こんにちは、みみたまボーイです。
アメリカ旅行の定番といえば、やっぱりラスベガス。私も駐在生活の中で何度も訪れてきましたが、今回はその中でも特に濃かった 「2泊3日でラスベガスを遊び尽くした旅」 をご紹介します。
それにしても、眠らない街ラスベガス。何度行っても新しい刺激がある面白い街です。
今回は、話題の Sphere、アート体験型施設 Area15、そして完全自動運転車 Zoox と、これまで行ったことのなかった最新スポットを中心に巡ってきました。
もちろん、定番の シルクドソレイユ『O』 も鑑賞。そして、これまた定番ですが、最後はカジノで見事に散ってきました(笑)!
「2泊3日でどこまで楽しめるの?」
「SphereやZooxって実際どうなの?」
そんな疑問を持つ方に、リアルな体験談として役立つ内容になっているはずです。
それでは、2泊3日のラスベガス制覇の旅へ、早速いってみましょう!
2泊3日の旅程(ざっくり全体像)

まずは、2泊3日で巡ったラスベガスの旅の概要をご紹介します。
- Luxorホテル到着
- カジノ 一回戦
- Sphereでオズの魔法使いを鑑賞
- Area 15体験
- Zoox乗車
- シルクドソレイユ「O」を鑑賞
- カジノ 最後の戦い
- アメリカ格安航空会社で帰路につく
旅の様子(詳細レポート)
ざっくり旅の流れを把握したところで、いよいよここからは本編。
1日目から順番に、ラスベガスを遊び尽くした旅の詳細をお届けします。
1日目|Luxor到着とカジノ初戦

今回の滞在で選んだホテルは、ラスベガスでもひときわ目を引くピラミッド型の 「Luxor(ルクソール)ホテル」。
本当は「O」が上演されるベラッジオに泊まる案もあったのですが、到着前にLuxorを見た息子が「ナニコレ、めっちゃ面白そう!」と大興奮。そんな一言で、今回の宿はLuxorに決定。
実際に到着してみると、想像以上に巨大なピラミッドが目の前にドーン。入口にはスフィンクスまで鎮座していて、まさに“エジプト”。

街中にこんなものを本気で作ってしまうラスベガスのクレイジーさを改めて感じます。
Luxorホテルは外観こそインパクト抜群ですが、建物自体はやや古め。
特に特徴的なのが、ピラミッドの形状ゆえに エレベーターが斜めに動く こと。これがなかなかの振動で、乗り合わせた人たちが「揺れるね…」と口々に言っていました(笑)。さらに、宿泊者数のわりにエレベーターの数が少なく、待ち時間が長い。

部屋にはバスタブがあり快適でしたが、窓が斜めになっているため、夜にお風呂に入ると夜景の代わりに 自分の全身が窓に反射して映るスペシャルな演出あり。

チェックイン後は、せっかくなのでそのまま カジノへ突撃。事前に調べていたカジノ必勝法を実践するもいきなり100ドルを超える損失を出してしまいました…。
2日目|Sphere・Area15・Zoox・Oを一気に制覇
続いて、観光がメインの2日目をご覧ください。
Sphereで『オズの魔法使い』を体験|圧巻の映像ショー

2日目の最初に訪れたのが、ラスベガスで今もっとも話題の 「Sphere」。
外観のインパクトだけで「ナニコレ?」と興味を引かれ、調べてみるとちょうど 『オズの魔法使い(The Wizard of Oz)』 が上映されているとのこと。
正直、私はこれまでオズの魔法使いをちゃんと読んだことがなかったのですが、妻は内容を知っていて乗り気。さすがに完全初見は厳しいと思い、事前にYouTubeの5分解説動画で軽く予習してから向かいました。
Sphereに到着すると、想像以上に巨大な球体が目の前に現れます。

ライオンさん存在感がすごい
上映が始まると、シーンに合わせて風が吹いたり、枯れ葉が舞ったりと、まさに 体験型の4Dショー。映像の没入感は圧倒的で、スクリーンというより“世界に包まれている”感覚に近いです。
ちなみに私たちは後方席でしたが、Sphereはほぼ360°スクリーンなので全く問題なし。

ただし、英語のセリフはかなり早め。私はほぼ聞き取れず(情けない…)、事前にYouTubeで予習していなかったら完全に置いていかれていたと思います(笑)。
Area15に行ってみた|最新スポットだけど正直微妙だった話

Sphereの後はラスベガスの最新スポットと話題のArea 15へ。
雑誌やSNSでもよく取り上げられているので期待して行ってみたのですが……正直、我が家には 「まあまあ微妙」 という感想でした。
確かに、施設内には体験型アトラクションがいくつもあり、雰囲気は近未来的で面白いです。ただ、遊園地のように“これをやりたい!”と思える決定打があるかというと、そこまででもなく。
例えば、カート系アトラクション(画面を見ながら動く、ゲームセンターの進化版のようなもの)もありましたが、「これ、ラスベガスでわざわざやる必要ある?」というのが正直なところ。
さらに、1日券は 1人あたり約200ドル とかなり強気の価格設定(入場するだけならタダ)。
腹をくくって丸一日遊ぶつもりならアリかもしれませんが、“ラスベガスでやるべきこと”という感じはあまりしない のが率直な感想です。
ただ、ここでひとつだけ嬉しい発見が。
なんと Area15とLuxorホテルは、どちらも完全自動運転車Zooxの乗降場所 になっていることが判明!
ライオンさんこれは乗るしかない!
完全自動運転車Zooxに乗車|未来の可能性を感じる

ラスベガスで試験導入されている完全自動運転車「Zoox」。
私自身、完全自動運転車に乗るのは今回が人生初。せっかくArea15の近くに乗降場所があったので、アプリを起動して予約してみることにしました。
すると、表示された待ち時間は 45分。
ライオンさん長いな!
まだ試験運用中ということもあり、稼働台数が少ないのかもしれません。ただ、その代わり 料金は無料。これは乗るしかありません。
45分待ってようやく乗車してみると、その走りのスムーズさに驚きました。発進・停止・カーブのどれもが自然で、むしろ 人間が運転するより安全なのでは? と感じるほど。
疲れや不注意による事故が起きないことを考えると、これは本当にゲームチェンジャーになり得ます。
ラスベガスのような大都市で実際に安全に走っている姿を見ると、「自動運転車が当たり前になる日も近い」 と実感し、未来の社会に思いをはせる素晴らしいライド体験になりました。

シルクドソレイユ『O』鑑賞|ラスベガス定番ショーの迫力

2日目の締めくくりは、ラスベガスの定番ショーとして長年愛されている シルクドソレイユ『O(オー)』。噴水ショーで有名なホテル ベラッジオ の専用シアターで上演されています。
せっかくなので、Luxorからラスベガス・ストリップを歩いてベラッジオへ向かうことに。到着すると、ちょうど噴水ショーが始まっており、観光客で大賑わい。

噴水を横目に見つつ、そのまま館内の 「Oシアター」 へ向かいます。
ショーが始まると、まさに圧巻。水中から飛び出すダイバー、空中ブランコ、アクロバット、幻想的な照明…。「これぞラスベガスのショー!」 と言いたくなる完成度で、娘も終始感動していました。

一方で、息子は途中でトイレに行きたくなるというハプニング。しかし、あまりの盛り上がりで客席を抜けるタイミングが見つからず、かなり困っていました(笑)。
ライオンさん先に行っとけ!
3日目|最後のカジノ勝負と帰路へ

2日目の観光で疲れ切った体を癒すべく、朝9時くらいまでゆっくりと眠る家族。
そんな家族を横目に、私はというと、初日のカジノの負けを取り返すべく、ひとり静かに “最後の大勝負” に向かっていました。
初日は、事前に調べた“カジノ必勝法”を試したにもかかわらず見事に撃沈。そこで3日目は、反省を踏まえて少しアレンジを加えた戦略で挑戦してみることに。
結果は…… 40ドルの大勝利!
「よし、これで気持ちよく帰れる」と、完全勝利の余韻に浸りながらオレゴン行きの飛行機に乗り込みました。
カバさんいや、トータルでは負けてるから!

ラスベガス旅行のポイント+近郊スポット

ラスベガス旅行のポイント
ラスベガス旅行を楽しむなら、やはりショーとカジノをメインに据えるのが満足感を高めるコツです。
まずショーについてですが、ラスベガスには世界的に有名な歌手や劇団の公演が常にラインナップされています。
私が訪れた11月はクリスマスシーズンということもあり、マライア・キャリーのショーが街中で大々的に宣伝されていました。以前来たときには、同僚が「好きなアーティストのショーがちょうどやっている!」と興奮してチケットを取っていたことも。
普段はなかなか見られない世界的スターのショーに気軽にアクセスできる。これこそラスベガスの大きな魅力です。
また、ラスベガスはカジノ収益があるため、ホテル料金が比較的リーズナブルなのも嬉しいポイント。ベラッジオのような有名ホテルでも、時期によっては 1泊200ドル前後 で泊まれることがあります。
さらに、主要なショーはストリップ沿いのホテルに集中しているため、街並みを楽しみながら徒歩で移動することも可能です。ただし、歩道橋が多くアップダウンが激しいのは注意点ですね。
ライオンさんまあまあ疲れる
時間があれば寄ってみたい近郊スポット
じつはラスベガスはグランドキャニオンにも近いなど、少し足を延ばせばアメリカの大自然を楽しむこともできます。
- Valley of Fire : 車で1時間の絶景州立公園
- Death Valley National Park:北米最高気温を叩き出した「死の谷」の異世界風景
- Area 51:UFO伝説が息づく、謎とロマンの聖地
- Zion National Park:グランドキャニオンより近い、圧倒的なレッドロックの巨岩壁
- Grand Canyon National Park:死ぬまでに一度は行きたい“原始の地球”
まとめ|2泊3日でもラスベガスは十分楽しめる
今回は2泊3日の短い旅でしたが、ラスベガスはやはり“濃い街”でした。
Sphereの圧倒的な映像体験、Area15の最新スポット、未来を感じるZoox、そして定番ショー『O』。街を歩けば巨大ホテルが立ち並び、昼夜問わずエンターテインメントが溢れている。
まさに「人間の欲望が全部詰まった街」の面目躍如といったところでしょうか。
また、時間があれば近郊の国立公園や絶景スポットに足を伸ばすのもおすすめ。
私も次に来る時は、今回行けなかったショーやスポットを巡りつつ、ラスベガスの“新しい顔”をまた見つけたいと思います。
この記事が、これからラスベガスを訪れる方の参考になれば嬉しいです。
それでは、また。



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