こんにちは、みみたまボーイです。
いつまで経ってもイマイチ慣れないアメリカのチップ文化。
普段は「郷に入っては郷に従え」ということで15~20%のチップをレストランで支払っています。
しかし、時にひどい接客を受ける事があります。
「注文を取りに来るのが明らかに遅い」、「注文と違うモノを持ってくる」、「チェックを全然持ってこない」など。
そんな時、「こんなサービスに通常のチップを払う必要あるのか!」と思う事があります。
てか、ゼロでいいだろ!
つい先日もレストランで酷いサービスを受け、チップ0で帰ってやろうかと思ったものの、結局15%で払ってしまったんです。
しかし、あまりに腹が立ったので、サービスが悪かった時のチップはいくらが適切なのか、周りのアメリカ人や現地のネット情報を探ってみました。
接客態度が悪い店員に出くわしたあなたの参考になれば幸いです!
では、いってみましょう。
サービスが悪かった時の最低のチップは8%
最初に「サービスが悪くても最低8%は渡せ」と聞いた時、
8%もやれるか!
と、思ったものです。
というか、今でもそう思います。
しかし、色々と事情があっての8%という事で、最近では「最低のサービスの時は8%」という基準で行動する事にしています。
アメリカのレストランの通常のチップ相場
まず、アメリカのレストランのチップ相場を考えてみましょう。
アメリカではウェイター、ウェイトレスに対する適切なチップ率は15%~18%です。
昔は15%くらいだった気がするのですが、最近18%が標準みたいな雰囲気が出てきました。
正直、「高すぎるだろ!」とは思いますが、そういう文化という事で個人でどうこうできるものでもありません。
でも、高いよねー
特に優れたサービスを受けた時は20%~22%とも言われています。
もう勘弁してください
ひどいサービスの時にチップを渋ったら…
ひどいサービスの時、ほんとうはゼロでいいんじゃないかと思ったりしますね。
せっかく、家族や友人とご飯を楽しみに行ったのに、ひどい接客を受けて台無しにされている訳なので。
1銭も払わんぞ!
とはいえ、本当にゼロで帰ると、店員がマジギレしてくるという話もあります。
あと、そういう店員は勝手にレシートに追記してくる事もあるので、ゼロは何かと危険です。
みみたまボーイは一回ムカついてチップの欄に1ドルと書いてみたのですが、クレジットカードの明細を見たら10ドルになっていました。
あとで”0”を書き足されてる!
「ふざけんなよ!」と更なる怒りが湧いてきましたが、そういう事もあります。
ひどくても8%は必要な理由
周りのアメリカ人に聞くと、ひどいサービスの時、チップをゼロにしたい気持ちを抑えて、「最低のチップを渡すなら8%くらいというのが、理性的に考えたリーズナブルな価格だろう」という事でした。
8%も払えるか!
という声が聞こえて気そうです。
確かに、私が聞いたアメリカ人の中にも「1ドルだな」と言ってる血気盛んな若者もいました。
ただ、人生経験豊富なマネージャーレベルに聞くと…
あいつらの税金はだいたい8%だ
ほう…
州によって違うのかもしれませんが、ウェイターやウェイトレスの税金を考えた時、彼らには8%の税金が課税されているとの事です。
「ひどいサービスをしたスタッフの税金なんか知るか!」とも思ったのですが、「さすがに税金分くらいは払ってやれ」という大人の意見に従って、みみたまボーイは「最低8%」にしました。
チップを減額する前に考えておく事
人間として成熟しているおじいちゃん曰く、「チップを減額する前に、減額するのが適切か一度考えろ」との事です。
例えば、「料理が出てくるのが遅かった」場合、そのスタッフの落ち度なのか、キッチンスタッフの落ち度なのか。
キッチンの問題だったら、ウェイターやウェイトレスへのチップ減額はフェアじゃないだろ
お前は仏か!
皿が汚かった場合も…
食洗器がきちんど動作しなかっただけかもしれないだろ
知らんわ!
とにかく、「減額するのは、その人のサービスが悪いことが明確な時だけにしろ」という事でした。
さすが、成熟した大人は言う事が違いますね。
現地アメリカ人によると、「あまりにも接客が悪い時はレストランのマネージャーを呼んで、きっちりクレームを付けた上でチップを減額した方が良い」という人もいましたが、正直、そこまでする気は起きないですね。
まとめ
今回は不幸にも、ひどい接客を受けた時の最低チップ額について書いてみました。
正直、ゼロにしてやりたい気持ちでしょうが、仏になったつもりで8%くらい渡すのがいいかもしれません。
では、また。
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