こんにちは、みみたまボーイです。
先日、日本出張でユナイテッド航空を利用しました。
機内での時間を有効活用しようと、機内Wi-Fiを使って溜まっていた仕事を片付けるぞ!と意気込んでいた私。乗り込むや否や、18ドル(高い!)のWi-Fiオプションを購入。
移動中も仕事をこなす、まさにサラリーマンの鏡!
カバさん仕事が遅いだけだろ!
ところが、最初の5分ほどは快調につながっていたWi-Fiが、突然ブチブチと途切れ始め、10分も経つと完全に沈黙。設定の問題かと思い、あれこれ試すも改善せず。
格闘すること30分…諦めました(笑)
「18ドルも払って、まったく使えないってどういうことだ!返金しろ!」と血圧が上がる私。しかし、「まあ会社が払うからいいか」とサラリーマンとして最低な発想で怒りを鎮める。
やることもなくなったので、しぶしぶ機内エンタメに切り替え。久々に日本映画でも見てみるか…と選んだ作品が、意外にも感動的。英語の映画では感じ取れない、微妙なニュアンスや空気感に心が動かされました。
ライオンさんやっぱり母国語っていいなぁ
そんなことをしみじみ感じたフライトになりました。
というわけで今回は、ユナイテッド航空の機内Wi-Fiが使えずブチ切れた話と、母国語の良さを再発見した話をお届けします。
それでは、早速いってみましょう!
ユナイテッド航空の機内Wi-Fiが全然つながらずブチ切れた件

まずは、Wi-Fi購入~ブチ切れまでの経緯をありのままに書いていきます。バリバリ仕事するつもりだったんです。最初はね…。
Wi-Fiに期待していた理由と購入の流れ
私がユナイテッド航空の機内Wi-Fiを使おうと思った理由は、単純に“機内が暇だから”。寝ようにも寝にくいし、普段から映画やTVをあまり見ない私にとって、機内エンタメはそこまで魅力的に感じません。
でも、機内って意外と仕事に集中できる環境なんですよね。誰にも邪魔されず、スマホも鳴らない。もちろん、機内食などで多少の中断はありますが、長距離フライトならまとまった作業時間を確保できます。
さらに、フライト後に溜まったメールを一気に処理するのが地味にしんどい。キャッチアップだけで数時間かかることもあるので、できれば移動中に少しでも片付けておきたい。
そんなわけで、事前に「機内でやる仕事リスト」を作成し、移動中も即レスできる体制を整えていた私。機内に乗り込み、当然のようにWi-Fiオプションを購入しようと画面を見ると…
ライオンさん18ドル!
「高っ!ユナイテッド、ぼったくりか!?」と思いつつ、「まあ会社の経費だし」と即ポチる私(笑)。
しかし、ここからが思わぬ事態に突入するのでした…。
実際に起きた接続トラブルの様子(スクショ付き)
ユナイテッド航空の機内Wi-Fiに接続し、まずはYahoo! JAPANでドジャースのワールドシリーズ第7戦の結果を検索する私。
ライオンさん勝ってた!二年連続、世界一!
延長戦を勝ち切ったドジャースの様子に歓喜する私。
カバさんし、仕事は…?
ここまでは、機内Wi-Fiは順調に動作していました。
そして、いよいよ仕事モードへ。メールを一通り読み終えた10分後…「あれ、繋がってない?」。仕事で使っているCopilotがまったく応答しなくなり、画面は沈黙。

困った私は、何度もパソコンを再起動。接続方法が悪いのか?設定ミスか?と試行錯誤。でも、さっきドジャースの結果は見れたしな…と、原因不明の不調にいぶかしむ私。
結局、何をしても改善せず。
ライオンさんふざけんなよ!18ドルも払って、何だこのざまは!
と一瞬キレるも、「まあ、自分のお金じゃないし」と最低な発想で早々に諦めた(笑)。
これにより、仕事へのやる気は完全に失われ、そこからは機内エンタメにどっぷり浸かる時間に。
カバさんお前、18ドルでドジャースの結果見ただけじゃねーか
Wi-Fiがつながらないときの対処法まとめ
機内Wi-Fiがつながらないときは、以下のような原因と対処法が考えられます。
- 機内モード+Wi-Fiオンの順で設定:まず機内モードをオンにし、その後Wi-Fiを個別にオンにするのが基本。
- 「unitedwifi.com」に直接アクセス:ブラウザでこのURLにアクセスしないと、接続が始まらない。
- Appleの「プライベートリレー」をオフ:Safariで接続できない場合、iCloudの設定でプライベートリレーをオフにすると改善するかも。
- ユナイテッド航空公式アプリを事前にインストール:接続やエンタメ利用がスムーズになります。
- 無料メッセージ機能だけ使うという割り切りもあり:iMessageやWhatsAppなどのテキスト通信は無料で使える場合あり。
より詳しい設定方法やトラブル対処法は、Unitedの公式リンクも参考になります(United Wi-Fi | ユナイテッド航空)。
久々に観た日本映画が心に沁みた話

続いては、Wi-Fiが繋がらず、しぶしぶ観た日本映画で、あらためて日本語の良さを実感した話です。
機内で観た日本映画の紹介(Showtime7/大きな玉ねぎの下で)
今回、私が機内で観た映画は「Showtime7」と「大きな玉ねぎの下で」の2本。
どちらも事前情報ゼロで、機内エンタメに並んでいたから何となく選んだだけという、完全なる直感チョイスです。
でも、久々に日本映画を観ると、やっぱりストレスなくスッと入ってくる感じが心地いいですね。言葉のニュアンスや空気感が自然に伝わってくるので、疲れているときでも無理なく楽しめます。
ちなみに、直前に「Mission: Impossible」も観たのですが、アクション系にも関わらず聞くのに疲れた(笑)。
どちらも面白かったので、ネタバレにならない程度に、ざっくりとあらすじをご紹介します。U-Nextなどの動画配信サービスとかで見ることもできるようです。
- Showtime7:元人気キャスターが、ラジオ番組の生放送中に爆弾犯からの電話を受け、テレビ復帰を賭けて犯人との生中継交渉に挑むサスペンス。リアルタイムで進行する極限の駆け引きが、全国に拡散されていく。
- 大きな玉ねぎの下で:昼と夜で働く時間が異なる男女が、店に置かれたノートを通じて交流を深め、顔も知らないまま日本武道館で会う約束をするラブストーリー。令和と平成、2つの時代の文通恋愛が交錯し、静かな奇跡が起こる。
英語映画では感じにくい母国語のニュアンス
今回、日本映画を久々に観てみて、「やっぱり時代背景や文化的な文脈を知っていないと、深くは理解できないな」と改めて感じました。
たとえば『大きな玉ねぎの下で』の場合、“大きな玉ねぎ”が日本武道館を指していることを知らないと、タイトルの意味すらピンときません。さらに、タイトル自体が1980年代に流行した爆風スランプの楽曲と絡められているという背景も、知っていなければ気づけないポイントです。
でも、こうした文脈を知っていれば、作品の理解が一段深まるし、「ああ、そういうことか」と腑に落ちる瞬間があるんですよね。
たとえば、もしアメリカ映画で『A Whole New World』というタイトルの作品があったとして、私たちが即座に「アラジンの曲名と絡めてるんだな」と気づけるか?と言われると、ちょっと難しいかもしれません。
また、言葉にしない表情や間で伝えるような場面も、文化を共有しているからこそ自然に理解できるということもあります。日本語の微妙な言い回しや、空気感のようなものは、やはり母国語ならではのもの。
サスペンス映画などでは、展開が早いため、日本語なら目を閉じていても状況がすっと入ってくることもありますが、英語だとどうしても視覚に頼る部分が多く、無駄に疲れるんですよね…。
海外生活で母国語コンテンツが心に響く理由
海外生活をしていると、日々のコミュニケーションは当然ながら英語中心。仕事も買い物も、ちょっとした雑談も、すべて“第二言語”でこなす毎日です。
そんな中で、ふとした瞬間に触れる母国語のコンテンツ——映画、音楽、ラジオ、YouTube、ブログ——は、まるで**「脳が深呼吸している」ような感覚**になります。
特に映画やドラマは、言葉のニュアンスや文化的な空気感が自然に伝わり、感情に直接訴えかけてくるものがあるんですよね。今回の機内での映画体験も、まさにそんな瞬間でした。
おもしろいもので、海外生活が長くなるほど、母国語のありがたみをじわじわと実感するようになります。
まとめ|Wi-Fiはダメだったけど、得たものもあった
今回は、ユナイテッド航空の機内Wi-Fiがまったく使い物にならず、憤慨していた私が、母国語の心地よさに癒された話でした。
英語のコンテンツだと、どうしても「理解しよう」とする意識が先に立ち、リラックスして楽しむという感覚が薄れがち。頭の中で翻訳しながら、気づけば“鑑賞”ではなく“作業”になっていることもあります。
そんな中で、日本映画や母国語のコンテンツに触れられた今回の旅は、思いがけない収穫となりました。
たまには、母国語の動画で何も考えずに号泣してみるのも、悪くないかもしれません。
では、また。




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