こんにちは、みみたまボーイです。
アメリカ生活も早くも5年目。さて、皆さんは「ラッセン火山国立公園」をご存じでしょうか?
カリフォルニア州北部の山間部にひっそりと佇むこの国立公園は、冬季には公園内道路が閉鎖されるアクセスの悪さもあり、訪問者数はあのヨセミテやグランドキャニオンの“十分の一以下”。まさに、知る人ぞ知るマイナー国立公園と言えるでしょう。
そんなラッセンに、私、なぜか2度も行ってしまいました(笑)。

お前、正気か!
確かに有名国立公園ほどのインパクトはありません。
しかし、火山が創り出した荒々しい景観、湖に映る雄大なラッセンの姿、硫黄の香りに包まれながら歩くバンパスヘル、ボコボコ音が鳴り響くサルファーワークス。
こじんまりとした中に地球の息づかいを感じる…そんな雰囲気が私は好きです。
というわけで今回は、ラッセン火山国立公園の“地熱地帯を歩いた”リアル体験をたっぷりご紹介します!
それでは、早速いってみましょう!
ラッセン火山国立公園ってどんなとこ?
まずは、私が2回も訪れてしまった“地熱地帯ラッセン”の概要をご紹介します。
- カリフォルニア州北部に位置する、今も活動を続ける火山地帯
- 世界でも珍しい「4種類すべての火山タイプ」が見られる地質の博物館的存在
- 年間訪問者数は約35万人と少なめで、静かな自然を味わえる穴場国立公園
- 冬季には道路が閉鎖されるため、訪問には季節の確認が必須
- 地熱地帯バンパスヘルや硫黄香るサルファーワークスなど、“地球の息づかい”を体感できるスポット多数
ちょうど息子は小学校で4種類の火山タイプを勉強したらしく、ラッセンを見て「Lava Dome」型だね!と言ってきましたが、私には何のことだかさっぱりでした(笑)。
体験して感じた!ラッセン火山国立公園の見どころ
この章では、私が実際に訪れて感じた「ラッセン」のリアル感想を忖度なく書いていきます。
澄んだ空気に雄々しく佇むラッセン、地面から湧き出す熱気、そしてちょっと残念なところも……すべてひっくるめてご紹介します。
バンパスヘルトレイル — 地球の鼓動と硫黄臭に包まれた2時間

まず言っておきます。ラッセン火山国立公園といえば、バンパスヘル。
「ラッセンで一ヶ所だけおすすめするとしたら?」と聞かれれば、迷わずここです。
- 距離:往復3マイル(1時間半~2時間)
- 難易度:穏やかで子供も安心
- その他:7月でも残雪あり
トレイルヘッドから望むラッセンの雄姿と、それを鏡のように映す透明な湖 ― Lake Helen。スタート地点でいきなりテンションが最高潮に達します。

道中は歩きやすく、Brokeoff Volcanoなど雄大なラッセンの山々が視界いっぱいに広がります。開放感がすごく、何度も立ち止まっては深呼吸したくなる。

しばらく進むと、鼻をつく独特の硫黄臭が漂い始め…見えました、バンパスヘル!
白煙があちこちから立ち昇る、不思議な地熱地帯。イエローストーンほどの派手さはないけれど、思わず「おぉ…」と声が漏れる唯一無二の景色です。


まさにアメリカの大涌谷!

くろたまご作りたい!
地面からボコボコと音を立てて噴き出す蒸気、色が変わった地表、「落ちたら死ぬぞ!」と言わんばかりの木の道…目の前に広がるのはまさに“地球が生きている”光景。
Bumpass Hellの臨場感溢れる動画はこちら
バンパスヘルを満喫したあとは、同じ道を戻ります。距離は短いし高低差も少ないのに、不思議と家族はみなぐったり。標高が高くて空気が薄いからでしょうか。思った以上に身体に効く2時間でした。
サルファーワークス|地底からボコボコ湧き上がる泥

サルファーワークスは、火山地帯「バンパスヘル」のすぐ近くに位置する地熱スポットです。
バンパスヘルは高温の泥が激しく噴き出していて危険すぎて(?)間近では見ることができませんが、サルファーワークスでは、手が届きそうなほどの距離で泥がボコボコと湧き出す様子を安全に観察できます。
とめどなく沸き上がる泥の様子↓
とめどなく泥が湧き出るサルファ-ワークスの動画はこちら
サルファ-ワークスは道路沿いにありアクセス抜群。所要時間は10分ほどですが、地球の鼓動を感じるような迫力体験ができる、立ち寄る価値のある場所です。
Lassen Peak Trail〜Kings Creek|歩けなかったけれど、また来たい静かな場所

いくつか、行きたかったけど行けなかった場所も紹介します。
- Lassen Peak Trail:ラッセンの頂上へ!
- Kings creek:静かなラッセン
- Manzanita Lake:カヤックなど湖のアクティビティ
Lassen Peak Trailは、ラッセン火山を間近に感じられる人気トレイル。
今回は家族の体力が持たなさそうだったので登ることはできませんでしたが、トレイルヘッドで撮影した写真だけでも十分に雄大さが伝わってきました。

次回は登ってみたい…!

また、行く気か!?
また、Kings creekは派手な地熱地帯や火山の景観とはまた違う、“静かなラッセン”を味わえる場所。広がる草原とゆるやかに流れる小川が心を落ち着けてくれます。
最後に、ラッセンのManzanita Lakeなどはカヤックなどが楽しめるため、アクティブ派にもおすすめ。
ラッセン訪問前に知っておきたい事ーアクセスと季節の注意点

ラッセン火山国立公園はカリフォルニア州北部に位置する自然豊かな場所で、高山植物や火山地形、静かな湖などが魅力。
しかし、年間を通していつでも気軽にアクセスできるわけではありません。
公園へのアクセス方法
公園の入り口は主に南側のKohm Yah-mah-nee Visitor Center(レディングから約1時間半)と、北側のManzanita Lake付近の2ヶ所。
夏季(6月〜10月頃)は園内道路(Highway 89)が全線開通。一方、冬季(11月〜5月頃)は積雪により道路が閉鎖されるため、車でアクセスできるのは南側のVisitor Center周辺のみとなります。
通信環境はほぼ“圏外”
アメリカ国立公園”あるある”ですが、ラッセンも携帯の電波がほぼ届きません。WifiもVisitor Center以外では期待できないので、地図などは事前ダウンロードしておくと安心です。
トレイルは油断禁物
バンパスヘルのトレイルは容易とはいえ、酸素が薄いので油断は禁物。水分はしっかり持参しましょう。また、天候の急変にも備えましょう。
あとは、バンパスヘルなどの地熱エリアは高温で危険なので、子供が遊歩道から落ちないように注意しましょう。
まとめ|ラッセンで自然と向き合う
ラッセン火山国立公園は、バンパスヘルのような火山の力強さと、Kings Creekのような静けさが同居する、夏しか訪れることができない秘境。
有名国立公園ほどの派手さはないけれど、だからこそ味わえる「地球との距離の近さ」。大自然に包まれながら、自分自身と向き合う時間を過ごせる場所なのかもしれません。
この記事を通して、少しでもラッセンの魅力が伝わっていたら嬉しいです。
それでは、また。

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