大自然の宝庫!オリンピック国立公園のおすすめトレイル&見どころ

Olympic National Parkの看板

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こんにちは、みみたまボーイです。

今回は、アメリカ・ワシントン州にある絶景スポット「オリンピック国立公園(Olympic National Park)」をご紹介します!私が住むオレゴン州のすぐ北にあり、週末旅行やロングバケーションにもぴったりの場所です。

ちなみに最初に名前を聞いたとき、「オリンピック」と聞いて近代五輪と何か関係があるのかな?と思いましたが…実は全く関係ありません(笑)

オリンピック半島にある国立公園というだけなんですね。

そしてその「オリンピック半島」の名前は、ギリシャ神話の神々が住むとされる「オリンポス山」にちなんで名付けられたという、ちょっと神秘的な背景もあります。

そんなオリンピック国立公園は、温帯雨林・山岳・海岸線という3つの異なる自然環境を楽しめる、アメリカでもかなり珍しい国立公園

苔むす森、透明な湖、迫力の滝、太平洋に面した海岸、そして天然温泉まであるという、まさに自然のテーマパークのような場所なんです。

この記事では、

  • 人気&穴場トレイル情報
  • 家族でも楽しめるスポット
  • 公園周辺の観光やアクティビティ

など、オリンピック国立公園の魅力をぎゅっと凝縮してお届けします。

それでは、早速いってみましょう!

目次

オリンピック国立公園の基本情報・アクセス・ベストシーズン

オリンピック国立公園の場所やアクセス、ベストシーズンを図解。

まずは、オリンピック国立公園を訪れる前に知っておきたい基本情報をまとめました。

アクセス方法やおすすめのシーズンもあわせてご紹介します。

オリンピック国立公園の基本情報とアクセス方法

オリンピック国立公園(Olympic National Park)は、アメリカ・ワシントン州の北西部にある「オリンピック半島」全体を含む広大な国立公園

その面積は約3,700平方キロメートル。海・山・森が一体となった珍しい地形で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

目的にもよりますが、シアトルから有名なハリケーンリッジまで車で3時間。シアトルからフェリーでPuget Sound(ピュージェット湾)を渡り、車でオリンピック半島へ入る事もできるが、こちらもフェリー入れて3時間。

ライオンさん

ボチボチ遠い

もちろん、目的地次第なので事前に行きたいスポットを決めてルートを選びましょう。

ベストシーズンは?おすすめの時期と注意点

オリンピック国立公園のベストシーズンは、6月〜9月の夏季。

この時期は比較的降水量が少なく、気候も安定しています。ハイキングやキャンプ、ドライブなどアウトドア全般に最適です。その他のシーズンは以下の通り。

  • 春(4〜5月):雪解け水により滝の水量が増し、迫力満点。ただし、雨が多く足元がぬかるむことがあるため、防水の靴やレインウェアが必須です。
  • 秋(10月前後):紅葉や人の少ない静けさを楽しめる穴場シーズン。ただし、気温が下がり、日が短くなります。
  • 冬(11〜3月): 高地では積雪があり、ハリケーン・リッジなどは閉鎖されることも。スノーシューやクロスカントリースキーなど冬の楽しみ方もありますが、通行止め情報には要注意です。

オリンピック国立公園の絶景トレイル&スポット

オリンピック国立公園には、初心者から上級者まで楽しめる多彩なトレイルと絶景スポットが点在。

ここでは、実際に私が歩いた体験をもとに、特におすすめしたいトレイルと見どころを紹介します。

苔むす森と滝を楽しむ「Sol Duc Falls トレイル」の魅力

SolDuck Trailの看板

オリンピック国立公園を訪れるとき、最初に迷うのが「どのトレイルを選ぶか」ということではないでしょうか?

広大な公園内には無数のトレイルがあり、有名なのは以下のような場所です。

  • Sol Duc Falls トレイル
  • Hoh Rain Forest トレイル
  • Hurricane Ridge トレイル

中でも私が最もおすすめしたいのが「Sol Duc Falls トレイル」です。

なぜSol Duc Falls トレイルがおすすめ?

苔むす原生林を気軽に楽しめる
 オリンピック国立公園といえば、やはり「苔の森」。その幻想的な雰囲気を短時間で味わえるのがSol Ducです。

滝・苔・原生林…見どころが凝縮!
 全長わずか1.6マイル(約2.6km)と短めながら、迫力あるSol Duc Falls(滝)や、苔むした木々に囲まれた神秘的な森など、見どころ満載。

子連れにもやさしいルート
 我が家の子どもでも楽々歩けた、アップダウンの少ないトレイル。家族連れや初心者にもぴったりです。

近くに天然温泉(Sol Duc Hot Springs)も!
 ハイキングの後は、日帰り入浴も可能な天然温泉でリラックス。日本人にはたまりません。

なお、Hoh Rain Forest トレイルは有名ですが、距離が長めで子連れには少しハード(ガチ勢には良いかも:笑)。Hurricane Ridgeは山の絶景が広がるものの、苔の森感が足りない…。そんなわけで、Sol Ducトレイルがお薦め。

子連れで歩いたSol Ducトレイルの様子

実際に我が子と一緒に歩いたSol Ducトレイルの様子をご紹介します。

全長1.6マイル(往復約1時間)、高低差も小さく、ジブリの映画に出てくる森のようで子供たちもテンションが上がっていました。

入り口から湿度十分。苔が茂る環境が整っています。

Sol Duc Falllsトレイルの入り口

朽ちた木を完全に覆う苔。森全体がまるで別世界のようです。苔の厚みがすごい。

朽ちた木を完全に覆う苔

そしてトレイルのハイライト、Sol Duc Fallsに到着!
複数の流れが轟音とともに落ちる滝は、動画よりもずっと迫力があります。

苔の森だけじゃない!絶景が広がるオリンピック国立公園の海岸線スポット

オリンピック国立公園といえば「苔むす森」が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、実は海岸線も見逃せない絶景スポットです。

荒々しい波が打ち寄せるオリンピック国立公園の海岸線は、まるで自然が生み出した芸術作品。美しいビーチがいくつもあります。

代表的なお薦めビーチ
  • Second Beach(セカンド・ビーチ):干潮時に現れるタイドプール(潮だまり)には小さな海の生き物たちが。子連れにもぴったり。
  • Ruby Beach(ルビー・ビーチ):赤みがかった小石と夕陽が織りなす幻想的な景色。サンセット撮影の人気スポット
  • Rialto Beach(リアルト・ビーチ):ダイナミックな流木と黒い砂浜、打ち寄せる波の迫力。ワイルドな自然美を体感できるおすすめのビーチです。

流木の絶景!Rialto Beachの様子

Railto Beachの看板

今回は、私たち家族が実際に訪れて感動した「Rialto Beach(リアルト・ビーチ)」の様子をご紹介します。

目の前に広がる巨大な流木の山。

海岸線にこれでもかと打ち上げられた流木

子どもと比べるとこのサイズ感!

打ち上げられた巨大流木と子供


視界の先には、雄大な太平洋。

オリンピック半島から望む太平洋

オリンピック国立公園周辺のアクティビティ

オリンピック国立公園を満喫したら、その周辺にも足を伸ばしてみましょう。

海を越える異国体験や、子どもが大興奮するアクティビティが待っています。

ポートエンジェルスからカナダへ!気軽に国境を越える旅

カナダ、ビクトリアの街並み

オリンピック半島北部にある港町ポートエンジェルス(Port Angeles)からは、なんとカナダ・ビクトリア(Victoria)行きのフェリーが出ています。

車ごと乗り込むことができ、アメリカからフェリーで国境越えというちょっと珍しい旅が楽しめます。

ビクトリアってどんなとこ?

ビクトリアは、かつてのイギリス植民地時代の面影を残すヨーロッパ風の美しい街。「花の都」とも呼ばれ、四季折々のガーデンや海辺の景観が魅力です。

珍しく、うちの妻が「もう一回行きたい」と言っていました。

ビクトリアの見どころ一例
  • インナーハーバー周辺:歴史ある州議事堂や博物館が立ち並び、港町らしい景色が広がります
  • フェアモント・エンプレスホテル:英国式アフタヌーンティーで優雅な時間を
  • ブッチャート・ガーデン(Butchart Gardens):900種以上の花が咲く庭園はまさに絵画のよう
  • ホエールウォッチング:シャチやクジラに出会えるチャンスも

シカに囲まれるスリル体験!Olympic Game Farm

Olympic Game Farmで車が巨大なシカに囲まれている写真。

オリンピック半島北部にある「Olympic Game Farm」は、車で野生動物に接近できるドライブスルー型サファリパーク

ここは、アメリカで体験した中でもダントツに“危険(?)”な場所です(笑)。

端的に言うと、餌を求める巨大なシカが車を囲み、身動きが取れなくなります。そして、シカは車の窓に顔を押し付けたり、ボンネットを舐め回してきたり…もちろん、車はべちょべちょに。

こども、大興奮、間違いなしです(笑)。

まとめ|オリンピック国立公園は「森・山・海」がそろった自然の宝庫

オリンピック国立公園は、苔むす原生林・氷河をいただく山々・荒々しい海岸線と、ひとつの公園とは思えないほど多様な自然に出会える場所です。

さらに、周辺にはカナダへフェリーで日帰り旅ができたり、野生動物とふれあえるサファリ体験ができたりと、アクティビティも充実。

限られた日数でも十分に楽しめるので、シアトル周辺からの家族旅行や週末旅行で行ってみてはいかがでしょうか?

では、また。

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