こんにちは、みみたまボーイです。
最近、出張が多くて年間100泊近くホテルに泊まっています。
同じように出張が多い人にとってホテル系のクレジットカードは非常に魅力だと思います。
会社のお金でポイントが貯まりますからね。
作らない手はない。
しかし、いざ作ろうと思うと悩むのは、どのホテルチェーンのクレジットカードを作るか。
多くの人は、2大ホテルチェーンのヒルトンかマリオットが第1選択肢になることでしょう。
しかし、この2つの内で、私は圧倒的にマリオットをおすすめ。
今回は私がマリオットをおすすめする理由を書いていきたいと思います。
では、いってみましょう。
マリオットとヒルトンの比較
そもそものホテルチェーンとして、マリオットとヒルトンを比較してみましょう。
どちらも大手ですが、比較してみると、明らかにマリオットの方がホテル数が多い事がわかります。
日本国内は圧倒的にマリオット
クレジットカード作成の主なメリットはポイント確保なので、漏れなくポイントをゲットするためには、ホテルがある確率が高い方がいいのは間違いありません。
多くのケースでマリオットのある街にはヒルトンもありますが、出張が多くなってきて感じるのは、「マリオットしかない街」もあるという事。
しかし、逆のケースは、ほぼありません。
そんなわけで、ホテル数(=ポイントの取り逃しリスク化)では、マリオットに軍配が上がります。
マリオット | ヒルトン | |
ホテルブランド数 | 30 | 18 |
ホテル数(世界) | 7000+ | 6000+ |
ホテル数(日本) | 76 | 23 |
クレジットカード、ポイントの比較
正直、マリオットもヒルトンも、どちらも素晴らしいクレジットカードがあります。
どっちも入会したいくらい
ただ、両方に入会できる余裕のある人も少ないでしょうから、カードの比較(アメリカ)をしてみましょう。
複数の種類のカードが発行されているので、ここではAmex, VISAの最上級カードの比較です。
マリオット | ヒルトン | |
カードの種類 | Amex, VISA | Amexのみ |
1ポイントの価値 | 0.8 cent | 0.5 cent |
会員資格 | 【Amex】プラチナ会員 -Room upgrade -朝食無料 -ラウンジ利用 | 【Amex】ダイヤモンド -Room upgrade -朝食無料 -ラウンジ利用 |
【VISA】シルバー会員 -Room upgrade | ||
年会費 | Amex:$650 VISA : $95 | Amex:$450 |
カードの種類
個人的にはVISAを発行できる点で、マリオットが大きくリードです。
アメリカで生活していて、Amexが使えない事はたまにありますが、VISAが使えない事はありません。
Amexを持つとすると、バックアップでVISAかMastercardを持っておかないと支払いできない事があります。
じつは、私は元々Amexのマリオットカードを持っていたのですが、妻から「AmexだとCostcoで使えない」と苦情が来た事もあり、VISAのマリオットに切り替えた経緯があります(あと、年会費が高かった)。
めんどくさがり屋なので、複数のクレジットカードを持っているのが嫌なんですよね。
一本化した方がポイントも溜まりやすいし
1ポイントの価値
1ポイントの価値は、マリオットの方が高いようです(Googleで検索した結果)。
とはいえ、マリオットにしても、ヒルトンにしても、無料宿泊に必要なポイントは変動制なので、どこのホテルにいつ泊るかによっても価値は変わってきます。
ただ、ポイントの使い勝手という意味では、マリオットだと思います。
マリオットにせよ、ヒルトンにせよ、ポイントを使用するのは「ポイント宿泊」、もしくは「航空会社のマイルに交換」だと思います。
この、「航空会社のマイルに交換」が圧倒的にマリオットの方がお得です。
交換できる航空会社の数、また、交換比率も圧倒的にマリオットに軍配が上がります。
まずは、マイルへの交換が可能な航空会社の数から確認してください。
- マリオット:39 airlines
- ヒルトン:26 airlines
次に、交換比率については、一例としてANAマイルへの交換を見てみましょう。
- 60,000マリオットポイント→25000マイル(60,000ポイント単位で交換する場合のボーナス含む)
- 10,000ヒルトンポイント→1,000マイル
ここが世界最大のホテルチェーンの強みでしょうか。
ちなみに、私はマリオットポイントをUnited航空のマイルに交換して家族でナイアガラまでタダで行ったことがあります。
なお、Unitedへの交換比率は2:1(60,000ポイントで30,000マイル)なので、ANAより更に高い交換比率でした。
ここはマリオットとヒルトンで明らかに差がある
マリオットのチタン会員になるとUnited航空の上級会員にもなれる
マリオットのチタン会員以上になると、ステータスマッチでUnited航空のプレミアムシルバー会員になれます。
じつは、私もチタン達成後、ステータスマッチでUnitedのプレミアムシルバーになりました。
優先チェックイン、優先搭乗など、これが意外と使えて、棚からぼた餅な感じで嬉しかったです。
会員資格
クレジットカード保有に伴う会員資格ですが、ここはマリオットとヒルトンで、ほぼ同じです。
- マリオットAmexの最上級クレジットカード:プラチナ会員
- マリオットVISAの最上級クレジットカード:シルバー会員
- ヒルトンAmexの最上級クレジットカード:ダイヤモンド会員
名称は違えど、マリオットのプラチナとヒルトンのダイヤモンドの特典はほぼ同じなので、そん色ないと思います。
唯一、マリオットのVISAだけシルバー会員ということで、朝食無料にならず、ラウンジへのアクセスも無いので、一段落ちです。
ただ、マリオットVISAは15泊の宿泊実績を付与してくれるので、1年で10泊すればゴールド、35泊できればプラチナ昇格です。
宿泊実績2倍キャンペーンとかもあるので、出張が多い人ならプラチナ到達は、じつはそれほど難しくありません。
実際、私もマリオットVISAですが、今年は既にチタン(プラチナより上)まで到達しています。
年会費
Amex、高いなー
というのが、正直な感想。
ヒルトンでも$450、マリオットは更に高く$650。
私はマリオットの$650を持っていた事があるのですが、年会費が高かったり、CostcoでAmexが使えなかったりという事で、VISAに切り替えました。
VISAは非常に良心的な値段です($95)。
コストパフォーマンスを考えると、「マリオットVISAが一番バランスがいい」というのが私の結論。
【Refer a friend】Mariott Bonvoy Credit Card-Chase (←カードを紹介できるのは1年5名まで。早い者勝ち。今年は残り3名!)
ヒルトンへのステータスマッチもできる
最後に、マリオットでステータスさえ確保しておけば、ヒルトンのステータスも得る方法がある事を書いておきます。
いわゆる、ステータスマッチ。
なんらかの理由でヒルトンに頻繁に泊まるような事態になり、ヒルトンのステータスが欲しくなる事もあり得ます。
そんな時、マリオットのゴールド会員以上なら、ヒルトンのゴールド(朝食無料)へステータスマッチできます。
更に90日以内に一定の条件をクリアするとダイヤモンド資格まで到達する事も可能。
そんなわけで、マリオットでゴールド以上の資格さえ確保しておけば、いつでもヒルトンに鞍替えできます(笑)。
まとめ
今回は、アメリカでホテル系クレジットカードを使う時に悩みそうな「マリオット」と「ヒルトン」について比較してみました。
ホテル数、ポイントの使い勝手から、私としては「マリオット」がおすすめです。
いったん、マリオットでステータスを確保しておけば、必要に応じてヒルトンへのステータスマッチもできるので、どっちかひとつを作るならマリオットでいいと思います。
では、また。
【Refer a friend】Mariott Bonvoy Credit Card-Chase(←カードを紹介できるのは1年5名まで。早い者勝ち。今年は残り2名!)
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