアップし、計画的に旅行を楽しむようにしています。

限られた時間をどう活用するか

海外駐在の限られた時間を有効に使うには、まず「旅行計画」が鍵となります。具体的には以下のステップがおすすめです。

現地の連休を確認
赴任先の国の祝日や連休を調べましょう。これにより、年間で何回旅行ができるかの目安が立ちます。

行きたい場所をリストアップ
次に、「行きたい場所リスト」を作成。現地で生活をしていると、新たに魅力的な旅行先がどんどん出てきます。半年に一度はリストを見直し、旅行計画をアップデートしましょう。

旅行計画を立てて即予約
計画を立てたら、すぐに実行に移すのがポイントです。仕事のスケジュールを気にしすぎず、優先順位を「プライベート>仕事」に切り替えましょう。

ここでのポイントは「仕事を意識し過ぎない事」。やろうと思えば、仕事はどこでもできます。そして、駐在員は24時間臨戦態勢(笑)。仕事を気にしてたら、旅行なんて行けないですからね。

私、ハワイのダイヤモンドヘッド登山中に電話で仕事をしたり、ディズニーランドからオンライン会議に出たことがありますよ(笑)。

行きたい場所を後回しにした結果

私、台湾駐在時代、離島を全て制覇するという目標を立てましたが、1つだけ行けずに駐在期間が終了してしまいました。この「やり残し感」は今でも心に残っており、残りの人生でいつか取り戻したい後悔のひとつ。

この経験を活かし、現在のアメリカ駐在では、行きたい場所をできるだけ計画的に巡っています。それでもまだリストに残っている場所があるため、仕事を無視して奮闘中(笑)。

旅行に行けなかった後悔は、駐在期間を終えた後もずっと心に残ります。「あの時行っておけばよかった」と思う前に、行動に移しましょう。旅行の楽しさはもちろん、後悔を防ぐための重要な投資でもあります。

第2位:駐在初期の目標設定が人生を変える理由

目標設定の重要性
目標設定の重要性

駐在生活を成功させるためには、初期段階での「目標設定」が重要です。

私自身、中国語の習得目標が曖昧だったため、日常会話レベルで終わってしまい後悔が残っています。ここでは、駐在初期の目標設定がどのように人生を変えるのか、その理由と具体的な方法をお伝えします。

目標設定がもたらす「行動の指針」

駐在が決まったら、まずは「駐在期間中に達成したい目標」を書き出しましょう。

目標を紙やデジタルツールに書き出し、視覚化することで、駐在生活中の行動の指針となり、時間を無駄にするリスクを減らせます。

特に、目標は数値化するのがポイントです。

たとえば、私の場合、台湾駐在時代に中国語の目標を「日常会話ができるレベル」と曖昧に設定してしまったため、それ以上の成長がありませんでした。

一方、アメリカ駐在では「TOEICで950点以上」という明確な目標を掲げ、現在も努力を続けています。このように数値目標を設定することで、達成度を客観的に把握できます。

目標は欲張らず、一点突破

駐在生活は長いようで短いものです。初めはあれもこれもやりたくなるかもしれませんが、目標は1つか2つに絞るのがおすすめ。

欲張りすぎると、どれも中途半端になってしまう恐れがあります。

個人的に最もおすすめしたい目標は「言語習得」です。駐在生活中に現地の言語を習得することで、現地での生活が格段に充実し、仕事やプライベートにも大きなプラスになります。それに、せっかく異国に住んでいますしね!

また、帰国後のキャリア形成や転職活動でも有利になる点は言うまでもありません。たとえば、中国語なら「HSK6級合格」、英語なら「TOEFL100点」や「TOEIC950点」といった具体的な目標を掲げると良いでしょう。

第1位:子供の言語学習の重要性

オンライン英会話
オンライン英会話を受講している様子

私がアメリカ駐在で後悔している事の第1位は「子供の英語教育」。

もっと早くから、親も本気で取り組んでおくべきだった…と後悔しています。ここではその経験と教訓をシェアします。

子どもと年齢による言語学習の違い

台湾駐在時、子どもたちは幼稚園生活の中で自然と中国語を覚え、1年で日常会話ができるようになりました。この経験から、私、「子どもなら簡単に新しい言語を覚える」と過信していたんです。

アメリカ駐在初期、子どもたちは小学校1年生(息子)と4年生(娘)。同じように1年で英語を話せるようになるだろうと考えていましたが…

これが大きな間違い!

年齢が上がるにつれて、失敗を恐れたり、新しい環境で積極性を失ったり。結果、1年経っても子どもたちの英語力は鳴かず飛ばず。

慌てて本気で英語学習に取り組みましたが、「子どもは勝手に言語を覚える」という過信が、結果として子どもたちの学びを遅らせる原因になったのです。

駐在中の親の役割:成功と失敗から学ぶ

ここでは、私が駐在中に親として取り組んだこと、そして後悔していることを整理してみます。同じ過ちを繰り返さないように、これから駐在する方に役立てていただければ幸いです。

後悔していること:毎日のサポート不足

毎日30分は時間を取って、自分で子供に英語を教えようと思っています。

「親が直接教えた方が、子供も質問しやすいだろう」と思い始めた取り組みですが、駐在生活の忙しさに追われ、コンスタントに毎日は教えれていません。今でも、時間があれば教えるようにしていますが、毎日は継続できておらず。

とはいえ、やはりFace to Faceで教えた方が吸収が早い事は間違なく、親としてしっかりしたいところです。一方、周りの駐在員の中には家庭教師を雇っている人もおり、自分でできないなら、それも良い手法だなと感じています。

成功したこと:オンライン英会話の活用

オンライン英会話を毎日続けたことは効果的でした。

最初は、子どもが嫌がることもありましたが、英語力を高めるためには「楽しい」だけではダメで、子供が嫌がっても心を鬼にしてやらせる事も大事だと感じます。子どもたちは「海外で学校生活を送る」という特殊環境であり、「嫌ならやめてもOK」という余裕のある状況ではないので(笑)。

それに、我が家の場合、子供が英語に慣れるまではオンライン英会話を受講するのを嫌がったりと、すったもんだありましたが、英語力が上がり始めると学校生活にも良い影響を与えている事を実感できるようになってきたのか、積極的に受講するようになりました。

子供たちの学校生活の負担を少しでも和らげるためにも、英語学習は初期からもっと力を入れておけば良かったと実感しています。

まとめ

今回の記事では、私が「10年を超える駐在生活で感じている後悔」を書き出してみました。

長いようで短い駐在生活を充実したものにするためには、自分にとって最優先すべき目標を定め、まずは一歩踏み出すことが大切です。たとえば、子供と一緒に言語学習を始める、家族で目標を共有するなど。

日々の積み重ねが、自分自身や家族の将来の財産になります。

駐在生活は一度きりかもしれません。今できることに全力で取り組み、将来「駐在してよかった」と心から思える瞬間を増やしてください。

今日が人生で一番若い日です。皆さんの駐在生活が、後悔の少ない充実したものとなりますよう、心から願っています。では、また。

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